【何かしたい人必見】家族のいない犬と猫のためのクラファンがある

by 編集部 2022.02.28

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日本獣医生命科学大学が行っているクラウドファンディング「家族のいない犬と猫を幸せにするプロジェクト」をご存じでしょうか。
この記事では、様々な事情から家族がいない犬猫たちがいること、そして彼らのために私たちができることをご紹介します。


昔から、犬や猫は「産業・使役動物」として、人と支え合いながら暮らしてきました。そして今、犬や猫は「家族」として愛され、私たち人にとっての活力となり、心の安定をもたらす、なくてはならない存在です。

伴侶動物として愛される犬猫たちと、そうでない子たち

歩く練習をする柴犬

▲後肢跛行で、歩く練習をしているしばこちゃん


人と暮らしているペットは皆、とても活き活きした表情をしています。長い歴史の中で人と一緒に暮らしてきた犬や猫は、人をパートナーとして認識し、信頼してくれるようになりました。帰宅すると玄関先でしっぽを振って出迎えてくれたり、あるいは猫の場合はすり寄ってきたりといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
一方で、様々な理由から人と一緒に生活できない犬や猫もいます。迷子になってしまい家族が見つからなかった、飼い主さんが亡くなってしまい引き取り先が見つからなかった、引っ越しなどで連れて行ってもらえなかったなど、それぞれの事情を抱えています。そして、そんな子が集まる「アニマルシェルター」という場所があります。

アニマルシェルターが抱える課題

ブルドッグと子猫

▲多頭飼育現場から保護した子猫。一時預かりのおうちの「ブルちゃん」のことが大好きで、いつも一緒でした。


こういったシェルターは、家庭で生活するのとは異なり、何頭もの犬や猫が一緒に生活をしています。そのため、感染症やしつけ等について、家庭で生活する以上に気を付ける必要があります。こうした課題を解決するために、日本獣医生命科学大学では、クラウドファンディング「家族のいない犬と猫を幸せにするプロジェクト」を行っています。

「家族のいない犬と猫を幸せにするプロジェクト」とは

保護猫

▲多頭飼育現場から保護した子猫たち。


日本獣医生命科学大学では、教員・研究員・学生が一丸となって、動物福祉向上のため、2019年から飼い主のいない犬や猫の保護や治療、新しい里親探しなどの取り組みを始めています。この取り組みの中で、より充実したシェルターの運営を目指し、資金の援助をお願いするためにクラウドファンディングを行っているということです。

プロジェクトが目指すもの

保護犬

▲日本獣医生命科学大学の田中亜紀先生のご自宅で一時預かりしている犬たち。「ブルちゃん」以外は、みんな預かり中。預かりの時に、リハビリや社会化などをやって、新しい家族を探します。


本プロジェクトで集まった費用の使い道は、保護犬・保護猫の健康状態の改善(検査、治療など含む)はもちろんのこと、譲渡先が見つかるまで責任を持って対応するための活動に充てられます。例えば、治療が必要な子には適正な治療を施すこと、無駄吠えをしてしまう子にはしつけを入れることなどです。また、犬猫たちの集団生活は複数の人間が管理するため、管理ソフトの開発も考えているそうです。
こうした取り組みを行うことで、犬猫たちには安心した場所の提供と譲渡までの安全な管理を行うことが可能となります。


■目標金額

最終目標 21,400,000円


■プロジェクト締切日

2022年3月16日(水)午後11:00


■詳しくはコチラ

https://readyfor.jp/projects/happyproject

※外部リンクへ移行します。

少しずつでも、一人ひとりができること

今回ご紹介した日本獣医生命科学大学でのクラウドファンディングは、大学の先生方や学生さんが中心となって行ってきた保護活動を支援するものです。一人ひとりができることから少しずつ協力できる社会になることを願っています。

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