2025.03.14

2025年3月15日から国立科学博物館にて開催される特別展『古代DNA―日本人のきた道―』の入場チケットを5組10名様にプレゼントするスペシャルキャンペーンを開催中です!
ぜひご応募ください!
▶応募方法はこちら
特別展『古代DNA―日本人のきた道―』とは
遺跡から発掘された古代の人々の骨に残るごく僅かなDNAを解読し、人類の足跡をたどる古代DNA研究。
近年では技術の発展とともに飛躍的な進化を遂げ、ホモ・サピエンスの歩んできた道のりが従来想像されていたよりもはるかに複雑であったことが分かってきました。
本展では、日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などによって、最新の研究で見えてきた遥かなる日本人のきた道と、集団の歴史が語る未来へのメッセージを伝えます。
章構成
第1章|最初の日本人―ゲノムから見た旧石器時代の人々
第2章|日本の基層集団―縄文時代の人と社会
第3章|日本人の源流―さまざまな弥生人とその社会
第4章|国家形成期の日本―古墳時代を生きた人々
トピック イヌのきた道
トピック イエネコの歴史
第5章|南の島の人々―琉球列島集団の形成史
第6章|北の大地の人々―縄文人がアイヌになるまで
本展のトピック「イエネコの歴史」について、当社グループ社員が監修を担当
本展では、古くから人類と関わりが深いイヌやイエネコの渡来の歴史や暮らしぶりにも迫ります。
この「イエネコの歴史」については、当社グループ社員が監修を担当いたしました。
トピック「イエネコの歴史」
イエネコはイヌとならび古くから人と関わりが深い動物であり、世界中でイエネコに関する多数の歴史資料が見つかっています。
日本には、稲作の伝来が始まった弥生時代に持ち込まれたという説がありますが、近年のDNAを用いた分析では、現代に生きる日本猫の多くは、より最近の平安時代前後に持ち込まれたネコを祖先とすることが分かってきました。
本展示では、イエネコがいつ日本に持ち込まれ、日本人とどのように暮らしてきたかを最新のDNA研究から迫ります。
ネコにまつわる展示物(一例):古墳時代のネコ?の足跡

古墳時代の後期にあたる兵庫県姫路市の見野6号墳で出土した須恵器には、動物の足跡が残されていました。この足跡の肉球の位置や形、爪の跡を詳細に分析したところ、イヌやタヌキなどの他の動物ではなく、イエネコの特徴を示す足跡であったため、この足跡はイエネコのものではないかと考えられています。
監修者:松本 悠貴

アニコム先進医療研究所株式会社の研究員。麻布大学データサイエンスセンター特任准教授を兼任。専門は動物遺伝学。
物心ついた頃から猫と暮らしいて、猫歴は30年以上。愛猫はアメリカン・ショートヘアーと和猫の2頭。
【主な研究実績】
Chromosome-scale assembly with improved annotation provides insights into breed-wide genomic structure and diversity in domestic cats
Matsumoto et al. Journal of Advanced Research, 2024A de novo nonsense variant in the DMD gene associated with X‐linked dystrophin‐deficient muscular dystrophy in a cat
Yokoyama, Matsumoto et al. Journal of Veterinary Internal Medicine, 2024Genetic relationships and inbreeding levels among geographically distant populations of Felis catus from Japan and the United States
Matsumoto et al. Genomics, 2020
特別展『古代DNA―日本人のきた道―』チケットプレゼントキャンペーン詳細
本展の開催を記念して、クイズに正解した人の中から抽選で5組10名様に入場チケットをプレゼントするキャンペーンを開催します!
応募期間
2025年3月14日(金)~3月28日(金)
応募方法
クイズの答えをInstagram・X・WEBのうち、お好きな方法でお答えください。
【Instagramの場合】
アニコム公式Instagramのキャンペーン投稿に答えをコメントしてください。
【Xの場合】
アニコム公式Xのキャンペーン投稿に答えをコメントしてください。
【WEB応募の場合】
専用フォームからご応募ください。
注意事項
キャンペーンへの参加は国内在住の方に限ります。
非公開アカウントは抽選対象外となりますのでご注意ください。
当選された方には、2025年4月上旬にDM(WEB応募の場合はメール)でお知らせします。
特別展『古代DNA―日本人のきた道―』詳細
展示会名:特別展「古代DNA―日本人のきた道―」
https://ancientdna2025.jp/会期:2025年3月15日(土)~6月15日(日)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)
※ただし毎週土曜日、4月27日(日)~5月6日(火・休)は19時まで延長(入場は18時30分まで)。
※常設展示は4月26日(土)~5月6日(火・休)は18時閉館(入場は17時30分まで)。それ以外の期間、常設展示は17時閉館(入場は16時30分まで)。休館日:月曜日、5月7日(水)
※ただし3月31日(月)、4月28日(月)、5月5日(月・祝)、6月9日(月)は開館。
※会期・開館時間・休館日等は変更になる場合がございます。入場料(税込):一般・大学生|当日券 2,100円、小・中・高校生|当日券 600円
※公式オンラインチケット(ART PASS)、各種プレイガイドなどで販売。詳細は展覧会公式サイトで。
※未就学児は無料。
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。 ※学生証、各種証明書をお持ちの方は、入場の際にご提示ください。