by 編集部 2022.09.13
アニコムでは、敬老の日を記念して毎年、ご契約いただいている最高齢のどうぶつさんをお祝いしています。 人間の年齢に換算したら90歳以上のワンちゃん、ネコちゃんたちのご長寿の鍵を探るべく、腸内フローラを調べてみました。
【大型犬部門】和介ちゃん(混血犬/18歳)の場合
腸内健康年齢 15歳5ヶ月 (実年齢-3歳)
和介ちゃんの腸内細菌の特徴
多様性も高く、乳酸菌やビフィズス菌も持っていて良いフローラと言えそうです。腸内健康年齢が実年齢より3歳若いのもすごいですね。引き続きこのフローラを保って元気に過ごしてください!
【小型犬部門】シェラちゃん(トイ・プードル/21歳)の場合
腸内健康年齢 18歳6ヶ月 (実年齢-3歳)
シェラちゃん腸内細菌の特徴
腸内健康年齢が実年齢よりも3歳若いのがすばらしいです。「酪酸菌」という腸内で免疫機能の調整に関わっている菌が多いのも良い点ですね。
多様性は少し低めですが、年齢と共に徐々に低下していく指標ですので、気にするほどではありません。
ミューちゃん(混血猫/24歳)の場合
腸内健康年齢 22歳6ヶ月 (実年齢-1歳6ヶ月)
ミューちゃんの腸内細菌の特徴
フィーカリバクテリウムをはじめとした酪酸菌が多いことが、長寿につながっているのかもしれません。ネコちゃんは高齢になると腎臓病のリスクが高くなってしまうので、フード等で負担をかけないよう注意していってあげましょう。
ようちゃん(ヨウム/23歳)の場合
ようちゃんの腸内細菌の特徴
乳酸菌(特にラクトバシラス)がお腹に中にいてくれることで、増えすぎると良くない菌が少ないフローラにしてくれているのかもしれません。
※鳥さんは腸内健康年齢を出ししていないため掲載していません。
わが子が元気で長生きしてくれますように…それは全飼い主の願い
今回の調査では、犬猫のご長寿さんは腸内健康年齢が実年齢よりも若いという結果でした。アニコムの調査では、多様性が高いほど健康度が高いこともわかっています。
【参照ページ】
わが子とはできる限り長く一緒にいたいもの。ご長寿さんのような腸内フローラのバランスを目指して、わが子の「腸活」を始めてみるのもよいかもしれません。
何より、一緒にいる時間を大切にして、遊んだりお手入れをしてあげたり、1日1日を大事に過ごしていきたいですね。
すべてのご長寿どうぶつさんが健康で幸せに暮らせますように!
▶今回使用した「腸内フローラ測定キット」の詳細はこちら