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【検証!】歯みがきせずに、犬の歯石はとれるのか?

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【検証!】歯みがきせずに、犬の歯石はとれるのか?

ただいまぁ!と愛犬を抱き上げ、ペロッと鼻を舐められたときのあの感じ。「ちょっ」と言って思わず離してしまうあの感じ。ちがうの。嫌いなわけじゃない。きみ、すこしだけ、クサいんだ。そういえば、歯石もごっそりついています。毎日歯みがきすればよいのはわかっているけど、結構大変なんですよね。


野生動物には、歯石がないってホント!?

かの毛沢東は「虎は歯みがきなどしない」と言い放ち、一度も歯を磨かなかったそうです。たしかに、トラを始めとした野生動物が歯ブラシで歯を磨く姿は想像もできませんが、歯石がついているイメージもありません。


気になって調べてみると、動物園のトラは、野生のトラに比べて歯石が多く付着し、歯周病も多いとの研究がありました。なぜかというと、口の中の環境を良くするのも悪くするのも食べ物次第で、その形や硬さが歯石の付着に影響しているとのこと。
※引用文献:Epub "Oral health correlates of captivity." Kapoor. et al. : June 18,2016


「歯みがきして」って、言われても…

ペット保険のアニコム損保のグループ会社であるアニコム パフェ株式会社が、マース ジャパン リミテッド社と共同で2009年7月~12月に関東の動物病院23件で調査したところ、健診を受診した犬780頭のうち76.3%に歯垢の沈着・歯石が見つかったそうです(※1)。


歯周病菌の塊である歯垢や歯石をそのままにしておくと歯・口腔疾患につながり、動物病院での処置が必要となる場合があります。


アニコム家庭どうぶつ白書によると、歯・口腔疾患の治療費の平均は年間3万4千円(※2)だそうです(えぇ!!)。3万5千円もあれば「愛犬と行く、豪華夕食付き温泉旅行」だって行けるじゃないですか!! 行きたい!!


でも、だれだって好きで歯周病になるわけではありません。そりゃ口が臭いのはイヤさ。「毎日の歯みがきが大切!」なのは分かっているけど、愛犬が嫌がったり、難しかったり(正直、面倒だったり)、われわれにはれっきとした「できない理由」があるのです(断言)!

※1 アニコム損保ニュースリリースより
※2 アニコム家庭どうぶつ白書2016より


検証開始! 名付けて「ガジガジプロジェクト」!

そこで、今回「歯みがきせずに、歯石を落とす!」をテーマに、ズボラ歯石取りに挑戦! 全国の悩める「口くさワンコ」のために、そして臭いを気にせず愛犬を抱きしめるために検証開始。


とはいえ、ごはんを変えるのは難しいので、骨をガジガジする野生のトラにならい、みんなで硬いモノをガジガジしてみよう!ということで、「ガジガジプロジェクト」を発足。


今回、アニコム損保のペット保険にご契約中の185頭の犬に、ガジガジモニターになっていただきました。その調査結果をご報告します!


【モニター調査概要】 調査対象:アニコム損保のペット保険契約者のうち、1~5歳の小~中型犬 185頭
調査期間:2017年5月27日~2017年6月7日
調査方法:鹿の腱(フリーズドライしたもの)を飼い主が手に持ち、1日15分を限度として犬に噛ませるようにして与えた。モニター調査は1頭あたり5日~7日間実施した。
調査にあたっての注意事項:丸飲み防止のため飼い主が手に持って実施。異常があったらすぐに中止するよう指示。
調査終了後のアンケートの有効回答数:96

ガジガジした結果

5~7日間ガジガジして頂いた結果、なんと10.4%の飼い主さんから「歯石が取れた」、17.7%の飼い主さんから「口臭が減った」と回答いただきました。ただ、ガジガジするだけで、口くさワンコが減ったんです。


「歯石が取れた」と答えた方の声

「歯の着色汚れが気になっていたのですが短期間で改善できたのでよかったです。とても喜んで噛んでいました」(混血犬(体重10kg未満)/3歳)


「口臭が減った」と答えた方の声

「びっくりするくらい喜んでガジガジ噛んでくれました。もっとサイズが大きくても良かった感じがします。1日5分でも歯みがきトリーツを噛むと歯の歯石が少しずつ取れることがわかりました」(イタリアン・グレーハウンド/3歳)


残念ながら「変化がなかった」と答えた方の声

「ガジガジと喜んで食べていましたが、歯の状態には変化は見られませんでした」(ジャック・ラッセル・テリア/3歳)


ほかにもこんな意見が

  • 「奥歯のほうで噛んでたので少しは歯の掃除はできていたでしょうが 頑固な着色や歯石は長い目でとりかからなければいけないでしょうね」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク/3歳)
  • 「食い付きは良いが効果が有るとは余り思えない。ピンポイントで犬歯の汚れを取るのは至難の技だと思います」(マルチーズ/3歳)
  • 「歯みがきは歯周ポケットなどは歯ブラシの方が良いと思うので、歯みがき前にアキレスや腱を齧らせるのは良いと思いました」(ボストン・テリア/2歳)
  • 「喜んでかじります。少し、歯が白くなったように思います」(パピヨン/3歳)



毛沢東の「トラは歯みがきなどしない」説が正しいのかはさておき、そのどうぶつ本来の姿に近しい食べ物を食べることで、本当に歯みがきは不要なのかもしれません。今回は短期間の検証でしたが、引き続きアニコム社員でのモニターは継続中です(追ってご報告します)!


一方で、飲みこんでしまう危険性や、ガジガジすることが嫌いな子がいること、また、硬すぎると歯が折れてしまう可能性もあります。


やはり、小さい頃から歯みがきをすることに慣れることが一番大事ですが、どうしても上手にできない場合には、ガジガジを試してみることで、ズボラケアができるのかも知れませんよ。


アニコム パフェ オンラインショップ

今回の検証に使用したガジガジはアニコム パフェ オンラインショップでも販売中です。ワンちゃんの歯みがきが苦手な方は、ガジガジプロジェクトに参加していただき、コメント欄で結果のご報告をお待ちしています!
※アニコム パフェ株式会社のサイトに移動します。