初心者必見!ゴールデンハムスターってどんな品種?飼い方は?特徴は?寿命は?

2021.02.24

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ペットとして人気“ゴールデンハムスター”

ふわふわとした毛に、小さな体、狭いところにするすると入ったり、頬袋に餌をためこむ姿がとってもかわいいゴールデンハムスター。
実は、ゴールデンハムスターは他のハムスターとは違い特別な品種だということを知っていますか?

その理由は、世界で初めてハムスターという動物が確認されたことが背景になっています。
1794年、「The Natural History of Aleppo(アレッポの自然史)」という本には、頬袋に豆がつめられた様子に驚いたという内容が記されていて、そのハムスターこそがゴールデンハムスターだったのです。
そこから何百年も、人々はハムスターの姿を見ることはありませんでした。野生下では、ハムスターが地下2m以上の巣穴をほって生活していたことや、夜行性であったことが理由だといわれています。
その後、1930年にシリアのアレッポという場所でゴールデンハムスターのメスを1匹、その子ども11匹を捕獲したことからゴールデンハムスターの繁殖が始まったといわれています。
その子孫の一部がイギリスに持ち込まれ、1937年にアメリカで一般的にハムスターが飼育されるようになりました。
犬や猫に比べると、ペットとしての歴史はまだまだ浅いハムスター。その中でもすべてのハムスターの祖先ともいわれているゴールデンハムスターとは、一体どんな動物なのでしょうか?特徴や飼い方、一緒に暮らす上で気を付けたいことなどをお伝えいたします。

体の特徴

ゴールデンハムスターの大きさは18㎝~19㎝で、男の子よりも女の子の方が大きい傾向にあります。体重でいうと、男の子が85~130gなのに対して女の子は95g~150gほどです。
毛色は、ノーマル、キンクマ、パイド、シナモン、トリコロールなどさまざまです。

性格の特徴は?

ゴールデンハムスターは、おっとりとした性格でハムスターと暮らすのが初めてという方にもおすすめの品種。人懐っこい性格の子が多いので、手乗りにさせたい、ハムスターと一緒に遊びたいという方にもおすすめ。
知能も高いので、飼い主さんの声やにおいを覚え、特定の人に懐いてくれるという一面も。一方でおっとりした性格なので、ちょっと天然ボケな姿も♪

ゴールデンハムスターは懐く?

ハムスター

人懐っこい性格のゴールデンハムスターは、ケージでごはんを食べているときに名前を呼ぶと「ん?」と目線をくれたり、人の手を見ると走って乗ってきてくれたりと懐いてくれます。
毎日ふれあう時間を決めて、ケージの外で遊ぶようにしましょう。飼い主さんと遊ぶとおやつをもらえる=だから飼い主さんは安心できる存在だと少しずつ分かってもらうようにしましょう。

ゴールデンハムスターの寿命は?

とっても小さな体で一生懸命生きているゴールデンハムスターの平均寿命は2~3年と言われています。ハムスターの心拍数や呼吸数は、なんと人の6倍。ハムスターにとっての1日は、人間でいう6日分に値するのです。
決して長くはない寿命だからこそ、一緒に過ごす時間を大切にし、ちょっとした変化にも気づいてあげるようにしたいですね。

ゴールデンハムスターの飼い方は?

必要なもの

・ケージ

ゴールデンハムスターは多頭飼育には向いていない性格(多頭だとケンカをする)のため、必ず1頭で飼うようにしましょう。ケージのサイズは縦横60㎝×45㎝以上のものがおすすめです。
また、巣箱を置いたときにゴールデンハムスターが天井に届いてしまうと脱走の恐れがあるので、体格に合わせて十分な高さのあるケージを用意してあげてください。
ケージには水槽タイプ(全体が透明のもの)と金網タイプがあります。金網タイプのケージは、金網をかじって不正咬合(歯のかみ合わせの病気)になってしまう可能性があるので、水槽タイプの方がおすすめです。水槽タイプの場合は、通気性が十分か、掃除がしやすいかを意識して選ぶようにしましょう。


・フード入れ

ケージの角にはフードを入れるお皿を設置しましょう。ゴールデンハムスターがひっくり返せないずっしりと安定したお皿がおすすめです。掃除しやすいかどうかも選ぶポイントです。


・お水入れ

お水はボトルタイプの給水器を使用するようにしましょう。
お皿のタイプを使用すると、ハムスターがお皿の中に入ってしまい、体が濡れて病気の原因になることがあります。


・トイレ

ゴールデンハムスターに限らず、すべてのハムスターはトイレを決まった場所でする習性があります。トイレにはトイレ砂を入れておいてあげましょう。ハムスターは砂浴びを好む子が多いので、可能であればケージの中に砂浴びようの砂を入れた砂浴び用の容器も置いてあげることをおすすめします。ただ、ハムスターはどちらが砂浴び用なのか区別がつかないので、どちらも汚れていたら交換してあげるようにしましょう。


・巣箱

もともとハムスターは、地面に穴を掘って巣穴の中で生活しているので、身を隠せる場所があると安心してくれます。木製と陶器製があるので、その子が気に入るタイプの巣箱を選んであげましょう。


・回し車

ハムスターの運動不足を解消するのに必要な回し車。回し車の大きさは、背骨への負担を考えて、ハムスターの大きさよりも大きいもの選んであげましょう。ペットショップなどでは、音がうるさくない回し車も販売されています。


・床材

床材には、ウッドチップ製、牧草タイプ、ペーパーチップなどの種類があります。季節や、掃除のしやすさなどによって使い分けましょう。

環境や温度

【環境】
・テレビや外の音がうるさくない場所であること
・寒暖差が大きくない場所であること
・直射日光があたらない場所であること
・エアコンの風が直接あたらない場所であること
・風通しが良い場所であること

【温度】
温度:20℃~26℃
湿度:40%~60%

1年中気を付けたい温度

ハムスター

春・秋:春と秋は、暖房や冷房を使わず人間にとっては快適な温度かもしれません。ですが、ゴールデンハムスターにとっては、朝晩の冷え込みで寒暖差を感じやすいことも。

:夏は熱中症に気を付けてあげましょう。エアコンで部屋が暑くならないように注意するのはもちろんですが、ケージの中にひんやりするマット(大理石やアルミ製のものがおすすめ)をおいてあげましょう。夏は、食べ物も傷みやすいので、ケージの中に食べ残しを置きっぱなしにせず、こまめに掃除をしてあげましょう。

:あまりにも寒いと、ハムスターは冬眠してしまうことがあります。寒くならないようにペットヒーターを使いましょう。暑くなりすぎるのも体の負担になるので、ケージの半分には、ペットヒーターを置かない場所を作って自由に行き来できるようにしましょう。
また、冬場用として綿の床材も販売されていますが、ハムスターの足に引っかかったり、誤飲してしまう恐れがあるのでおすすめしません。

ごはんは?

ハムスター

ゴールデンハムスターに限らず、すべてのハムスターの主食はペレットです。
1日にあげるペレットの量は、体重の5~10%を目安にしましょう。ハムスターというと、ひまわりの種のイメージがありますが、ひまわりの種はあくまでも副食であることを忘れないでください。むしろひまわりの種には、脂肪分が多く含まれているので、食べすぎると肥満につながります。また、ゴールデンハムスターの場合は少し大粒のペレットを選ぶ方が、食べ応えがあって喜んでくれます。

【ペレットを選ぶポイント】

①栄養価が適切かどうか
粗たんぱく:18%
粗脂肪:5%
粗繊維:5%
生後2ヶ月を過ぎたハムスターであれば、上記の栄養価が適切です。ペレットの成分表をよくチェックし、その子の体格や年齢に合わせた適切な栄養価のペレットをあげるようにしてください。

②小分けされた餌かどうか
ハムスターの餌は、空気に触れた瞬間に劣化してしまうため、なるべく小分けになっているものを購入しましょう。小分けされていない場合は、密閉性の高い瓶や袋に移し替えて保管するようにしてください。

ちなみに、ハムスターは乾燥地帯の動物のため、お水を大量に飲む動物ではありません。ゴールデンハムスターであれば1日あたり10~30mlほどを目安としましょう。特に副食として野菜や果物をあげた場合にはあまり水を飲まないということも。ハムスターが飲みたいときに、新鮮なお水をいつでも飲めるように用意しておくようにしましょう。

ケージの掃除はどれくらいの頻度で行う?

ハムスター

ケージの掃除は、毎日行います。トイレ以外でした、うんちはピンセットなどで取り除いてきれいにしましょう。汚れてしまった床材も取り除いて新しいものを入れてあげましょう。
巣箱の中はゴールデンハムスターが餌を持ち込んでしまったりなどで不衛生になりがち。毎日巣箱の中が、清潔かどうかをチェックしてあげましょう。

また、毎日する必要はありませんが、ケージ全体を水洗いしたり、床材をまとめて変えたり、給水ボトルや餌入れも定期的に洗ってあげましょう。

ゴールデンハムスターにシャンプーは必要?

ゴールデンハムスターにシャンプーは必要ありません。ハムスターは体が水で濡れてしまうと体調を崩してしまいます。ハムスター自体から嫌なにおいがする場合は、ケージの中に問題があるか、下痢などをしている可能性があるので注意してください。

ゴールデンハムスターを手乗りにするには?

ゴールデンハムスターは人懐っこい性格であるとはいえ、慣れない環境で、初めての飼い主さんに抱っこされるのは怖いものです。
焦らずに少しずつ慣れてもらうのがよいでしょう。
①ケージからゴールデンハムスターを出さないまま、手渡しでおやつをあげる
②手の上におやつをおいて、体を半分のせた状態で食べてもらう
③手の上に体全体をのせて、おやつを食べてもらう

この3つを毎日少しずつ行うことで、人間への警戒心は解けていきます。おやつは、小さくしてあげ、あげすぎないようにしましょう。
また、人慣れしてきたからといって、長時間手の上にのせるのはストレスになるので気をつけましょう。

ゴールデンハムスターを飼う上で気をつけること

なりやすい病気

■皮膚病
ゴールデンハムスターの体の一部に、脱毛、赤み、ふけ、かゆがる などの症状が出た場合には皮膚病の可能性があります。原因は細菌、カビ、ダニなどさまざまですので、ハムスターの体に異変を見つけた場合にはすぐに動物病院へ行くことをおすすめします。
■不正咬合
ゴールデンハムスターだけに限らず、すべてのハムスターは、一生歯が伸び続ける動物です。適切なごはんをあげていれば自然に歯は削れていきます。しかし、ケージの金網をかじる癖があったり、もともと歯並びが悪いなどといった理由によって歯が伸びすぎてしまうことがあります。
また、落下事故などによって歯根(歯の根元)に負担がかかり、不正咬合を引き起こす場合もあります。
■頬袋脱(ほおぶくろだつ)
ハムスターには口の中に左右1つずつ頬袋があります。その頬袋が反転してしまい口の外に出てきてしまうことを頬袋脱といいます。
粘土の高い食べ物を頬袋に入れてしまったり、とがったものを食べてしまいそこから炎症が起こるなどが主な原因だといわれています。口から粘膜のようなものが出ていたら、すぐに動物病院に行くようにしましょう。

ここがかわいいゴールデンハムスターの魅力3つ

大好きなごはんを手にもってカジカジ♪

ゴールデンハムスターがごはんやおやつを手にもって一生懸命カジカジする姿は、本当にかわいいものです。食べるものによって、持ち方やカジカジするお口の開き具合が変わったりなどの違いがあるのもポイント。カジカジ姿は、ずーっと眺めていられるほどかわいいゴールデンハムスターの魅力のひとつです

ぽてっとした後ろ姿

ジャンガリアンハムスターなどに比べると、体のサイズが大きいゴールデンハムスター。
ぽてっとしたお尻に、ちょこんとついた尻尾。そのかわいすぎる後ろ姿に夢中になる方も多いのではないでしょうか。

立ち上がってまわりをキョロキョロ

いつもは四足歩行のゴールデンハムスターですが、驚いたとき、警戒しているとき、おやつのにおいがするとき、気になる音が聞こえるときなどには、立ち上がってまわりをキョロキョロとします。
短い手が、おばけのようになるのもかわいいポイントです。

ゴールデンハムスターとの暮らし、してみませんか?

ゴールデンハムスターの特徴や飼い方、必要なものをご紹介いたしました。ハムスターの中でも比較的飼育しやすく、初心者の方でもお迎えしやすいゴールデンハムスター。
小さな命と、できるだけ長く一緒に暮らすことができるように飼い主としてできる限りの愛情をたくさん注いであげたいですね♪

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