柴犬を飼いたい人必見!柴犬のすべてを紹介します!

by 編集部 2020.04.14

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日本犬といえば柴犬とイメージする人も多いのではないでしょうか。三角の立ち耳、くるんと巻いた尾、飼い主に忠実などから、世界でも人気のある犬種の1つになっています。洋犬にはない魅力たっぷりの柴犬ですが、飼育するにあたっては注意点もあります。そんな柴犬の特徴や歴史、迎え方についてご紹介します。


柴犬の特徴

「キツネ顔(縄文柴)」と「タヌキ顔(新柴犬)」

柴犬にも種類があるのをご存じですか?柴犬の歴史は長く、日本本州のさまざまな土地で飼われ、狩りや番犬として活躍してきました。その土地ごとに柴犬の風貌は異なり、その中でもキツネ顔(縄文柴)とタヌキ顔(新柴犬)と呼ばれるような顔つきの違いがあります。


一般的にキツネ顔の柴犬は額段が浅く、広くて平らな額を持ち、細く筋肉質な体型をしています。一方、タヌキ顔の柴犬は額段が深く、やや長方形で筋肉質であることがスタンダードとされています。


飼い主に忠実

柴犬は、生活を共にしている家族に対し、忠実に接してくれます。一度テリトリーに入れた人には寛容である反面、知らない人や変わった環境に対し神経質になりやすい傾向があります。警戒心の低い子犬の頃から、人に慣れさせておくとよいでしょう。家族構成の中に含まれない人(例えば子供やお年寄りの方)からの良い体験(おやつを食べる、一緒に遊ぶ)を行うとより効果的です。


無駄吠えが少ない!?

少し前の柴犬は番犬として庭や家の外で飼われていたため、縄張り防衛本能から警戒吠えが多く見らえました。現在は室内で飼われる柴犬が増え、こういった吠えの問題は減ってきています。しかし、未去勢の男の子や興奮しやすい子は注意が必要です。窓から見える範囲を縄張りと認識し、通る人や犬に吠えてしまうこともあるので、カーテンを閉めるなど警戒せずに済む環境づくりができるとよいでしょう。


柴犬の歴史

かつて柴犬は小動物や鳥の猟犬として活躍してきました。1868年から1912年にかけてポインターやセッターなどの海外の猟犬犬種が輸入され、柴犬との交配が流行しました。その結果、純粋な柴犬の数が激減し、その姿はほとんど見られなくなってしまいました。1928年ごろから、柴犬を保護する活動が始まり保存会が発足、柴犬のスタンダードを制定しました。その後1936年に柴犬は日本の天然記念物に指定され、現在のように世界中で柴犬が飼われるようになりました。


柴犬を家族の一員として迎える方法

柴犬を迎える方法をご紹介します。

ペットショップで柴犬を探す

人気ランキング上位の柴犬は多くのペットショップで入手することができます。カラーも赤、黒、白、胡麻といったバリエーションがあり、好みの子犬を見つけることができます。しかしながら、ペットショップではどんな親犬から生まれた子犬かを把握することは難しいです。性格や気質については親犬の情報を知ることが必要です。


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ブリーダーさんから紹介してもらう

ブリーダーさんは親犬を飼育し繁殖をしているため、親犬の性格や気質をよく理解しています。親犬を見せてもらえるようなら、実際にどのくらいの大きさか、どんな性格をしているかなどに注目してみると良いでしょう。もちろん最後は子犬を直接見て相性の良い子を迎えたいですね。 繁殖のタイミングは年に1回、多くて2回です。子犬を飼いたい!といったときに子犬がいない場合もあります。人気のブリーダーさんは予約待ちといったこともありますので調べてみると良いでしょう。


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里親になる

事情があって飼えなくなった、または保護された柴犬の里親になることの注意点があります。柴犬はさまざまな犬種の中でも攻撃性の高さがトップクラスです。また、他人への人なつこさや愛情要求はかなり低い犬種です。神経質な性格が多い犬種である ことから新しい環境にも慣れるのに時間がかかります。初めて犬を飼う人には柴犬の里親になることはお勧めしません。もちろん、そういった問題のない柴犬もいますが、里親になったけれど飼いきれないといったことは犬も人もどちらも不幸になります。柴犬についてその性質をよく知り、それでも柴犬が良いといった人にぜひ一緒に暮らしていただきたいです。


お迎えの費用はどのくらい?

子犬を迎えるにあたってかかる費用はどのくらいでしょうか。迎え方や揃えるもので変わってきますが、柴犬は中型犬ですので小型犬に比べかかる金額も大きくなります。


ペットショップの場合は平均20万~30万円程度、ブリーダーの場合は、15万円~30万円程度です。ショップやブリーダーによっても差があります。


年間の飼育費用はどのくらい?

アニコムの調査によると、中型犬は年間で30万程かかっているようです。病気やケガをした場合にはさらに医療費がかかってきます。飼い主として金銭面の備えもしましょう。


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柴犬を飼うコツ

ストレスを感じない環境づくり

柴犬は環境の変化にストレスを感じやすい犬種です。いつもと同じことを同じ時間で行うことで安心して生活することができます。新しいことを始めるときは時間をかけて徐々に進めるようにしてください。嫌がってしまう場合は嫌がらない程度まで戻っ て徐々にならすことが大切です。


スキンシップを苦手とする柴犬も多いです。自分の柴犬がスキンシップを好きなのかそうでないのかを観察し、苦手なのであれば無理に触るのではなくご褒美や誉め言葉を使ってコミュニケーションをとるようにするとストレスを感じにくくすることがで きます。


フードはどんなものをあげるといい?

成長段階に合わせた、犬用の「総合栄養食」と表記されているものを選びましょう。よく食べていい便をするフードをあげてください。柴犬は皮膚疾患や、アレルギーが多い犬種のため、そういった疾患の場合は専用のフードをお勧めします。


柴犬がかかりやすい病気

柴犬がかかりやすい病気について解説します。


アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎とは、アレルギー症状を起こす原因物質であるアレルゲンによって、体内の免疫機構が過剰に反応するため生じる皮膚炎のことをいいます。アレルゲンの種類にはノミやハウスダスト、花粉や食物などがあります。


どうぶつがかゆがるという仕草はよく見られ、その原因はたくさんあります。飼い主さんによる日々の観察が、原因の早期発見につながります。何をしたときにかゆがるのか、どんな時期や環境でかゆがるのか、普段の食事の内容等を正確に獣医師へ伝えることで的確な治療が可能となります。


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アレルギー性皮膚炎|みんなのどうぶつ病気大百科

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー症状を起こす原因物質であるアレルゲンが環境中にあることによって、体内の免疫機構が過剰に反応するため生じる皮膚炎のことで、アレルギー性皮膚炎の一種です。皮膚のバリアが健康な犬と比べると弱く、アレルゲンが体の中に入り込みやすいことも原因の一つと考えられています。アトピー性皮膚炎では、皮膚のかゆみが主な症状です。かゆみがでる部分は耳、脇、股、足先、口や目の周りなどが多く、しきりに体を舐めたり噛んだりする行動が見られます。症状が進行すると皮膚に赤みや脱毛、小さな発疹が見られ、細菌による二次感染で症状が悪化することがあります。

治療にあたっては、かゆみのコントロールが主になります。発症の原因となる環境中のアレルゲンを掃除や環境整備などで除去していくとともに、抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤、インターフェロンなどの薬や不飽和脂肪酸などのサプリメントを投与します。また、シャンプー療法や保湿剤を塗るなどのスキンケアを行ったりします。なお、これらの治療は、症状によって単独で用いたり、併用したりします。


膿皮症

細菌感染による皮膚の化膿性病変を膿皮症といいます。皮膚のバリア機構の破壊や免疫力の低下などが引き金となり、皮膚で細菌が繁殖して、症状が発症します。膿皮症に対しては抗生物質(外用薬・内用薬)の投与が主な治療となります。症状の程度によっては、お薬と併用してシャンプー療法、またはシャンプー療法のみで維持をする場合もあります。


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膿皮症|みんなのどうぶつ病気大百科

外耳炎

耳介から鼓膜までの部分を外耳といいますが、この外耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。犬で多く見られる病気で、治療が遅れると慢性化する場合があるので、注意が必要です。耳のかゆみや痛みのために、犬が首を振ったり傾けたりする仕草や、後肢で耳を引っかく仕草がみられます。その他に耳の赤み、腫脹、悪臭、耳垢の増加などの症状があります。日頃からのこまめな耳の観察も大切です。耳垢の量や色、耳の臭いをチェックし、異常がみられた場合は早めにかかりつけの動物病院に通院しましょう。


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外耳炎|みんなのどうぶつ病気大百科

膝蓋骨内方脱臼

膝蓋骨脱臼とは、犬の後肢にある膝蓋骨(膝にあるお皿のような骨)が正常な位置から内側、または外側に外れてしまう状態をいいます。膝蓋骨の内側への脱臼(内方脱臼)は小型犬に多くみられます。膝蓋骨脱臼がある犬の場合は、症状の進行を防ぐために体重管理が大切です。肥満にならないように日頃からのこまめな体重管理を心がけましょう。フローリングなどの滑りやすい床材は避ける、足の裏の毛を短くカットする、ジャンプや過度な運動をさせないなど、日常生活での注意点も重要です。


緑内障

眼の中には眼房水というお水が流れていて、隅角と呼ばれる出口から目の外へ出ていきます。この出口が詰まってしまい、目の中に眼房水がたまりすぎて眼球の中の圧力(眼圧)が上がってしまう病気です。眼圧が高くなると目の不快感や痛みがでたり、眼の奥にある視神経にダメージを与えてしまい視力を失い、場合によっては失明してしまうこともある病気です。


緑内障の犬は眼が痛いので顔の周りを触られることを嫌がったり、涙が多い、白眼の部分に血管が浮き出たように充血するなどの症状がみられます。早めの治療で視力を落とさないようにすることが大切です。眼の異常に気付いたらできるだけ早く動物病院で診てもらうようにしましょう。


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緑内障|みんなのどうぶつ病気大百科

柴犬との楽しい生活を

いかがでしたか?ほかの犬種では見られない様々な魅力に惹かれ、もう柴犬しか飼えない!なんて思う方も多いのではないでしょうか。ぜひ柴犬のルーツや行動特性について学び、柴犬との楽しい生活を送ってください。


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【参考文献・出典】

一般社団法人 ペットフード協会
NPO法人 縄文柴犬研究センター
一般社団法人 ジャパンケネルクラブ
武内ゆかり『愛犬の選び方』幻冬舎出版
太田光明編集『ドックトレーニングパーフェクトマニュアル』緑書房出版


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