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猫のひげを切ってはいけない、は本当?

予防啓発

猫のひげを切ってはいけない、は本当?

猫のひげは多機能高感度センサー

猫の顔には頬や口の下、目の上などにひげ(触毛)が生えています。この毛の毛根には神経があり、何かに触れたり、空気の動きなどを感じたりすることができます。猫のひげは顔の輪郭よりも長く、狭い穴に体が入り込めるか、などを測ることができます。


また、このひげは非常に敏感なため、気流の探知もできます。猫は空気の流れのわずかな変化を読み取り、暗闇の中でも固い物体があることを読み取ることができます。ひげが途中で折れた猫は暗闇での狩りに失敗するともいわれています。


ひげは普通の毛の3倍近くの深さで埋まり、何かを知りたがっているときや周囲の状況を調べたいとき、おびえているときは前方へ、防御態勢では後方へと動かすこともできます。


狩りの後、獲物を口にくわえているときには、その獲物の生死などの情報を常に感じています。また、前肢の親指の肉球(手根球)の上部にもひげと同じ役割を持つ太い毛(付属触毛)が生えています。このため前肢でも周囲の障害物などを感じることができます。


「猫のひげを切る」はNG。では犬のひげは?

このように猫のひげは大切な感覚器のひとつであり、猫のひげは切ってはいけません。


ちなみに、犬のひげももともと、このような機能を備えていたと考えられていますが、現在は退化していて、ひげを切っても大きな問題にはなりません。