2017.07.15
キラキラと輝く大きな黒い瞳、すっきりとした目鼻立ち、絹のような毛。気品あふれるキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、冷静で頭がよく、飼い主には愛情深い犬種です。ペット保険のアニコム損保の犬種ランキングでは、上位にランクインする人気者!(※アニコム調べ)
今回は、そんなキャバリアのルーツや性格、そして一緒に暮らす上でのポイントをご紹介します。
英国ロイヤルファミリーに愛された犬種
※モデル:アニコム社員の家族 チョコちゃん(10歳・男の子)
キャバリアの元祖であるキング・チャールズ・スパニエルは、17世紀にイギリスの王族に愛された犬種です。しかし交配が進むにつれて、いびきがうるさく病弱になってきてしまいました。そこでこの欠点を克服し、本来のたくましさを復活させるべくブリーディングがおこなわれました。こうして誕生したのがキャバリアです。
ちなみに「キャバリア」とは、“中世の騎士”という意味。その名の通り、気品ただよう美しい容姿ですよね。
性格は、おっとりで従順な英国紳士(淑女)?
その気品あるたたずまいに似合う、穏やかで落ち着きのある性格で、飼い主に対して従順な子が多いと言われています。一方で活発に遊ぶことも大好きで、他の犬と仲良くできる子が多いので、お散歩やドッグランなど、一緒にお出かけして楽しむことができます。
子どものいる家庭には、とくにおすすめ!
上記の性格から、子供のいる家庭や多頭飼育をしている方に向いている犬種です。争い事を好まず、攻撃性やむだ吠え、噛みグセなどもほとんどないので、初心者でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。また、人が大好きで、とっても甘えん坊さんなので、長時間のお留守番をさせることのない家庭におすすめです。
キャバリアと暮らす上でのポイントふたつ
平均寿命はおよそ12歳(アニコム家庭どうぶつ白書より)といわれるキャバリア。美しい姿を保っていつまでも健康で長生きしてもらうためにも、特に重要なふたつのポイントをご紹介します。
- ポイント(1)ブラッシングでコミュニケーションを!
キャバリアの毛は、ある程度の長さ以上は伸びないので、頻繁にカットが必要なわけではありません。その点では楽ちんですが、その美しい姿を維持するためには、ブラッシングがマスト!
柔らかい毛は絡まりやすく、放っておくとすぐにフェルトのようになってしまうのです。日々のブラッシングは、ワンちゃんとのコミュニケーションや、しつけにもなります。ぜひ楽しんでやってあげてください。
- ポイント(2)キャバリアに多い病気と言えば?
キャバリアの代表的な病気は、僧帽弁閉鎖不全症(MR)。心臓左側の心房と心室の間にあるドア(僧帽弁)が閉じにくくなり、心臓内で血液が逆流するために、心臓や肺に負荷がかかってしまう病気です。
運動をしたがらない、咳をする、呼吸が荒いなどの症状が現れます。簡単な聴診でも特徴的な音が聞こえるので、健康診断で発見できることも多いです。
早期発見が出来れば、食事療法やお薬で症状を抑えることもできますので、少なくとも年に1回、6歳以上になったら半年に1回は、動物病院で心臓のチェックをしてもらうといいでしょう。
※僧房弁閉鎖不全症について、くわしくはこちら
これからワンちゃんをお迎えしたいと考えている方は、ぜひキャバリアとの生活も考えてみて下さいね!
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