2018.07.16
日本にはさまざまな記念日が存在します。どの記念日も、その事柄に興味を持ってもらいたい、深く知ってもらいたいといった想いを込めて制定されています。
以前、1月21日の「リスの日」ご紹介しましたが、実はモルモットにも記念日があることをみなさんはご存じですか?
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リスの日って知っていますか?
7月16日はモルモットの日~Guinea Pig Appreciation Day~
7月16日は「Guinea Pig Appreciation Day(モルモット感謝の日)」!
モルモットへの愛を表現してみたり、まだモルモットを飼ったことがない人へは正しい飼い方や接し方を啓発する日として、カナダのとある動物保護団体が定めた記念日です。
日本ではふれあいコーナーにいるかわいらしいどうぶつのイメージがあると思いますが、もともとは食料用の家畜として飼育されてきた歴史があり英語ではギニアの豚という意味の「Guinea Pig」と呼ばれています。
一方、ヨーロッパやアメリカなど海外の一部愛好家の間では、ペットとして属名の「Cavy(ケイビー)」の愛称で親しまれています。
モルモットってどんなどうぶつさん?
ずんぐりむっくりな身体に短い手足。一見大人しくのんびりしていますが、モルモットは実は好奇心旺盛で知能が高い、感受性豊かなどうぶつです。みなさんも一度は動物園などでふれあったり見たことがあるはず!
そんなモルモットの一番の魅力は、かわいい鳴き声でコミュニケーションをとるところ。モルモットは仲間同士で鼻をくっつけて挨拶をしたり、頭をぶつけて自分の順位を主張したり、要求を示したりします。
また、人間に対しても「プイプイ」「キュイキュイ」「グルグル」…とさまざまな鳴き方で反応をしてくれます。モルモットの鳴き声の種類とそれぞれの意味をいくつかご紹介しましょう。
プイプイ…お腹がすいた、おやつが欲しい、外に出て遊びたい
ピーピー、キューイ、キューイ…おいしいものをちょうだい!
クイックイッ…寂しいから誰かかまって、抱っこして~、撫でて~
クック クック…嬉しい♪、楽しい♪
モルモットを抱っこしてみよう!
そんなコミュニケーション大好きなモルモットとのナイスなふれあい方をご紹介します!
モルモットは温和な性格ですが、自然界では捕食される側。上から接近する物を非常に警戒します。驚かせないように、まずはじめに声をかけてあげましょう。
そして、なるべく下の方から両手をお腹の下にそっと入れ、手のひらで包み込むようにして持ち上げます。抱き上げたら片手でお尻をしっかり支え、自分のお腹とモルモットのお腹をぴったりくっつけましょう。モルモットを抱っこしたまま座ったら、足をぴったりとじてタオルなどを敷き、モルモットを乗せてあげると安心します。
これをマスターすれば、ふれあいコーナーで、ほかの人と差がつくかも??
モルモットをなでてみよう!
続いて、上手なモルモットのなで方をご紹介しましょう。
座ってひざの上に乗せたら、ゆっくりと毛並みにそって頭やのどをなでてみてください。うれしいとキューキュー鳴いたりします。
急に視界に指や手が入るととっさにかんでしまったり、指をごはんと間違えてかじってしまうことがあります。ゆっくり穏やかに声をかけながらなでてあげましょう。
おしりをツンツン触られるのは苦手。グルグルと抗議することもあるので、頭から背中を中心にゆっくりとなでるのがポイントです。
モルモットとコミュニケーションをとろう!
モルモットはとっても感受性が豊か。飼い主の気持ちや感情にも敏感です。うまく仲良くなることができれば甘えてくることもありますし、名前を呼べば走り寄ってきてくれます。
どんなときにどんな鳴き声を出すのか、どんな行動を見せるのか、などがわかればわかるほど、モルモットとより深い信頼関係を築いていくことができるでしょう。
7月16日のモルモットの日、ぜひモルモットと触れ合って楽しい思い出をつくってみてください!