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コツメカワウソ~家族としてもお迎えできる、小さな人気者

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コツメカワウソ~家族としてもお迎えできる、小さな人気者

かつては日本にも生息していた

今、密かに人気のどうぶつ、カワウソ。つぶらな瞳がなんともチャーミングですね。カワウソにはいくつか種類がありますが、代表的なのは次の3種類でしょう。


  • コツメカワウソ
    カワウソのなかでいちばん小さな種類。ほかのカワウソに比べて爪が小さいので、その名がつきました。

  • オオカワウソ
    体長が2mにもなる大きな種類。主にコロンビアやブラジルに生息しています。

  • ユーラシアカワウソ(ヨーロッパカワウソ)
    ツンドラを除くユーラシア大陸の全土に生息。繁殖力が強いので、カワウソのなかでもいちばん広範囲に分布しています。

大きさは違っても、容姿はいずれもほとんど同じです。上が扁平になっている小ぶりな頭、その両端にちょこんとついた小さな耳。細長い胴体に、水かきがついた短い足。


かつては北海道、本州、四国、九州など、日本にも生息していました。ニホンカワウソという種類で、当時は日常的に川を泳いでいる姿が見られたそうですが、残念ながら2012年8月に「絶滅種」となってしまいました。


家族の絆が強いコツメカワウソ

カワウソの中で、日本の動物園でも多く飼育されているのが、小型のコツメカワウソです。今ではペットとして家族に迎えている人も少なくありません。


身体は小さいのですが、体長の三分の一ほどもある、太くて長いたくましいしっぽを持っているのが特徴のひとつです。このしっぽは、水の中で活動をするときの強い味方。泳ぐときに、このしっぽを使ってバランスをとったり、推進力をつけたりしているので、水中でも素早く動き回ることができるのです。潜水能力も高く、6~8分もの間、潜っていることができるそうです。


また、決まった繁殖期はありませんが、一夫一妻制の彼らはつがいの結びつきが強く、出産前の巣作りや、家族に食べ物を運搬してくるなど、雄も育児を手伝っています。


家族の絆が強いコツメカワウソ。仲良しな姿を動物園で観察してみるのもよいのでは? 「握手会」を開催しているところもあるので、機会があったらぜひ愛らしい手に触れてみましょう。



【コツメカワウソ】
ネコ目(食肉目)イタチ科カワウソ亜科 Aonyx cinerea
インドから中国南部、東南アジアなどに分布。主に河川や湖の近くに生息。
普通は10~15頭程度の家族群で暮らしている。遊び好きで、狩猟以外で水の中に入って遊んだり、川岸の斜面を登って滑りおりたりしている。