by 編集部・中野 2021.12.17
「データを“予防”につなげたい」との想いで毎年発行している『家庭どうぶつ白書』。アニコムのご契約どうぶつさんたちの情報を分析したデータ集です。最新の『家庭どうぶつ白書2021』公開に伴い、本書に載せたデータを一部ご紹介!犬猫の寿命は延びている?犬種毎の違いは?など♪ ぜひご覧ください!
犬猫の寿命は延びている!?
今回、新たに平均寿命の推移を調査したところ、最新の寿命は犬が14.1歳・猫が14.3歳であることがわかりました。2008年度から2019年度にかけての12年間で、犬は0.9歳、猫は0.4歳延びていることがわかります。この延びを長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだと思いますが、平均寿命が14歳程度であることを考えると、決して短くはない延びと言えるのではないでしょうか。
犬種別・猫種別の寿命も大調査!
アニコム損保の人気犬種ランキングで12年連続1位のトイ・プードルが、平均寿命でも1位で15.3歳でした。2位のミニチュア・ダックスフンド(14.9歳)は人気犬種ランキングでも3位となるなど、人気犬種が平均寿命でも上位に入る傾向となりました。
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犬種ランキング2021を大発表! 憧れの犬種ランキングも♪
さらに犬猫だけでなく、鳥・うさぎ・フェレットの他、モモンガやハリネズミといったエキゾチックアニマルの平均寿命も、今回初めて掲載しています。ぜひ紙面をチェックしてみてくださいね。
■白書はこちら
▶https://www.anicom-page.com/hakusho/
他の犬種に比べてなりやすい病気は? 人気の32犬種について徹底調査!
犬種によって、どんな病気になりやすいのか、また、その診療費はどのくらいかかるのかといったデータを大公開! 今まで18犬種までの掲載だった犬種別データを、新たに32犬種*に拡大しました! 今年はわが子の犬種も載っているかも?
あらかじめ犬種ごとになりやすい病気を知っておくことで、わが子を病気から守ることにつながるかもしれません。
*対象の32犬種:トイ・プードル╱チワワ╱ミニチュア・ダックスフンド/MIX犬(体重10㎏未満)/柴╱ポメラニアン/ミニチュア・シュナウザー╱ヨークシャー・テリア/シー・ズー╱フレンチ・ブルドッグ/マルチーズ/パピヨン/ウェルシュ・コーギー・ペンブローク/ゴールデン・レトリーバー/ジャック・ラッセル・テリア/キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル/ラブラドール・レトリーバー/パグ/ミニチュア・ピンシャー/ペキニーズ/ビーグル/ボーダー・コリー/イタリアン・グレーハウンド/シェットランド・シープドッグ/ボストン・テリア/ビション・フリーゼ/アメリカン・コッカー・スパニエル/バーニーズ・マウンテンドッグ/日本スピッツ/秋田/ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア/シベリアン・ハスキー
エキゾの名前ランキング!各どうぶつ種で1位の名前は?
犬猫だけでなく、エキゾチックアニマルについても様々な調査をしています。今回は、人気の名前ランキングから、各どうぶつ種で1位に輝いた名前をご紹介します。
ハムスターのハムちゃん、モルモットのモルちゃん、リスのチップちゃん(某キャラクターからでしょうか)、ハリネズミのマロンちゃん(見た目が栗っぽいのでしょうか)など、そのどうぶつ種ならではの名前が多数ランクインしています。
紙面では各どうぶつ種3位までご紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。
■家庭どうぶつ白書 第1部(人気の品種と名前)はこちら
▶https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202112_1.pdf
■犬猫の名前ランキングはこちら
▶犬の名前ランキング記事へ
▶猫の名前ランキング記事へ
表紙に注目! 今年の仲良しコンビは必見です!
『家庭どうぶつ白書2021』の表紙を飾ってくれたのは、応募総数6,000件の中から選ばれた、ののちゃん(シベリアン・ハスキー)とGuriくん(ノルウェージャン・フォレスト・キャット)です。
初めての場所で知らない人に囲まれても、物怖じすることなくリラックスして、モデルを務めてくれたふたり。一緒に暮らしているからこそ息もぴったり! どうぶつ種を超えた絆の存在を感じました。ふたりが仲良く寄り添う場面で見せてくれた柔らかな表情と眼差しから、まるで彼らの声が聞こえてきそうな、そんな素敵な表紙ができあがりました。
■表紙撮影の様子はこちら
▶『家庭どうぶつ白書2021』表紙モデルを大発表! 撮影の様子と、今年の白書の見どころをご紹介♪
表紙中面にも注目! かわいいリモートモデル総勢28頭♪
「お外が苦手などうぶつさんや、都内のスタジオには遠いどうぶつさんにも、白書に参加してもらいたい」という想いで始めたリモートモデル企画。総勢28頭で集まって会話しているような、かわいい様子をぜひご覧ください。
「データを“予防”につなげたい」
「家庭どうぶつ白書」は、アニコムのペット保険にご契約いただいているどうぶつたちの属性(品種や年齢、性別など)や、健康状態(ケガや病気といった、年間350万件超の保険金請求情報)を分析し、データ集としてまとめて、毎年発行しています。
データを集めることは、言葉を話せないどうぶつの声を聞くための手段でもあります。たとえ人間の言葉で会話ができなくても、情報をデータという形にいわば“翻訳”することで、どうぶつの声を聞き、その先の健康を守りたいという想いで、『家庭どうぶつ白書』を制作しています。
■「家庭どうぶつ白書」はこちら
▶https://www.anicom-page.com/hakusho/
※本記事でご紹介したデータは、2019年4月1日から2020年3月31日までの間にアニコム損保の「どうぶつ健保」の契約を開始した犬624,312頭、猫142,542 頭、鳥5,465 羽、うさぎ15,358 頭、フェレット5,246 頭、モモンガ1,155頭、リス704頭、ハムスター6,996頭、ネズミ1,924頭、モルモット1,554頭、ハリネズミ2,968頭、トカゲ699頭、チンチラ1,785頭(全年齢、性別不明含む/契約の解除・取消を除く)を対象としています。