2018.05.26
あたたかくなるこれからの時期は、おでかけが楽しい季節ですよね。でも同時に気になるのが、ノミ・ダニやフィラリアなどの問題。
今回は、気になるミーアキャットの寄生虫対策にスポットを当てます。
お散歩の季節♪
アリスとクレア(チワワ)が大好きなお散歩の季節がやってきました。さっそく自転車で近くの公園へレッツゴー♪
公園にはお花や新緑がいっぱい!アリスは土を掘り堀りしたり、お花の匂いを嗅いだり公園散歩を満喫しています。
でもこの季節、外にはそろそろ蚊がでてきます。アリスとクレアも蚊に刺されてしまうかもしれません。
蚊といえば、ワンちゃんは蚊によってうつるフィラリア症の予防をすることが一般的ですが、ミーアキャットの場合はどうすればいいのでしょう?
そもそも、フィラリア症って?
フィラリア症は、フィラリアの一種である犬糸状虫(Dirofilaria immitis)が原因の寄生虫感染症です。
数十年前はワンちゃんの死亡原因の多くが、フィラリア症だったと言われています。犬糸状虫は蚊によって運ばれ、吸血によって他のどうぶつにうつされるため、蚊の活動する季節にはフィラリア予防が必要です。
もちろんチワワのクレアは5月からフィラリア予防を始めていますが、一緒にお散歩するアリスは予防が必要なのでしょうか?
犬以外のどうぶつもフィラリアに感染する
犬糸状虫は、犬だけでなく猫やフェレット、ミーアキャットやフェネックにも感染することがわかってきました。
ミーアキャットは感染時の症状などまだわからない部分が多いのですが、猫やフェレットなどは犬と違って少数のフィラリアの寄生で突然死などが発生することが知られています。
ミーアキャットも、散歩に出たり家にも蚊が入るなど、蚊に刺される可能性が高いので予防が必要だと考えられています。
フィラリア予防薬をつけてもらった!
アリスは毎日お散歩に行くので、フィラリアの予防について動物病院の先生に相談をしに行きました。
ミーアキャット専用のフィラリアの予防薬はないので、予防をするなら、犬猫用の適用外使用であることや、ワンちゃんが投薬前に行う血液検査は、犬以外のどうぶつについては感染確認がしにくいことなど、先生から説明をうけました。
いろいろな注意点を教えていただき、納得した上で予防薬をつけてもらうことにしました。
首筋に薬液を垂らすだけのスポットタイプのお薬です。先生がおっしゃるにはアリスの住んでいる関東地方は、ワンちゃんやネコちゃんと同じように5月から12月まではフィラリア予防が必要で、また、このスポットタイプのお薬はノミの予防も同時にできるとのこと。
アリスとクレアは健康チェックも兼ねて、毎月病院にいって予防薬を付けてもらうことにしました。
先生に毎月みてもらって予防もできれば、これからも2頭でずっと安心してお散歩ができるね♪
らんぷさん
アリスちゃんとクレアちゃんがくっ付いて仲良くしているお写真をいつも楽しみにしています!アリスちゃん、予防薬を付けてもらって、毎日お散歩出来るなんて幸せなコですね!