はじめてのハリネズミ飼育記⑭ ~ごはん・主食編~

by アニコム ハリネズミチーム 2019.01.16

アニコム社員のアリカです。新しい年になりましたが、皆さま、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。


ガンバは相変わらずよく食べ、よく寝て、寒くても元気いっぱいです!(汗)


しかし、アニコム社員のハリネズミ飼い主さんから、寒さが増してきてハリネズミさんの食欲が少し落ちてきた…という話を聞きました。


そこで、今回から数回にわたって「ハリネズミさんのごはん」について、深堀していこうと思います!


ハリネズミさんのごはん

ハリネズミさんに必要な栄養素は、まだまだ未知なことが多いのが現状です。野生のハリネズミさんは昆虫やミミズなどの無脊椎動物、カエルやトカゲ、小型哺乳類のほか、果実や種子など、さまざまなものを食べていて、「昆虫食傾向の強い雑食性」と言えます。そのため、飼育下のハリネズミさんでも動物性たんぱく質を十分に摂取することが望ましいとされています。


ハリネズミさんの食事は「主食」を中心に、「動物性たんぱく質」「活き餌」「野菜・果物」など、さまざまな食材を組み合わせて与えるのが理想とされています。わが子の体の大きさや活動量を考慮しながら、食べ残さない量や栄養バランスを見極めるようにしてください。


ハリネズミさんの1日の食事量目安は以下のとおりです。

  • 主食:大さじ1~2杯

  • そのほかの動物性たんぱく質(ゆでささみ、ゆでたまご等):小さじ1~2杯

  • 活き餌(ミールワーム、コオロギ等):少量

  • 野菜や果物など:小さじ半分


ハリネズミさんの「主食」

今回は「主食」について深堀していきます。


最近はハリネズミさん専用の総合栄養食が数多く市販されていますので、含まれる栄養素やわが子の嗜好性を考えて、主食を選んであげるとよいです。


また、キャットフードやドッグフード、フェレットフードも代用品として与えることができますが、その場合には含まれる栄養素に注意が必要です。


キャットフードやドッグフードを与える際には、低脂肪のものを選ぶようにしてください。なかには魚肉を主原料としたものもありますが、ハリネズミさんの食性をふまえて、獣肉等が主原料のものを選んであげましょう。ただし、キャットフードのほうがドッグフードと比べると高たんぱくなため、よりハリネズミさんに向いています。


フェレットフードは高タンパク・高脂質なものが多いので、与えすぎると太りやすくなってしまいます。与える量には注意してください。


また、これらのフードをドライのまま与える際には、粒の大きさに注意が必要です。ハリネズミさんの歯の隙間に挟まってしまうこともあるので、大きいものは砕いて与えてください。


ごはんを急に食べなくなった…!

「大好きだったごはんを急に食べなくなってしまった!」という話を耳にすることがあります。この原因としては、ハリネズミさんの「偏食」や、ごはんに飽きてしまったことなどが考えられます。


主食のごはんに別の種類のごはんを混ぜてみたり、昆虫・野菜・果物などで食欲を刺激してあげるとよく食べるようになることがあります。さらに、ごはんを人肌くらいに温めてあげると匂いが強くなり、嗜好性が高まることがあります。

※温めたごはんは傷みやすいので注意が必要です。


また、普段から特定のごはんだけを食べていると、万が一災害等でそのごはんが手に入らなくなったときに困ってしまうということも。日ごろからバリエーションを付けて、いろいろ食べられるようにしておくといざというときも安心です。


ただし、食事の様子や食べる量が普段とあまりに異なる場合は、病気やケガのサインである可能性もあります。必ずかかりつけの動物病院で相談するようにしてください!!


今回はハリネズミさんの主食について深堀しましたが、次回は副食や好物について、アニコム社員のハリネズミ飼い主の体験談も交えてご紹介します!お楽しみに!


【参考文献】

大野瑞絵『ハリネズミ完全飼育』株式会社誠文堂新光社,2016年

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