2018.02.15
世界中で家庭犬として飼育され、常に人気ランキングの上位をキープしているミニチュア・シュナウザー。日本でも、テレビドラマで注目を浴びたりと愛好家が増加しています。
今回は、そんなミニチュア・シュナウザーの魅力をご紹介します。
ミニチュア・シュナウザーってどんな犬？
豊かな眉毛と長い口髭がつくりだす、愛らしい表情が最大の魅力のミニチュア・シュナウザー。「シュナウザー」は、ドイツ語の「シュナウツ（口ひげ）」「シュナウザー（小さいひげ）」が由来となっています。
ミニチュア・シュナウザーは、ドイツ原産のアーフェンピンシャー、ミニチュア・ピンシャーや、プードルなどと交配して小型化したスタンダード・シュナウザーがもととなっており、1870年頃に今の姿になったといわれています。
もともとは、農場の納屋や厩舎などに侵入する、ネズミやイタチといった害獣を捕える仕事をしていました。ひげのように口の周りの毛を伸ばす特徴的なカットは、ネズミからの攻撃から顔を守るためとも考えられています。
小型ながらかっこよくて、男性にも似合う犬種で、アニコム損保の人気犬種ランキングでも毎年ベスト10入りしている人気犬種です。
【関連リンク】
アニコム損保「人気犬種ランキング」
ミニチュア・シュナウザーの性格って？
ミニチュアシュナウザーの性格は、活発で従順です。ドイツでは「シュナウザーは人のよう」と、言われています。
眉毛が特徴的な外見はもとより、人と目で会話するかのような、強いアイコンタクト欲もあります。「次はどうするの？」と覗き込んでくるとび色の丸い目もたまらない魅力のひとつです。
一方、勇敢な面も持ち合わせており、飼い主に対する忠誠心が強く、番犬にも適しています。
人と共に作業をするのが好きなので、アクティブに一緒におでかけしたい！そんな方にピッタリの犬種です。
ミニチュア・シュナウザーがなりやすい疾患は？
対象：ミニチュア・シュナウザー13,306頭、0~12歳
「アニコム家庭どうぶつ白書 2017」によると、ミニチュア・シュナウザーは他の犬種に比べて泌尿器疾患が多いことがわかります。
なかでも腎不全の年齢推移を見ると、男の子は7歳から、女の子は5歳から請求が増え始め、年を重ねるにつれ右肩上がりとなっています。
【関連リンク】
アニコム家庭どうぶつ白書 2017
加齢とともに発症リスクが高まることを考慮すると、7歳を過ぎたら動物病院で定期的な尿検査を受けることをおすすめします。また、日ごろから水を飲む量やおしっこの様子をチェックするとよいでしょう。お水を飲む量が少ない場合には、ウェットフードを与える、ドライフードに水を加えるなど工夫をしてあげましょう。
【関連リンク】
・どうぶつ親子手帳「ミニチュア・シュナウザーがかかりやすい病気」
・どうぶつ親子手帳「病気と上手く付き合おう（01） ＜尿石症について＞」
・どうぶつ親子手帳「腎不全」
ミニチュア・シュナウザーの魅力はこんなところ！
※写真はアニコム社員の家族、cocoちゃん（6歳）
実際にミニチュア・シュナウザーを飼っている方々に、その魅力を聞いてみました。
・とても勇敢でとても賢い！人間並みの頭脳を持つ犬といわれ、人の言うことを理解する頭脳明晰なところ。
・落ち込んでいる時、さりげなく寄り添ってくれる優しさがある。
・色々なシュナカットが楽しめる。
・とても陽気で明るく、好奇心旺盛でエネルギッシュな性格！
・短いしっぽを一生懸命振っている姿が健気で可愛い。
しつけのコツは、「ルールを明確にする」です。これはOK、それはダメ。幼いころから生活のルールを統一することで、ミニチュア・シュナウザーは勇敢で頼れる家族の一員になります。
これからワンちゃんをお迎えしたいと考えている方は、ぜひミニチュア・シュナウザーとの生活も考えてみてください！ご家族にとって、きっと最愛のパートナーとなり、素晴らしい毎日を過ごせるはず！
こんなにも魅力いっぱいのミニチュア・シュナウザーとの生活をお考えの方はこちら
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