ミーアキャット飼育日誌(14) もしかして病気かも(み~たん)

2018.07.26

ミーアキャットに限らず、ペットの健康管理は飼い主さんの大切な役割。み~たんの飼い主は今回、そのことを実感されたようで…。いったいみ~たんに何が起こったのでしょう?


病気にさせてしまったかも…

「み~たんを糖尿病にさせてしまったかもしれない」


最近、み~たんにいくつか気になる症状が見受けられ、私の心には暗雲が立ち込めていました。


毎食のメニューにサツマイモ

み~たんは、幼い頃からお腹の調子を崩しやすい子でした。私はそれがずっと気がかりで、手探りでお腹に良さそうな食材を探し続け、やっと見つけたのがサツマイモ。サツマイモの効果はてきめんで、あっという間にみ~たんのお腹の調子は整い、コンスタントに理想的な状態のウンチをしてくれるようになったのです。


とはいえ、基本的に食餌はタンパク質メインのミーアキャットに、サツマイモのような糖質を日々与えることで糖尿病にならないか気にはなっていましたが、サツマイモのGI値※が比較的低めだったこと、動物園でもリンゴやバナナのような甘い果物を与えていることから、「サツマイモも与え過ぎなければ大丈夫だろう」と考えたのです。


そして、どの程度が”与え過ぎ”なのかを知らないまま、朝晩のごはんメニューに親指の先くらいの量のサツマイモを加えたのでした。


※GI値:グリセミックインデックス。炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードを現した数値。GI値の低い食品は、血糖値が急激に上がるのを抑える効果が期待できるといわれ、逆にGI値の高い食品は血糖値を急激に上げてしまうといわれている。


オシッコ問題発生

それから約1年後、み~たんにいくつか気になる行動が現れてきました。


まず、以前より飲水量が増え、オシッコの色が薄くなりました。しかし、当時お水を給水器ではなくお皿であげるようにしたので、お水が飲みやすくなったからだろうと思っていました。


しかし、次第に自分がしたオシッコを飲むようになっしまったのです。これには私もドキッとしました。尿中に排泄されたブドウ糖の甘い匂いに惹かれている可能性があります。しかも、膀胱にあまりオシッコが溜まっていないにも関わらず、飲尿したいがために頑張ってオシッコする様子すら見受けられるのです。


こうして、私の中のみ~たん糖尿病疑惑は、徐々に確信へと変わっていきました。


検査してみました

そこで、本件を獣医さんに相談したところ、ミーアキャットの血糖値の正常値がわからないので明確な診断はできないが、尿検査用試験紙を使って尿にブドウ糖が出ているかをチェックしてはどうか、と試験紙をくださいました。そこで、帰宅後にみ~たんがオシッコをするのを待ち構え、そのオシッコに試験紙をつけて待つこと30秒。運命の結果は、なんと陰性!ブドウ糖は出ていませんでした。


とはいえ、人では糖尿病でも尿糖が出ない人もいるので、まったく安心はできませんし、み~たんに気になる行動が続いている以上、今後も原因を探し続ける必要があります。サツマイモは暫しお預け。まだまだ気は抜けません。


すべては飼い主の双肩に

残念ながら、ミーアキャット用の総合栄養食は販売されていませんので、飼い主は野生下のミーアキャットの食性を理解したうえで、そこから必要であろう栄養要求量を推測し、食餌メニューを構成しなければなりません。


また、ペットショップからお迎えする時には、それまでペットショップで与えていたフードをお勧めされると思いますが、それが本当にその子に適しているかはご自身で慎重に判断されることをお勧めします。(ちなみに、み~たんをペットショップからお迎えした時に勧められたフードは、み~たんには適していないものでした。)


エキゾチックアニマルの生態は、わからないことだらけ。


しかし、確実に言えるのは、“You are what you eat”(あなたはあなたの食べたものでできている)ということ。つまり、これを家庭どうぶつに置き換えて言うと、“ペットは飼い主が与えた食べ物でできている”のです。


今、皆さんが家庭どうぶつに与えている食餌は、その子にとって、本当に安心で安全で健康的なものですか?その子がこの先も健康でいるために望ましいものですか?


どうか皆さんの愛する家族が、末永く健康でありますように!


ミーアキャットの飼育日誌 ~鼻ずぼの日々~

「鼻ずぼ」とは、ミーアキャットが飼い主に対して行う鼻と鼻とのふれあいのこと。ミーアキャットとの暮らしの一コマを、お役立ち情報と共に掲載しています。
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