2018.03.13
外耳炎の経験があるワンちゃんの飼い主さんに、治療とケアのがんばりエピソードを教えてもらいました。その中から、今回は第一ステップの、お耳を触るコツに焦点を当てた、がんばりエピソードをご紹介します!
デキる子に大変身させる「お耳を触るコツ」、今日から挑戦してみませんか?
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なでなでの魔法で、お耳にもタッチ!
「最初は耳を触られるのも嫌がってましたが、徐々に慣れてきて、抱っこされた状態で耳の汚れを拭き取ることができるようになりました」(コロちゃん/チワワ)、というエピソードの通り、ケアの第一歩はまず「触れるようになる」ことが大事!
「体のあちこちを触って、慣れさせる」(シェリーちゃん/トイ・プードル)
「スキンシップを兼ねて、毎日さりげなく耳を触る」(プリンちゃん/MIX犬)
「耳をマッサージしてあげると、とても気持ちよさそうにしている」(銀次郎ちゃん/ワイアー・フォックス・テリア)
などなど…。心地いいなでなでのワザで、さりげなく慣れさせている飼い主さん達のお話が多く見られました。
「耳のニオイを意識して嗅ぐ」(きなこちゃん/トイ・プードル)、なんて距離の近づけ方をしている方も! ふだんから意識して、触ったりニオイを嗅ぐことで、小さな変化から外耳炎の早期発見につながるかもしれませんね。
大好きなおやつと、ほめほめ作戦!
「耳を触らせてくれなかったので、大好きなキャベツやブロッコリーを鼻先につけて、点耳薬をいれた」(ももこちゃん/ラブラドール・レトリーバー)
「点耳薬をいれたあと、大好きなリンゴをあげて、たくさんほめてあげていたら、薬のあとの楽しみを覚えてくれて、やりやすくなった」(トノちゃん/トイ・プードル)
嫌な時間を楽しみな時間にかえてあげる、すてきな方法ですね! ワンちゃんはみんな、飼い主さんにほめられるのと、大好きなおやつには勝てないようです。
えっ? こんなことも? 意外な方法
「息子にしっかり抱きかかえられて、ベランダでならケアをさせてくれる。大きな手でしっかりホールドされて安心するのかも」(コテツちゃん/ミニチュア・ダックスフンド)
「気づかれないように、薬はすぐとれる場所に置いておく」(メイちゃん/ヨークシャー・テリア)
「洗濯機の上だと、観念してケアをさせてくれる」(大ちゃん/パグ)
「耳だけを触ると怒るので…体全体を触りつつ、もうひとりが点耳薬をいれるチームプレー」(ライチちゃん/トイ・プードル)
特定の人や、場所だとおとなしくお耳をケアさせてくれたり、治療させてくれる子もいるようです。薬の置き場所やチームプレーなど、おうちごとの小さな工夫が成功につながっているようです。どれも経験者でなくてはなかなかアドバイスできない、意外な方法でした!
次回のエピソードは、最難関「イヤークリーナーでの洗浄」!
これならうちでもできそう!という発見はありましたでしょうか? みなさん、ワンちゃんに合わせていろんな工夫をされていて、素晴らしいですね!
次回は、おうちケアの最大の難関、「イヤークリーナーでの洗浄」についてのがんばりエピソードをお届けします!
ぱにぱにさん
ウチのメスのコーギー(12才)は小さい頃から膝枕で耳垢を取らせてくれます。獣医さんも信じてくれなかったので、動画も撮りました。家にきてすぐから、マズルトレーニング等でどこを触らせてもok にして、短い時間から慣らして、あとはごほうび主義です。ワンちゃんも耳垢取ると痒みが止まるので、今は綿棒見せると、寄って来ます。