by しつけチーム 2020.09.17
「基本のき」だからこそ、きちんと覚えたいしつけがあります。それは、本日のテーマである【おすわり】です。
「おすわり!おすわり!」と何回も言わないとすわらなかったり、気の向いた時だけすわったり、になっていませんか?「おすわり」は、簡単なようで、実はなかなか奥が深いのです。本記事ではわかりやすい動画で「おすわり」を解説しています。これから教える方も、ちょっとこじれちゃった方も、一緒に練習してみましょう。
ハンドサインと号令を決めましょう
ワンちゃんが「おすわり」を覚えるには、視覚と聴覚の組み合わせ技が効果的です。視覚的には写真のように人差し指を立てるサインを、聴覚的には「おすわり」「すわれ」などシンプルな言葉で統一した号令を用います。
ママは「すわって」、パパは「すわれ」、お子様は「おすわり」ではワンちゃんは迷ってしまいます。使いやすい号令を家族で決めることが最初のポイントです。
【基礎編】おやつを使って誘導しましょう
おやつ(またはいつも食べているフード)を使って誘導します。
ワンちゃんにおやつを見せ、鼻先に近づけます。
おやつを鼻先から頭の上にゆっくり移動します。おやつに注目しているので、自然に頭が後ろに下がります。
ストンとおすわりの体勢になった瞬間に「おすわり」と号令をかけ、ハンドサインを出します。そしてたくさんほめましょう!
【おすわり基礎編 ハンドサインとおやつを使っておすわりを覚えよう!】
【応用編】それでもうまくいかなかったら…?
おやつを使っても、興奮して飛びついてしまったりなど上手くいかない場合はどうしたらいいのでしょう? そんなワンちゃんに試してほしいのが、リードをうまく使いながらの「おすわり」です。
【おすわり応用編 リードとおやつを使っておすわりを覚えよう!】
忘れないで、ほめること
ワンちゃんは一度理解をすると、先読みをしていく性質があります。何度か練習を繰り返すうちに、おやつがなくてもハンドサインと号令だけでパッとおすわりをするようになります。
できるのがあたりまえになると、つい忘れてしまうのが「ほめること」。おすわりができたら、心からほめてくださいね。「基本のき」の「おすわり」で、きずなを深めていきましょう。