犬種のルーツからしつけを考える ~チワワ編~

2018.11.06

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ちょこんとした小さな体と大きな瞳を持つチワワ。こぼれ落ちそうなウルウルのまなざしを見ていると、思わずギューっと抱きしめたくなってしまいます。


そんなチワワを家族に迎えたい!と、思われる方も多いでしょう。しかし、華奢な見た目とは裏腹に、少しだけ主張の強い気質を持っています。今回は、チワワのルーツをたどり、お悩みとその対策をご紹介します。


実は、おでかけが苦手!?

チワワを迎えたら「おしゃれなカートや洋服で一緒におでかけしたい」「この子にはあれが似合うかな」「あの場所で写真撮影したら、SNS映えするはず!」など、ワクワクする夢がふくらみますね。


しかし、実際には、「ワンッ!」と知らない人に吠えてしまったり、すぐに飼い主さんの膝の上に戻って「守って」といわんばかりに固まってしまったり…ということはありませんか。


実はチワワには、外へ出ると怖がって震えてしまう、知らない人に吠えてしまう、動かなくなるといったお悩みが多いのです。その理由は、チワワの歴史に隠されているかもしれません。


1000年前から人に寄り添ってきたチワワ

世界最小ともいわれ、小型犬ブームの火付け役となったチワワ。ルーツには諸説がありますが、中でも有力なのが「テチチ」という小さな犬が祖先だという説です。人と寝起きを共にし、神の使いとして神聖な存在と位置付けられていたとされています。


作出された1000年前から現在に至るまで、チワワはいつも人に寄り添ってきた犬種なのです。トイドッグに属しますが、かわいがられるためだけではなく、ドアベルドッグとしての役目もはたしていました。来客があれば吠えて家族に知らせるほど、周囲に敏感な性質をもつとともに、体が小さい自分を守るために、警戒心が強くなったと考えられます。


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散歩でいろいろな環境に慣れさせる

「警戒心が強いから怖がりは仕方ない?」いえいえ、そうではありません。小さい頃からいろいろな物や環境に慣れさせることで怖いものをなくすことができます!


「体が小さいから散歩いらず」などと思われがちですが、さまざまな環境に慣れさせるのに最適なのは、やはり散歩です。


とはいえ、急に「さぁ行くよ!」と首輪とリードをつけて散歩へ連れ出そうとしても、初めてのことばかりでは警戒心の強いチワワは緊張してしまいます。まずはお家の中で練習しましょう。


首輪とリードをつけた状態で大好きなおやつをあげてください。リードをつけても怖くない、嬉しいことが起きるということを印象づけてあげましょう。


リラックスできるようになったら、次はお家の中で歩く練習です。おやつを使い、少しずつ上手に誘導しましょう。怖がって動けない場合、無理に歩かせるのは厳禁です。明るいかけ声で励まし、一歩でも進んだら、ほめて自信をつけさせます。


ブレずに、毅然とした態度で接すること!

お家の中で慣れてきたらいよいよ外に出てみましょう。初めは、地面に張り付いて動かない子もいるかもしれません。


そんな姿を見ても、飼い主さんがブレないリーダーになり「私があなたを守る!」、そんな毅然とした態度で接することがポイント! 群れで暮らしていた犬にとって、信頼できるリーダーがいることは安心できる環境になるのです。


そのために、まずは「信頼の抱っこ」できずなを深めて、何事も飼い主が主導となるようにしていきましょう。「ふせ」や「おすわり」にチャレンジするのもおすすめです。


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外にはいろいろな音や物など刺激が溢れているので、さまざまなことに慣れる大チャンスです。初めは時間がかかるかもしれませんが、その子のペースに合わせて警戒心を解いて、ゆっくりステップアップしていきましょう。


その他にもチワワのことでお困り事があればLINEでのご相談もお待ちしております!


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