どうぶつとの適切な距離をとろう ~動物愛護週間 啓発活動レポ~

2018.10.31

アニコムには、有志社員による「PAW(Project Animal Welfare)」というプロジェクトチームがあります。「どうぶつを幸せにしたい!」「殺処分ゼロを目指したい!」という想いから、動物愛護や動物福祉にかかる活動を実施していますが、その一環として9月19日(水)、JR浦和駅で動物愛護週間啓発活動を行いました。


ひとくちに「動物愛護」といってもさまざまな切り口があるため、毎年テーマをしぼって実施していますが、今回みなさんにぜひ知っていただきたいという想いから決定したテーマは「どうぶつとの適切な距離を理解する」。


大切な家族といえど、ペットとの過度なふれあいは、感染症にかかってしまうリスクが伴います。ペットも人も幸せでいるために、守るべきものは何か。この企画では、イベント当日の模様をご紹介しつつ、「適切な距離」の大切さについて考えてみたいと思います。


9月19日、浦和駅でイベントを開催しました!

埼玉県保健医療部生活衛生課の職員の方々とともに毎年実施しているこのイベントも、2013年のスタートから今年で6回目。


彩の国動物愛護推進員の方々や横浜商科大学の学生さんにもご参加いただいたほか、埼玉県のマスコット「コバトン」までかけつけてくれ、総勢28名でノベルティ2,000部を配りながら、私たちの活動の主旨や、どうぶつたちについてお話ししました。


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同時に、今回のテーマに沿ったアンケートも実施。ペットとのふれあい方について聞いてみました。


約150名にアンケート!「ペットとこんなことしていませんか?」

このアンケートでは、ペットの飼育経験のある方を対象に、「ついついこんなことしていませんか?」という以下の3つの項目について、あてはまるものを聞いてみました(複数回答可)。


  • A.ペットとのふれあいの後、手を洗わずに食事をしている(40.1%)

  • B.ペットに顔をなめられたり、キスしたりするスキンシップを取ることがある(53.1%)

  • C.ペットと同じ食器を使うことがある(4.1%)


顔をなめられたり、キスをするという方は5割を超えていました。実際にお話を聞くなかで、「気をつけてはいるんだけど、ついついね…」といいながらシールを貼る方もいらっしゃいました。可愛い可愛いわが子同然のペットですから、筆者も気持ちはとてもよくわかりますが、ここはグッとガマンのしどころですね…。


「その経験あるある!」という方、読者のみなさんのなかにもいらっしゃるのではないですか?


人とどうぶつに「共通感染症」があること、知っていますか?

今年のテーマである「どうぶつとの適切な距離を理解する」には、人とどうぶつの共通感染症(以下 「共通感染症」)を防ぎたい、という想いが込められています。


愛おしいペットとのスキンシップも、度がすぎると共通感染症のリスクが生まれます。環境省の『人と動物の共通感染症に関するガイドライン』のなかでも、共通感染症の伝播に対する対策として、ペットとの過剰なふれあいを控えることが、もっとも有効な手段であるとしています。


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また、ペットから感染した病気が重症化し、命を落とすケースなども国内外で報告されています。


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大切に想うからこそ、適切な距離を理解する

共通感染症は、「ペットの生活環境を清潔に保つ」「過剰なスキンシップを避ける」「手洗いを徹底する」など、心がけ次第で感染のリスクを軽減することができます。お互いに健康で、より長く一緒にいられるように、適切な距離を理解したうえでふれあうようにしましょう。


どうぶつを大切に想うからこそ、リスクを認識することも非常に重要です。まずは知り、考えてみるきっかけになれるよう、アニコムはこれからも、どうぶつに関連したさまざまな啓発活動を続けていきます。

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