みんなどうしてる?~外耳炎~

2018.01.12

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アニコム損保の保険金請求データから、約7頭に1頭のワンちゃんが、外耳炎を経験していることがわかっています。しかも、3ヶ月以内の再発率は43%! お耳で悩んでいるワンちゃんと飼い主さんはとっても多いのです。


おうちでのケアって大変だけど、みんなはどうしているの? ということで、外耳炎の治療・ケアに関するがんばりエピソードを集めました(※1)。「同じ病気でがんばっているワンちゃんの力になれれば!」ということで、450人の飼い主さんからお悩みやアイデアが集まりました。


(※1)外耳炎で悩んだことがあるワンちゃんのご契約者に、ケア方法を知ったきっかけ、どこまでおうちでケアできるか、工夫やお悩みに関して、アンケートにご協力いただきました。



おうちケアの最大の難関! イヤークリーナー!

まずは、どこまでおうちでのケアができるのかについて聞いてみました! ケアの内容ごとに、できるかどうかの割合を分析したところ、「耳の汚れをふき取ることができる」と答えた飼い主さんは10人に8人の割合でした。それに対し、「耳道の洗浄をすることができる」と答えた人は半分以下という結果に(※2)。


「クリーナーの滴下だけは本当に嫌がって首を振ったり、肩に乗って逃げようとしたりして抵抗するので、倍以上こぼしながらなんとか滴下しています(LINちゃん/MIX犬)」などということも。イヤークリーナーはワンちゃんにとっても飼い主さんにとってもなかなかの強敵のようです。


(※2)(※1)のアンケートの回答結果をもとに算出しています。



おうちでケアできた方がいい? おうちケアと通院回数の関係を調べました!

おうちケアの一例として、耳道の洗浄についての結果をご紹介します。「耳道の洗浄ができる」と答えた飼い主さんの方が、外耳炎での平均通院回数(※3)が少ないという結果に! おうちでのケアができた方が、外耳炎が治るまでの通院回数が少なくてすむのかもしれません…。


(※3)(※1)のアンケート回答者450人のうち、イヤークリーナー等で耳道洗浄できると回答した185人、できないと回答した265人それぞれにおいて、1年間(2016/4/1~2017/3/31)のアニコム損保への外耳炎での保険金請求データより平均通院回数を算出しています。



え!? わが子は耳すら触れないんだけど! という声も続出

たとえば「耳掃除というと逃げる(ぎんちゃん/MIX犬)」や、「耳を触る程度は一人でもできますが、点耳薬や洗浄液は家族に手伝ってもらわないとできません。動物病院では非常におとなしく洗浄されているのに、家では嫌がって、確実に逃げられます。全力で。半強制的にやろうとすると今度は洗浄液のボトルを見ただけで逃げ出し、さらに耳さえも触らせてくれなくなります(りくちゃん/キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)」などといったご意見も。耳掃除とわかってしまうと、ワンちゃんのお耳に触れることすらひと苦労のようですね。


その一方で、愛情いっぱいのユニークな成功談もたくさんいただきました。



意外なことでお悩みが改善するかも? 一例をご紹介!

「歌を歌いながらお顔や耳、手足を拭いてあげると、ワンコがそれを楽しんでいるのか、お利口さんに拭かせてくれます(ふうちゃん/フレンチ・ブルドッグ)」


「ご褒美のおやつとコットン、イヤークリーナーを準備して愛犬の前に並べる。コットンにイヤークリーナーを含ませ片耳拭いておやつ、反対側の耳を拭いておやつ、を行う。その際おおげさなくらい”お利口!”とほめちぎる(風ちゃん/柴)」


「はじめは点眼薬や耳掃除を嫌がりましたが、エマとの攻防(?)を楽しみながら、家族全員で粘り強く続けました。素早く点耳するのがコツです(エマちゃん/トイ・プードル)」


…などユニークな回答がいっぱいでした!


今後は、点耳薬、イヤークリーナーでの洗浄などの項目ごとに、しつけに関するアイデアからおもしろ工夫にいたるまで、順次ご紹介予定です! みなさまの耳ケアにも役立つ意外な発見があると思いますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

【どうぶつの病気に関するデータを公開】

みんなのどうぶつ病気大百科

アニコム損保が保有する世界最大規模の診療データをもとに、品種別・年齢別・性別のかかりやすい病気や、診療費の目安、平均通院回数などの統計データを調べることができるサイトです。犬・猫だけでなく、鳥・うさぎ・フェレットのデータも公開しています(※)。

(※)鳥・うさぎ・フェレットは年齢別・性別のみ検索可能

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