金運アップに、受験のお守りに!知っておきたい縁起の良いどうぶつたち

by 佐藤華奈子 2024.12.25

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お祝いや勝負事で源を担ぎたいとき、また日常に少しでもいいことがあるようにと飾ったりお守りにしたりする縁起物。どうぶつにも、昔から縁起がいいといわれるものがいます。身近などうぶつたちの中から、ぜひ知っておきたい縁起が良いといわれる仲間たちを紹介します。

犬は「安産」「子孫繁栄」「邪気を払う」

※第4期アンバサダー:ロイちゃん

犬は多産であることから「安産」の象徴で、仔犬がすくすくと育つ様子から「子孫繁栄」のご利益があるといわれてきました。「戌(いぬ)の日」に安産祈願をしたり、妊婦さんが腹帯をまいたりすることはよく知られていますね。子どもの健やかな成長を祈る郷土玩具「犬張子」も有名で、生まれた赤ちゃんに親族が贈ったり、お宮参りにお守りとして身につけたりされています。また神社の狛犬(こまいぬ)で知られるように、邪気を払う、魔除けになるとも信じられてきました。

猫は毛色や模様で諸説あり!

※第4期アンバサダー:こまるちゃん

猫も古くから縁起が良い、魔除けになるどうぶつといわれてきました。特に三毛猫は縁起がいいとされ、希少な三毛猫の男の子は航海のお守りとして船に乗せられることもあったといいます。毛色にも意味があり、白は福を招く、黒は厄除け、茶は無病息災などとされ、それを併せ持つ三毛猫は特に縁起が良いと信じられていたようです。もちろん、単色でもそれぞれの意味で大切にされてきました。黒猫はよく不運の象徴といわれますが、これは欧米の魔女の使いというイメージが伝わり広まったものです。日本では黒猫はもともと厄除け・魔除けのご利益があると信じられていました。
また、ハチワレ模様の猫は末広がりの「八」があるため、幸運が続く猫とされています。かぎしっぽの猫もしっぽで幸運を引っ掛けるといわれ、世界中で幸運の猫となっています。

うさぎは「子孫繁栄」「運気上昇」

※第4期アンバサダー:パクちゃん

多産で繁殖力が高いうさぎは「子孫繁栄」「安産」の象徴とされてきました。また跳躍力があることから「運気上昇」のご利益があるとも。卯年にはうさぎが跳ぶ姿にあやかって株価が跳ね上がるともいわれるほどです。また逃げ足が速いことから、災いを避けるともいわれています。日本だけでなく、世界中のあらゆる国や文化圏で繁栄や生命力の象徴となり、幸福を呼ぶと信じられています。

ネズミは「子孫繁栄」

※第4期アンバサダー:すまいるちゃん

ネズミも古代中国から幸福をもたらす縁起の良いどうぶつとされてきました。火事や自然災害の前にいっせいに移動することから、予知能力がある神聖などうぶつと考えられたようです。七福神のひとり、大黒天の使者としても知られています。ネズミも多産なことから、子孫繁栄の象徴でもあります。

ハリネズミは「幸せを運ぶ」

※第4期アンバサダー:マーチちゃん

ハリネズミは日本の野生にはいませんが、ヨーロッパでは庭や公園に現れる身近な存在。しかも見かけると幸運に恵まれるといわれ親しまれています。虫を食べることから、植物を食い荒らす虫を駆除してくれる庭の番人とされ、ハリネズミが住み着いた家は幸せになるとも。針に幸福を載せて運ぶともいわれ、アクセサリーのモチーフとしても高い人気があります。

ヘビは「不老不死」「金運上昇」

※第4期アンバサダー:みかんちゃん

2025年の干支でもあるヘビ。巳年にちなんで「財が身につく」ともいわれ、金運上昇につながる縁起のいいどうぶつとされています。脱皮をするので「復活」や「再生」のイメージから「不老不死」の象徴でもあり、豊穣の神、天候をつかさどる神として信仰の対象にもなっています。長い間食べなくても生きられることから、神聖な神の使いともいわれてきました。特に白ヘビは珍しいこともあり、見るだけで運気が上がる、金運が良くなるとも。抜け殻を財布に入れると金運が良くなる、ともいわれますね。これはヘビが使える七福神のひとり、弁財天に由来するそうです。

カメは「長寿」「金運上昇」

※第4期アンバサダー:ポポちゃん

古代中国でカメは仙人の使いとされ、長寿の象徴とされていました。これが日本にも伝わり、古くから鶴と並んで長寿を意味する吉祥のどうぶつとされています。長寿だけでなく、甲羅が小判に似ていることから金運を招くことでも知られています。神社のおみくじに入っていることもある「福銭亀」をお財布に入れると、金運アップのご利益があるともいわれています。

トカゲは「幸運」

※第4期アンバサダー:紅葉ちゃん

トカゲは日本では幸運の象徴で、見かけると運気が上がるといわれています。特にヤモリは、漢字で「家守」と書くように家を守るとされ、ヤモリがいる家は繁栄すると信じられてきました。世界のほかの国でも同様に、ヤモリが来る家は幸せになるとされています。またトカゲは神の使いでもあり、神社で遭遇すると、神様に歓迎されている証ともいわれています。

カエルは「仕事運上昇」

カエルは古くから幸運を運ぶ神の使いとされてきました。「幸せをむかえる」「無事にかえる」「若がえる」「お金がかえる」などの語呂合わせからも、縁起が良いとされています。また高く跳ねる姿や前にしか跳ばないことから、仕事運の上昇や出世の象徴でもあります。また鳴き声が届くことから想いが届くということで、恋愛運を上げるとも。日本だけでなく世界中で幸福を運ぶとされ、豊穣や雨、子孫繁栄の神として崇めている国もあります。

フクロウは「商売繁盛」「知恵の象徴」

※第4期アンバサダー:きなこちゃん・もなかちゃん

フクロウも世界中で幸運の鳥とされています。夜目が利き、首がよく回るフクロウは「見通しが良い」「お金に困らない」というイメージから商売繁盛の縁起物となっています。「不苦労」「福来郎」などの当て字から苦労をしない、福が来る、とも。また世界がよく見えているということで、知恵の象徴にもなっています。フクロウの置物を置くと学業成就のご利益があるともいわれています。

金魚は「金運上昇」と「魔除け」

金魚は豊かさ、幸福の象徴。中でも赤い金魚は魔除けになり、病気や災いを防いでくれるといわれてきました。日本では赤や朱色には魔除けの効果があると信じられていたことからきているようです。中国では金魚は金運上昇のシンボルとされています。中国語でお金が余ることを意味する「金余」と金魚の発音が似ていることからきているそうです。一度にたくさんの卵を産むことから子宝や安産の象徴でもあります。

まとめ

縁起が良いといわれる身近などうぶつたちを紹介しました。家や庭に入ってくることで、幸せを運ぶ、運気が上がるといわれるどうぶつも見られます。どうぶつが集まって幸せに暮らせる環境がある家は、それだけで幸福で、運気が良い家といえるのかもしれません。地球規模で考えても、たくさんのどうぶつの仲間と共に生きられることは、幸福なことでしょう。縁起の良いどうぶつにあやかりつつ、ほかのどうぶつたちも大切に共存していきたいですね。

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