by 編集部・中野 2022.01.26
愛犬といろいろな場所へ行って、旅行を楽しみたい飼い主さんは多いはず。最近、愛犬と一緒に客室内に行ける飛行機もでてはきましたが、まだまだ主流ではありませんし、ハードルが高いですよね。そんな飼い主さんにお知らせしたいフェリーという選択肢! 関西から九州までフェリーで訪れる船旅をレポートします!
今回の取材班を紹介!
今回の取材班は、シェルティのシンディとメロディです。普段から、車でいろいろなところへお出かけを楽しんでいるふたり。今までで一番の遠出です!
いざ!フェリーに乗船!
まずは乗船手続き
フェリーへは車ごと乗船します。出航の90分前までに乗船手続きが必要です。
手続き時には、ワクチン接種証明書の提示や、誓約書の提出、ペットケージの大きさなどを申告します。
▶ペット乗船時のルールはこちら
乗船後は、車には戻れないので、部屋の中で必要なものはこのタイミングでまとめておくのがおすすめです。特に、愛犬用のフードやトイレシーツなどは忘れないように気を付けたいです。人間用のものは船内に売店などもありますが、犬用のものはそうもいきません。愛犬用のグッズは一式まとめておくなどして、準備万端で臨みましょう。
乗船前に、芝生のお散歩広場でリフレッシュを
フェリー乗り場には、芝生のお散歩ひろばが用意されています。ここでしっかり愛犬の気分をリフレッシュさせてあげるのがおすすめです。
大阪から志布志(鹿児島)行きの航路はおよそ15時間と少々長めですし、天候によっては揺れることも。乗船前に、愛犬をしっかり遊ばせて体力を発散させておくことや、乗り物酔いしやすい子は酔い止めの薬を用意するなどの準備をしておくと安心です。
愛犬と一緒に過ごせるウィズペットルームにチェックイン
係員の方の指示に従って、車ごとフェリーに乗船したら、お部屋へ移動です。ペットの乗船時のルールは部屋の外では愛犬の全身を覆うことができるタイプのペットケージにいれることです。 ペット連れ以外の方も大勢いますので、周りへの配慮は忘れずに移動するようにしましょう!
ウィズペットルームでは、部屋の中で自由に愛犬と一緒に過ごすことができます。 ペット用のトイレマットやお皿が用意されています。わが子のトイレ事情に合わせて、ペットシーツは多めに持参したり、マナーパンツなども用意しておくと安心です。
ペットケージルームも
ウィズペットルームの他に、愛犬を預けられるペットケージルームもあります。面会時間(※航路により異なります)であれば何度でも愛犬に会いに行くことができます。
船内にはドッグランも
大阪⇔志布志(鹿児島)航路ではドッグランがあります。ウィズペットルームのすぐそばなので、気分転換に連れていくのがおすすめです。もちろんペットケージルームの宿泊者も利用可能です。
食事はレストランでバイキング!
食事はバイキング形式です。レストランに愛犬は入れないので、お部屋で留守番です。ケージに入れるなどして、愛犬が落ち着く環境を用意しましょう。
ちなみに、愛犬用の食事はいつものフードを持参するようにしましょう。
船旅ならではの景色を楽しむ♪
デッキからは、船旅ならではの海と空の景色を楽しめます。 ここには愛犬は入れないので、家族で交代するなどして景色を楽しみにくるのがおすすめです。
九州に上陸!
九州には、犬と行ける温泉宿やペット同伴可のカフェなどがあり、楽しみ方は無限大です。
私たちは九州最大級のドッグランがあるという湯布院ガーデンホテルに泊まり、楽しむことにしました。
湯布院ガーデンホテルへ
湯布院ガーデンホテルは、九州最大級のドッグランがあるだけでなく、浴室まで愛犬と行ける貸切風呂があるなど犬連れにもやさしく快適に過ごせる空間でした。
宿から湯布院までは車で10分程度です。湯布院の温泉街には、お土産屋さんや食べ歩きできるお店が並ぶ通りもあるので、愛犬と行くのにも楽しくておすすめです。
九州で宿泊先選びに迷ったら以下サイトも参考にしてみてくださいね。
▶宿泊施設選びの参考に
帰りは、大分⇔神戸航路で戻ります。ペットの乗船ルール、手続きは行きと同様です。大分港には、ドッグランが用意されています。神戸⇔大分航路の船内にはドックランの設置はありませんので、乗船前にしっかり愛犬をリフレッシュさせてあげるのがおすすめです。
愛犬とゆったりと船旅を
愛犬と今までにない景色を楽しんだり、新鮮な思い出作りができる船旅。「愛犬と遠出したい、でも飛行機の貨物室には抵抗がある」そんな飼い主様は愛犬とゆったり過ごす船旅をしてみてはいかがでしょうか。