2020.07.20
「あ、何食べてるの!」注意をしていたのに、ワンちゃんが何かをくわえてしまい大慌て…。
今回のお悩みは「拾い食い」です。外には、たばこの吸い殻やガム、ガラスの破片など、食べてはいけないものがたくさん落ちています。お散歩中でも、勝手に拾って食べないようにしたいですよね。
アニコムトレーナーのおすすめワザは「A.かけっこワザ」「B.アイコンタクトワザ」「C.リリースワザ」の3つ。さあ、あなたのワンちゃんはどのワザで成功するでしょうか?
A.かけっこワザ<走って遊ぶのが好きな子におすすめ!>
下に落ちているものを食べそうだなと思ったら、その場を走り去る方法です。ワンちゃんは「かけっこだ!」と思って、夢中になって走ってくれます。
逃げるように走るのではなく、あくまでワンちゃんと一緒に楽しみながら走ることがポイントです。そうすることで自然と、ワンちゃんも「いつ、かけっこ始まるかな」と飼い主さんに注目してくれるようになりますよ。
B.アイコンタクトワザ<ごはんやおもちゃが大好きな子におすすめ!>
飼い主さんの方に注意を向けさせ、素通りさせる方法です。「拾い食いしそうだ!」と気づいた瞬間に、「見て」「LOOK」などワンちゃんに声をかけ、アイコンタクトを取りながらその場を通り過ぎます。
お散歩の時だけでなく、普段からおやつやおもちゃを使って、目があったらほめるということをぜひ繰り返し練習してみましょう。そうすると、ワンちゃんは「上を向くと良いことがあるんだな」と覚え、さまざまな場面で飼い主さんを見てくれるようになるはずです。
C.リリースワザ<もしもくわえてしまったら>
飼い主さんがどんなに注意していても、拾い食いをしてしまうことはあります。そんな時に備えて、口にくわえたものを出させる練習をしておきましょう。
おもちゃをくわえて遊んでいるときに「出して」「放して」などの声をかけ、放したらご褒美として代わりのおもちゃやおやつをあげてたくさんほめます。放したときにいいことがあると学べば、いざというときにもくわえたものを放してくれます。
また、万が一食べてはいけないものを口にした時に、飼い主さんが慌てて取り上げようとすると、ワンちゃんはビックリして飲み込んだり、取られまいとして飲み込んでしまうことも。飼い主さんはとにかく慌てず、冷静に対処するのがポイントです。
食べてはいけないものを拾い食いしてしまうと、場合によっては命に関わる重大な事故につながります。「それはやってはダメなことなんだよ」と伝えるためにも、時には叱ることも必要かもしれません。怒鳴ったりせず、毅然とした態度で、いつもよりも低い声で、気持ちをこめて伝えましょう。
普段から信頼関係を深めておくことで、飼い主さんの気持ちがよりワンちゃんに伝わるようになります。拾い食いを未然に防いで、ワンちゃんとのお散歩をもっともっと楽しみましょう。
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ささかまさん
ちょうど昨夜、愛犬がストッキングを誤飲してしまい大変な事態になりましたのでこの記事を食い入るように読みました。予期せぬ事態にパニックになりましたが、アニコムに加入して良かったと実感しました。