保護猫アメと里親マリの肉球記(16)~ネコちゃんの脱走劇~

2018.02.08

前回、ネコ散歩について小寺先生に教わったネコ好きアニコム社員のマリ。


ココ(長男)はネコ散歩の条件をすべて満たすものの、ソラ(次男)はキャリーに入れるといつもびくびくするし、アメはまだやんちゃ過ぎて何が起こるかわからない! と一旦ネコ散歩はあきらめモード。


そんな時、友人から気になる話を聞いたそうです。それは「ネコちゃんの脱走」。これはネコ散歩を考えていたマリにとって、「ドキッ!!」とさせられる話でした。


ネコちゃんが脱走してしまった時、皆さんならまず何をしますか?


臆病ネコちゃんのお話

皆さん、こんにちは、マリです。


先日、友人のネコちゃん(写真の子/大地ちゃん、11歳、男の子)が脱走しました! 私がおうちに遊びに行っても、毎回隠れてしまって会ったことがないという幻のネコちゃんでした。


どうやら近所に住む知り合いが家に遊びに来た時に、びっくりして玄関付近に隠れたものの、ドアが開いた瞬間に「もっと遠くに!」と思ったのか、外に出てしまったようです。


知り合いが帰って、「もう大丈夫だよー」と大地ちゃんを探してもどこにもいない!? もともと臆病な性格だからどこかに隠れているだろうと家じゅう探しても出てこない!


「これはまさか…脱走か!?」と、この冬の寒い中、3時間玄関を開けっぱなしにして大地ちゃんの名前を呼んでも、うんともすんとも返事がない。


交通事故に遭うという最悪の事態まで考えたようです。


脱走劇の結末

結局、大地ちゃんは、3時間後に家の裏に隠れていたところを、帰宅したパパに発見され無事に保護されました! あぁ、良かった。


でも、実は大地ちゃんの脱走劇は、今回が初めてではないようです。以前も宅急便の人が来た時に逃げてしまったことがあるとのこと。その時は30分程で戻ってきて、玄関前に座ってドアが開くのを待っていたそうです。


こんなネコちゃんの脱走劇、わが家では幸い経験がありませんが、意外と耳にすることもあるような…。


小寺先生、ネコちゃんが脱走してしまったら、探すべき場所とか注意するところって何かあるんですか? あ、あと日頃から備えておいた方がいいことなどもあれば教えてください!


小寺先生のワンポイントアドバイス!

猫が外に出てしまったらとっても焦りますよね。とくに慣れていない猫が外に出ることはとても危険です。脱走が起こらないよう十分対策することが大切です。


脱走しやすい猫の特徴として、好奇心の旺盛な若い猫、避妊去勢を行っていない猫、外に出た経験がある猫などがあげられます。


我が家の猫も、子猫の頃は扉が開くと隙を見て出ようとしていましたが、成猫になった現在は少し落ち着いたと感じています。


脱走対策

猫が外に出ないようにするためには、まずは脱走対策をしっかり行いましょう。


「①窓からの脱走防止」「②玄関からの脱走防止」「③避妊・去勢手術」「④迷子札・マイクロチップ」が挙げられます。それでは、1つずつ見ていきましょう。


①窓からの脱走防止
窓を開けっ放しにすることはもちろん、網戸が閉まっていても爪で破ったり扉を器用に開けてしまうこともあります。ペット用の網戸に張り替えたり、網戸を開けてしまう猫には開かないようにロックをかけることで対策できます。


②玄関からの脱走防止
好奇心が旺盛な猫は、行動範囲を広げようと扉が開いたら隙を見て通り抜けようとします。対策としては、玄関に出ないように生活エリアを区切ってみるという方法があります。例えば、この間取り図のおうちでは、洋室から外に出るまでに扉が2ヶ所あります。扉を1ヶ所突破されても、玄関扉は閉まっているので脱走対策となります。難しい場合は、ベビーゲートなどを設置するのもよいかもしれません。


③避妊・去勢手術
とくに発情期は異性を求めて外に出たい要求が高まるので、赤ちゃんを産ませる予定がない場合は避妊・去勢手術をおすすめします。


④脱走時には個体識別になってくれる迷子札やマイクロチップ
首輪などに迷子札がついていたり、マイクロチップが入っていると保護されたときに飼い主に連絡が入る可能性が高くなります。どんなに対策をしていても、脱走は事故的に起こる可能性があります。そのような場合に備えて個体識別ができるようにしておくと安心ですね。


万が一脱走してしまったら

起こってほしくないことですが、もしも脱走した場合の対応です。


①まずは近所から探す
外に慣れていない猫は、行動範囲が狭いことが多いです。まずは家を中心として隠れやすい物陰を中心に探しましょう。外猫の平均移動距離は200m以内の子が多いといわれていますが、遠くまで行ってしまう場合もありますので、余裕を持ってお家から500mくらいまでの地域を中心に捜索するのがおすすめです。


日中は警戒して物陰に隠れていることがあるので、夕方以降に捜索したほうが見つかる可能性が上がります。見つけた時にすぐに捕まえられるよう、好きなごはんや猫袋、タオルなどを準備しておきます。無事に見つけた場合でも、外の環境で気が張っていたり、パニックになっている猫もいますので、刺激して逃げてしまわないよう慎重に接触するようにしてあげてください。


②迷子情報が集まりそうな場所に連絡する
近隣の保健所、警察、動物病院、近所のお宅などに連絡をしましょう。もしかすると、情報が入るかもしれません。猫の写真と特徴、連絡先をまとめた迷い猫ポスターを作成するとわかりやすいです。


帰宅後の対応

まずは、ケガをしていないか、ノミダニなどの寄生虫がついていないか等チェックしてあげてください。体に異常があったり、元気がない場合は一度動物病院に相談し、必要に応じて検査や駆虫などを行ってください。


また、同居の猫がいる場合は、猫同士で感染する病気もあるので、一緒にする前に動物病院でのチェックをおすすめします。検査を受けるか判断に迷う場合は動物病院の先生に相談することをおすすめします。


宣誓!絶対迷子にさせません!!

小寺先生、ありがとうございます! ネコちゃんの脱走、ネコ散歩を考えていた私には、他人事ではありませんでした。


わが家も首輪…は、もう嫌がってしまうので、外に出るときは必ずリードをつけるようずに外に出ることがないよう、徹底したいと思います。


こんなにかわいい、わが家のネコちゃんたち。絶対迷子にさせません!


万が一、近所のネコちゃんが迷子になってしまった時に協力できるよう、アニコムの迷子捜索隊にも登録しておこうかな。


【関連リンク】
アニコム パフェの迷子捜索隊


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