2019.10.23
飼い主の不在時、ワンちゃんに快適にお留守番してもらうには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。まずはお留守番の基本を知りましょう。
外出前に気をつけるポイント
ワンちゃんが安心して過ごせるよう、ケージの中をしっかりチェックしてから出かけましょう。
・トイレ
ペットシーツを破いたり、噛みちぎる癖のあるワンちゃんはメッシュカバーつきのトイレだと安心です。
・水、知育トイ
水は、ひっくり返せないような重さのある器か給水器にに十分な量を用意しましょう。おやつは知育トイにセットしておくのがおすすめ。ロープやぬいぐるみなど、誤食の可能性があるものは避けましょう。
・生活音
外出時はテレビやラジオを消すという飼い主も多いですが、「これからお留守番をさせられる」とワンちゃんが察してしまう場合も。生活音があるほうが安心する子もいるので、好みに合わせましょう。
・声かけ
「行ってきます」などの声かけは、ワンちゃんの不安な気持ちをあおったり、さみしい思いをさせてしまうので、何も言わずに出かけたほうがよい場合も。帰宅時の「ただいま」も過度に興奮させてしまう場合は控えましょう。
・エアコン
夏場は、必ずエアコンをつけてから外出を。熱中症による悲しい事故をなくしましょう。
お留守番上手を目指そう!
最初から長時間ひとりでお留守番をさせるというのは、ワンちゃんを不安な気持ちにさせるだけ。焦らずに少しずつ練習しましょう。
・ステップ1 ケージに慣れる
ハウスやケージでお利口にできたら、ほめてあげて「中に入るといいことがある」と教えることが基本。無理やり押し込むのは絶対にNGです。
また、ハウスやケージに入れた途端に出かけるのも避けましょう。中に入るとさみしい思いをするというイメージが残ってしまいます。
・ステップ2 プチ留守番
最初は5分、10分など、短い時間から練習しましょう。ワンちゃんと一緒にいる部屋から出ていき、ワンちゃんがひとりで過ごす時間を徐々に長くしていきます。
鳴いても絶対に見にいかないこと(心を鬼にしましょう!!)。鳴いたら来てくれると覚えてしまいます。
小さいころから練習を!
「毎日誰かが家にいるから大丈夫」と思っていても、いつ何が起こるかわかりません。お留守番をしたことのないワンちゃんが大人になってから突然お留守番をするというのは難しいもの。子犬の頃から練習しておくことが肝心です。
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