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ミーアキャット飼育日誌(2)子守り(み~たん)

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ミーアキャット飼育日誌(2)子守り(み~たん)

ミーアキャットの飼育日誌 「~鼻ずぼの日々~」。「鼻ずぼ」とは、ミーアキャットが飼い主に対して行う鼻と鼻とのふれあいのこと。ミーアキャットとの暮らしの一コマを、お役立ち情報と共に掲載しています。

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子守が得意です

み~たんは、子守りが得意です。と言っても、子守りをする相手は、2匹のネズミのぬいぐるみ。


み~たんのベッドには常に2匹のネズミのぬいぐるみがいて、いつも一緒に寝ています。先日、新調した春夏用ベッドに少しでも早く慣れてもらおうと、み~たんの臭いが染みついたネズミのぬいぐるみを中に入れてあげたところ、こちらの思惑通り、警戒することなく中に入っていってくれました。そして、いそいそと始めたのが子守りです。




野生ミーアキャットの子育て分業


野生のミーアキャットは群れで暮らしており、優位オスと優位メスからなる一組の夫婦が群れのトップに就きます。繁殖活動はこの一組の夫婦のみに許されており、群れの他のメンバーは基本的に繁殖活動ができません。優位オスと優位メスの間に生まれた子どもに対する育児は、母親の代わりに母乳を与える役、保育士として子守りを行う役、獲物の捕り方の教育を行う役など、群れの仲間が役割分担をしながら行います。


巣穴の外は、縄張りを拡大しようとする他の群れや天敵が行き交う危険な世界。群れは獲物を捕りに毎日出掛けていきますが、小さい子どもは獲物の捕り方が覚えられるくらいに育つまで、子守り係と一緒に群れの巣穴周辺で留守番です。群れの仲間が食事から戻るまで、子守り係は腹ペコのまま、敵を警戒して見張りを行いつつ、遊びたい盛りの子どもたちの面倒を1頭で見なければなりません。


出典元:沓掛展之「家族内の葛藤:ミーアキャットにおける協同繁殖」

横浜ズーラシア動物園HP

我が家でも分業しようね

我が家のみ~たんが育メンなのは、きっとミーアキャットのDNAに刻まれた習性でしょう。これまでみ~たんに幾つもぬいぐるみを与えてきましたが、この水色のネズミのぬいぐるみがみ~たんの子守りスイッチをオンにしたようです。昼間はネズミのぬいぐるみをベッドにかくまい、時々様子を見にベッドに戻っては、無事を確認します。時には危険を察知して、ぬいぐるみを咥えてベッドから外へ運び出してくることも。その甲斐甲斐しいことといったらありません。


ふと気付いてみると、その日は私が傍にいるのをいいことに、見張りを私に任せてみ~たんはネズミのぬいぐるみと一緒に仲良くお昼寝中。


暫し私が見張り係をしてあげるから、安心しておやすみ、み~たん。




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