ハリネズミのガンバとアリカのハリライフ~ガンバの気持ちを知りたい!~

2018.10.11

こんにちは、アニコム社員のアリカです。


突然ですが、皆さんは「愛するわが子の気持ちを知りたい!」と思ったことはありませんか?


…ありますよね!(←ダメ押し) 飼い主さんなら誰しも思ったことがあるのではないでしょうか。


ガンバはお気に入りのテントの中にいる時、たまに「ピーピー」と鳴いているのですが、何を言っているのかわかればガンバの気持ちを知るヒントになるかも?


より信頼関係を深めるためにガンバの気持ちを知りたいのですが、どうしたらいいでしょうか。宮下先生教えてください!


ハリネズミさんの「言葉」は声としぐさ

お久しぶりです! アニコム獣医師の宮下です。


ハリネズミさんは普段あまり鳴いたりしないどうぶつさんですが、実は「声」と「しぐさ」で気持ちを表現してくれています。この2点を注意深く観察すると、ガンバちゃんの気持ちがわかるようになる…かも!


それでは具体的にはどんな方法で気持ちを表現をしてくれているのか、紹介いたします。


ハリネズミさんの声~こんなときは上機嫌~

▲鼻をフンフンいわせているガンバ


まずはハリネズミさんのご機嫌がいいときの声。こんな声が聞こえてきたら、わが子とのふれあいタイムのチャンスかもしれません!

  1. 「ピーピー」
    繁殖期に、男の子が女の子の気を引こうと発する声。繁殖相手がいなくても鳴くことがありますが、これはとても気分がいい証拠! ガンバちゃんも気分がよくて鳴いていたのかもしれませんね♪


  2. 「ゴロゴロ」
    これはリラックスして満足な気持ちのとき。ねこちゃんが機嫌の良いときのように鳴くんです!


  3. 「フンフン」
    鼻を鳴らすのは、ハリネズミさんが探検をしているときの音です。食べ物を探したりするときに、鼻をヒクヒクさせ上唇を上げながらフンフンと言うことも多いので、ごはんをあげたときに耳を澄ますと聞こえるかもしれません!

ハリネズミさんの声~不快&ピンチ~

以下の鳴き声はハリネズミさんが「いやっ」と感じるときに発する声です。こういった声が聞こえたら、少しそっとしておいてあげましょう。

  1. 「フッフッ」「シューシュー」
    不快なことがあったり、警戒しているときの声。おでこの針を立てながら、フッフッと短い間隔で鳴いたり、丸まってシューシューと鳴いている時には、ハリネズミさんは警戒&威嚇モードです。ハリネズミさんの様子が落ち着くまで、そっと待ってあげましょう。


  2. 悲鳴「ピキーッ!」
    恐ろしいことや嫌なこと、苦痛なことがあるとハリネズミさんも悲鳴をあげます。子猫や赤ちゃんの鳴き声のような声ですが、もし耳にしたら、ハリネズミさんは何らかの危機におちいっている状況です。すぐにその原因を突きとめ、取り除いてあげてください。

しぐさで気持ちを知ろう

続いてはハリネズミさんの「しぐさ編」。ハリネズミさんは全身を使ってこんなことを伝えているのです!

  1. 針を立てない、体を伸ばしている
    安心してリラックスしている証拠。人によく慣れていて、針も立てていないハリネズミさんであれば、素手で背中をなでることもできます。驚かさないようにそっと触ってあげましょう。


    ただ、このような状態でも、突然針を立ててしまうことがあるので、飼い主さんが驚いてハリネズミさんを落としたりしないよう、注意してください。


  2. おでこの針をたてる
    警戒レベル:中
    おでこや頭の針を立てたり、さらには、針を立てたまま頭を突き出したり、飛び上がる(ジャンプする)ことも! ちょっと驚いたり、不安な状態なので、そっと様子をみてあげましょう。


  3. 全身の針をたてる
    警戒レベル:高!
    行動を邪魔されたり、急に触られるなど、ハリネズミさんが不快に感じ、用心深くなっているときに全身の針がぶわっと立ちます。


  4. 丸まる!!
    警戒レベル:MAX!!
    弱点であるお腹を守ろうと必死で抵抗しています。ボール状でつんつん状態なので、触ることもできませんし、お顔も見えません…。この状態のときは、同時にシューシュー言っていることがほとんど!

普段と異なる鳴き声やしぐさは、病気やケガのサインかも

最後に飼い主さんにもっとも注意していただきたいのは、普段と極端に異なる鳴き声やしぐさが見られた場合は、何らかの病気やケガのサインかもしれないということです。


そのようなときは、すぐにかかりつけの動物病院等に相談するようにしましょう。


私の飼い主仲間の話ですが、なんだかハリネズミさんが鳴いているなと思って数日間様子を見ていたら、痙攣のような症状が現れたため、急いで動物病院で診てもらったところ、肺炎になっていたということがありました。


その飼い主さんが鳴き声だと思っていたのは、ハリネズミさんの咳やくしゃみだったのです。


幸いその子は入院して、治療を受けたのですっかり元気になりましたが、あと数時間遅ければ命の危険がありました。


飼い主さんはハリネズミさんの発する情報を素早くキャッチして、適切に対処してあげましょう!


目指せ、ハリネズミさんのきもちマスター!

宮下先生ありがとうございます!


ガンバは気分がよくて「ピーピー」言っていたなんて、なんだか愛おしさが増しました…。


これからはより注意深くガンバの観察をすることで、気持ちを理解してガンバとより深く信頼関係を築けるように、頑張ります!


次回は「手づくりグッズ」についてお届けします。お楽しみに!

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