ミーアキャット飼育日誌(36)逃亡の思い出  ~ミーアの脱走防止策~

2020.09.24

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手術後、アリスは順調に回復して以前どおりに元気いっぱい。
今日はアリスが、家から逃げてしまった時の体験談とその後の脱走防止策の話です。

家から逃げた!

ミーアキャット

現在は5歳のアリスですが、1歳になる前の好奇心旺盛な時期(上の写真の時期)に、マンションの部屋から逃げてしまったことがあります。アリスママが外出時にベランダの窓をしっかりと締めていなかったので、その隙間からベランダへ抜け出し、隣の部屋のベランダまで行ってしまったのでした。

運よく保護された!

ミーアキャット

人懐こかったのも幸いして、運よく隣の部屋の住人の方に保護され、管理人室に預けられたアリス。管理人さんからすぐに連絡の電話が入りました。アリスをお迎えした時に、写真付きの飼育の届けを提出していたので、管理人さんはすぐアリスの身元が分かったようです。
捕獲してくれた方はアリスを洗濯ネットにいれて捕まえてくれたようです。アリスママが迎えに行くと、洗濯ネットに入れられたアリスは管理人室でさらに段ボールに入れられて、ガリガリと箱を引っかき騒がしくしていました。
逃げたのが、マンションの外ではなくベランダだったことと、逃げてから割と短時間で保護されたのは不幸中の幸いです。部屋に帰ってからアリスはいつもどおり元気でした。

脱走防止の対策を!

ミーアキャット

運よくケガもなく優しい方に保護されたからよかったものの、ベランダをよじ登って階下に落ちたり、大きいネズミなどと間違えられて殴られたりしていたら大変なことでした。また、真夏で部屋に帰ってくることができなければ、熱中症になっていたかもしれません。
アリスママは二度とアリスが逃げないように、脱走防止の対策をとることにしました。

玄関・ベランダに防御の柵を

脱走予防の柵

ケージ飼いのミーアさんは留守中にケージのカギを厳重に締めておけば安心なのですが、アリスには、小さい時からケージなしの自由行動をさせているので、今から閉じ込めることは難しいだろうとケージについてはあきらめました。

ベランダの隣の部屋との隙間には、高い柵を設置。
玄関にも人の赤ちゃん用に使うドア付きのフェンスとペットフェンスを二重で設置しました。
ミーアキャットは高いところまで登ってしまうため(参照:ミーアキャット飼育日誌(17) ミーアは高いところがお好き?)、高さの低い柵やペットフェンスではなく、ある程度高さがある柵でないといけません。

逃走防止は重要です。

ミーアキャットと犬と猫

ペットの逃走防止は、迷子や事故の防止という観点からもとても大事なことであり、動物愛護法にも飼い主の義務として定められています。
災害の場合は柵や扉などが壊れてしまう可能性もありますから、そんな万が一の場合も想定して、マイクロチップを装着・登録したり、首輪に連絡先を書いておくことなども必要ですね。
アリスママもアリスの逃亡の失敗を反省して、その後は戸締りにはとても気を付けています。皆さんも飼育環境を是非チェックしてみてくださいね。

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