by 根本聡子 2019.06.19
大事な家族だからこそ、お出かけも一緒に楽しみたい!でもいざとなると、行き先や持ち物に悩んでしまう方も多いのでは?そこで今回はお出かけ初心者編。愛犬と行ける場所から最低限のルールまでをご紹介します。
愛犬が喜ぶお出かけスポットはこんなところ!
<ドッグラン>
愛犬をノーリードで走らせてあげることができるのがドッグラン。利用料がかかる場所がほとんどですが、無料で開放している公園のドッグランもあります。ワクチン接種と狂犬病注射の証明書を忘れずに。
<ドッグカフェ>
テラス席や店内の一部を犬連れに開放しているレストランもありますが、初心者は愛犬メニューがあるようなドッグウェルカムのカフェから始めるのが◎。愛犬も普段と違うメニューに大喜び間違いナシ!
<ホテル&宿>
泊まりで旅行したいときには犬用の施設が充実した宿を選ぶのがコツ。ドッグランはもちろん、一緒に入れる露天風呂があるお宿も。部屋にはケージやトイレなども用意されていることもあるので初心者でも安心です。
こんなところも愛犬と一緒に行けちゃうんです!
<水族館・動物園>
神奈川県三浦市にある『油壺マリンパーク』や伊豆にある『アニマルキングダム』は愛犬と一緒に入場可能!イルカショーや動物の餌やりなどを愛犬と間近で楽しむことができます。
※『油壺マリンパーク』は、2021年9月末で閉館しました。
<高級レストラン>
敷居が高いと思われがちなフレンチや鉄板焼きも愛犬同伴可能なお店が♪例えばミシュラン常連の『ジョエルロブション』も期間限定でテラス席を開放しています。もちろん愛犬用のコースメニューも!
お出かけ先が決まったら、前日までにしっかり準備!
<犬や家族以外の人間と慣れさせる>
犬が苦手な子や、やんちゃな性格の子がドッグランに行けばトラブルの原因になってしまいます。まずは近所の散歩から始めて、犬や家族以外の人との接触に慣れさせて。
<移動方法をチェック1>
電車やバスなどの公共の交通機関を使う場合、愛犬はキャリーバッグに入れる必要があります。利用する交通機関により指定の大きさが違うので、事前にしっかり確認しましょう。
<移動方法をチェック2>
車で移動する場合、車酔いしてしまう子もいるのでまずは近場のドライブで車に慣れさせておきましょう。愛犬が快適にドライブできるようなドライブ用のベッドを設置するのもオススメ。
<持ち物をチェック>
リードや首輪、ハーネスはもちろんですが予防接種の証明書や鑑札を忘れずに。またトイレシートやマナーパンツなども多めに用意すると安心です。愛犬のごはんやオヤツもお忘れなく!
お出かけ前に何より大事なのは“しつけ”です!
大事なのは飼い主の指示に従う子にしつけること。とくにドッグランなどでは飼い主の指示で戻って来られるかはとっても重要。「おいで」で帰ってくる、「待て」「ダメ」でやめるなど最低限のコマンドを覚えさせて。
残念ですが、すべての人が犬好きではありません。迷惑をかけないためにも吠えない、咬まないのは最低限のマナー。粗相しないようにトイレトレーニングもしっかり済ませておきたいところですが不安な子はマナーパンツ着用で。
電車やバスの中で吠えないように、お出かけ前にキャリーバッグに慣れさせておくことも大切。どうしても吠えてしまうときは一旦降りて落ち着かせること。そのためにも時間に余裕を持ったプランニングが必要です。
やってしまいがちなNG項目はこんなこと!
・人間用のお皿や食器は使わせない
愛犬用のメニューがあるカフェやレストランでも、人間用のお皿や食器を愛犬に舐めさせるのは絶対NG。飼い主同士が話に夢中になっている隙にペロリ!ということがないように気をつけて。
・イスに直接座らせない
イスに座らせる場合はマット必須。公園のベンチなどにマット無しで乗せている飼い主さんをよく見かけますが、それもマナー違反。人間が靴のまま椅子に立っていたら?イヤだと思うことは愛犬もしてはいけません。
・絶対に目を離さない
ちょっと買い物するだけ、ちょっとトイレに…と愛犬を外に繋いで置きっぱなしにするのは危険です。その隙に迷子になったり、誘拐されてしまったりと悲しい事件を起こさないためにも、愛犬からは目を離さないこと!
・ドッグランでも自由にさせ過ぎない
ドッグランだからといって愛犬を自由にし過ぎるのは×。嫌がる子にしつこくさせないのはもちろん、逆にしつこくされたら間に入って距離をとるなどの対策を。飼い主同士で話に夢中になって見てない…は絶対ダメ!
・無理をさせない
お出かけが嬉しいからと朝から晩まで連れ回すのはNG。しっかりお昼寝や休憩の時間を確保してあげないと体調を崩してしまいます。せっかくのお出かけが愛犬のストレスになってしまっては意味がありませんよね。
・愛犬のシグナルを見逃さない
これから気をつけたいのが夏のお出かけ。炎天下のコンクリートを歩かせたり、水分補給もせずに連れ回したりすること は虐待です。「暑い」とも「喉が渇いた」とも言えない愛犬のために、飼い主が愛犬の発するシグナルを見逃さないで。