【まとめ】モルモットの飼い方&種類完全ガイド!お迎えの準備・ごはん・ケージ・病気について

2021.03.09

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モルモットの魅力って?

丸っとした体形に、クリクリとした瞳。短い手足がとってもかわいいモルモット。
まずは、モルモットの魅力についてお伝えします。

1、意外と表情豊かな動物!

犬や猫に比べると、感情表現が少ないというイメージが強いモルモットですが、飼い主さんに慣れてくれれば、さまざまな表情や行動を見せてくれます。
嬉しいときや、甘えたいとき、寂しくてすねているときなど、ちょっとした行動や鳴き声などからモルモットの感情を読み取ることができます。
また、鳴き声にも種類があるので、モルモットがなにを考えているかを聞き分けることだってできます。

2、種類によって異なる毛質や見た目

モルモットは、毛の色や、毛質、毛の長さによって種類が異なります。
毛が長い子であれば、お手入れが必要ですし、毛の長さに関わらず、毛が抜けやすい品種の子もいます。
個性あふれるさまざま種類の子がいるのも、モルモットの魅力のひとつです。

3、比較的飼育しやすい

ヨーロッパでは400年前からペットとして愛されており、犬や猫に続く人気のペットです。体が小さいので、犬や猫に比べると少ないスペースで飼育することができます。また、鳴き声などもそこまで大きくないので、マンションなどでも飼いやすい動物です。

モルモットの歴史は?

モルモット

元々は、南アメリカ大陸が発祥の地とされているモルモット。
16世紀から17世紀にかけて広く知られるようになり、17世紀以降にはヨーロッパ全土で飼育されるようになったといわれています。
日本にモルモットが初めて来たのは、1843年の話。交易に訪れたオランダ人が、オスとメスのモルモットを日本に持ち込んだことが始まりです。
その頃の書籍『武家必覧 続泰平年表』には、胴体が21㎝、背丈が約7.5㎝。目が黒くて顔がネズミのようでしっぽがない。大根やニンジン、サツマイモなどを食べる温和な動物だと書かれています。
明治時代には、一般の人々にも飼育されるようになり、その飼育しやすい生態から、広く愛される動物となりました。

モルモットにはどんな種類があるの?

モルモット

モルモットといっても、毛質や毛色、原産国によって種類が異なります。種類ごとの特徴をみていきましょう。

ショートモルモット(イングリッシュモルモット)

最も一般的なモルモットと知られているのが、ショートモルモット(イングリッシュモルモット)という種類。毛の長さは3~4㎝ほどで、柔らかい質感なのが特徴。頭からお尻までの幅が変わらず、ずん胴なフォルムが、人気の秘訣。首から肩のラインにはもりあがり(通称:クラウン)があるのも特徴です。

テディモルモット

ショートモルモットの毛の長さが3~4㎝なのに対して、テディモルモットは短い毛がぎっしりと生えていて、その毛の1本1本が縮れているのが特徴です。

クレステッドモルモット

毛が短く、直毛なのが特徴なクレステッドモルモット。クレストというのは、冠毛のこと。頭のてっぺんの毛が逆立ち、冠のように見えます。

そのほかにも、シェルティモルモット、ペルビアンモルモット、コロネットモルモット、テッセルモルモットなど、さまざまな種類のモルモットがいます。

モルモットをお迎えする前に知っておきたいこと

モルモット

・飼育費用のこと
モルモットに限らず、すべての動物をお迎えするときには、必ず飼育費用について調べておきましょう。 モルモットの生体代はもちろん、ケージやトイレ、毎日のごはん(牧草・ペレット・野菜や果物)、温度管理のためのエアコンや小動物専用のヒーターなども必要になってきます。
また、万が一、ケガや病気をしてしまった際には、動物病院での治療費がかかります。手術や入院で、治療費が10万円を越えることもあります。

・性格によっては、なでなでや抱っこが苦手な子がいること
モルモットをお迎えしたら、抱っこして、なでなでして、モルモットに癒されたい…♪と思う方も多いかもしれません。もちろん、抱っこやなでなでが大好きな子もいます。しかし、性格によっては臆病でケージから出てこず、じーっとしている子もいます。お迎えした子の個性に合わせて、ゆっくり気長に接するようにしてあげましょう。

・自分自身がアレルギー体質ではないか確認すること
犬や猫、うさぎと接するとアレルギーが出てしまう人がいますが、モルモットも同じくアレルギーが発症する場合があります。また、モルモット自体ではなく、モルモットの主食である牧草でアレルギー反応が起きてしてしまう場合もあります。
モルモットをお迎えしてから、アレルギーを発症してしまうと大変です。心配な方は、事前にアレルギー検査を受けてみたり、モルモットとふれあう機会をもってみたりすることもおすすめです。

モルモットを飼うのに必要なもの

モルモット

■ケージ
モルモット1匹に対して、60㎝×35㎝ほどのサイズのケージを用意してあげましょう。
モルモットはジャンプ力がないので、高さは30㎝以上あれば大丈夫です。うさぎ用のケージを利用している方も多いです。

■床材
自然界のモルモットの状態に近づけるためには、床にしっかりと牧草を敷いてあげることが重要です。ケージの下に、タオル→ペット用シーツ→鉢底ネット(ケージの底全体が覆えるもの)→牧草の順番で敷いてあげましょう。
モルモットは、トイレの位置を完璧に覚えてくれる動物ではありません。モルモットと暮らす飼い主さんの中には、トイレの設置個所や、トイレ自体の形を工夫して、トレーニングを重ねてトイレを覚えさせてという方もいますが、基本的には、トイレは覚えない動物だと理解してあげてください。飼い始めたら、少しずつトイレを覚えてくれるように挑戦してみるのもよいでしょう。

■給水ボトル
モルモットにお水をあげるには、お皿タイプではなく給水ボトルを使用しましょう。うさぎ用やハムスター用など、商品によって飲み口の大きさや形が異なりますので、その子が一番飲みやすい給水ボトルを使ってあげるようにしましょう。

■牧草入れ
モルモットの基本の食事は、「牧草」。毎日いつでも食べられるように、たくさんの牧草を設置しておいてあげましょう。床に敷いている牧草を食べることもありますが、牧草入れに新鮮で衛生的なものを入れておけば、モルモットがいつでも食べることができます。

■フード入れ
常にケージの中に設置するものではないので、モルモットが食事のときにお皿をひっくり返してしまわないようなしっかりとした食器を使うようにしましょう。
お皿をひっくり返す癖がない子であれば、ステンレス製やプラスチック製のものを使用しても大丈夫です。野菜や果物を入れる食器も同様です。

■隠れ家
モルモットにとって、隠れ家は必要不可欠なもの。
体をすっぽりと隠せるようなハウスタイプのものを設置してあげましょう。木製のものや、牧草で出来たものなどがありますので、お気に入りの隠れ家を見つけてあげましょう。

■グルーミンググッズ
種類によっては、毛が抜けやすいモルモットもいますので、ブラシを用意しておくと便利です。また、爪切り用のハサミなども事前に用意しておきましょう。

【季節にあわせて】
暑さ対策:アルミプレート
寒さ対策:小動物用ヒーター

モルモットのごはんは?

モルモットの主食は、牧草とモルモット用のペレットです。副食として野菜や果物を与えます。
モルモットは完全な草食動物なので、繊維質の多い食事が基本となります。自然界のモルモットは、草以外にも木の根や樹皮、木の実などを食べて暮らしています。ペットとして飼育されているモルモットには、それらを用意するのは難しいので、栄養素補給のためにモルモット専用のペレットを決められた量あげるようにしましょう(朝晩2回で合計10~20gくらい)。年齢やモルモットの好みに合わせて、適切なペレットをあげることも大切です。
また、モルモット専用のフードには、ビタミンCが含まれています。モルモットは、他の草食動物と違って体内でビタミンCを作ることができません。ペレットはもちろん、野菜や果物からもビタミンCを摂取できるようにしてあげましょう。

これだけは気を付けて!モルモット

モルモット

■乱暴につかんだり、さわったりしない
モルモットとふれあうためには、毎日少しずつ慣れてもらう必要があります。どんな状況であっても、突然モルモットの体を必要以上の力でつかんで抱き上げたり、無理にさわったりすることはやめましょう。
飼い主にさわられる=怖いことだと認識してしまいます。

■大きな音はたてない
大きな声や、テレビの音、外の騒音などは、モルモットにとってストレスの原因に。モルモットはとっても耳がいい動物なので、飼育環境下ではできるだけ静かに過ごせるように工夫してあげましょう。

■ほかの動物と接触させない
モルモットは臆病な動物なので、犬や猫など他の動物と一緒に飼育するのはおすすめできません。すでに犬や猫と暮らしているという場合には、モルモットが暮らす場所と、犬や猫が暮らす場所を分けるようにしてあげてください。

気を付けたい病気

モルモット

■皮膚疾患
モルモットは手足が短いので、お腹が地面につきやすい体形をしています。お腹が汚れてしまうと、そこから痒みや脱毛を伴う皮膚疾患を発症することがあります。
排泄物をできるだけ綺麗に取り除き、少しでも痒がるような様子や、赤みがある場合には、すぐに動物病院に行くようにしましょう。

■不正咬合
モルモットの主食は牧草ですが、牧草を十分に食べていなかったり、ケージの金網をかじったりするくせがある子は、不正咬合を引き起こしやすくなります。
歯が伸びすぎてしまうと、口の中を傷つけたり、餌を食べるときに痛みを伴ったりするため、食欲不振などが起こります。

■消化器疾患
環境の変化や、気温の変化、ストレスなどさまざまな理由によって、下痢や軟便になることがあります。万が一、うんちの形や硬さがいつもと違う場合には、うんちを持って動物病院へ行きましょう。
半日でもうんちが出ない場合にも要注意です。

モルモットを理解し、最後まで責任をもって

犬や猫に比べて、飼いやすいと思われがちなモルモットですが、ちょっとした環境の変化で体調を崩してしまったり、お部屋の家具をかじってしまうなど、想像していたよりも飼うのが難しい動物です。
生態や性格を理解してあげることで、モルモットとの距離も縮まってきます。
毎日、少しずつお互いのことを知ることが、なによりも大事です。

キュートなフォルムと、自由奔放なモルモットを最後まで大事に飼育してあげましょう。

参考:モルモット完全飼育

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