【どうぶつ記念日】6月6日は“カエルの日”!その由来は?カエルの雑学も!

2021.05.21

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6月6日は“カエルの日”!由来は?

カエルの鳴き声の「ケロ(6)ケロ(6)」の語呂合わせから、6月6日は“カエルの日”といわれています。
都会でも、雨が降った日の夜には「ケロケロ」とカエルの鳴き声が聞こえることがあり、梅雨の訪れを感じさせる風物詩のような存在ですよね。

カエルってどんな生き物?

アマガエル

一般的に、日本で知られているカエルといえば、ニホンアマガエルやウシガエル、トノサマガエルなどが身近な品種ではないでしょうか。
特にアマガエルは、「明日雨が降る」ことを予想するように鳴くため、古くから農業との結びつきが深い生き物として人々の生活に根付いてきました。

カエル ケロケロと鳴くのはオスのカエルだけで、メスを誘うために鳴いたり、ライバルのカエルに対抗するように鳴くこともあります。
ちなみに、カエルが夜しか鳴かないのは鳥などの天敵に狙われないようにするため。カエルにとって鳴くことは、パートナーを探すため、そして子孫を残すための命がけの行動だということがわかります。

知っておきたい!カエルの日の雑学!

餌を食べるときに、舌が伸びる!

餌をとるカエル

カエルは、舌をベロンッと出すことで獲物である餌を捕まえます。
その舌は、普段は粘着性のない液体に包まれていますが、獲物を狙う瞬間だけ、強い粘着性のある液体に変化します。強い粘着性のある液体は、なんと自分より重いものでも持ち上げられる性質を持っています。カエルはその特徴的な舌を使って、獲物を上手に捕まえているのです。

カエルは、動いているものしか見えない

カエルの目

獲物を捕まえるのが上手だとお伝えしましたが、実はこんな弱点も。カエルは、動いているものを捕まえるのは得意ですが、動かない獲物を捕まえるのは苦手。
そのため、カエルをペットとして飼う場合には、ハエやコオロギなどの生きた昆虫をあげる必要があるのです。

間違って飲み込んでも胃袋ごと吐き出す!

カエルは、異物であったり、毒などの食べてはいけないものを口にしてしまった場合、胃袋ごと吐き出すことができます。
異物が胃の中に入ると、腹圧が高まりギュッと胃が口の方に押し上げられます。
そして、胃袋と飲み込んだ異物が口の外に出た瞬間、なんと胃袋を自分の手で洗って何事もなかったかのように口の中に戻します。

6月6日は、カエルのことを少しでも考える日に…♪

自然界を生き抜くカエルには、厳しい環境を生き抜くためのさまざまな知恵があることがわかりました。
クリクリとした瞳がかわいらしく、体の質感や色も種類によって異なるカエル。

世界には、赤や黄色、青、水色、オレンジなどカラフルな品種のカエルがいます。6月6日は、1年に1日だけの「カエルの日」ですから、カエルに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

(※自然界にいるカエルには、触れると危険な毒を持つカエルもいます。自然保護のためにも、捕まえたり、触れたりするのはやめましょう。)

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