by おおつきよこ(anicom you編集部) 2018.06.14
筆者宅のどうぶつは、長男ネコ「専務」(15歳/雑種/赤トラ)、長女ネコ「ミカ」(14歳/雑種/三毛)の2匹。以前は次男犬「ボク」(フレブル)もいましたが、昨年11歳で星になりました。
というわけで、一番つきあいの長い専務とのwithlist、考えてみました。
専務は若いころ、ネコにしてはいろいろなことを一緒に体験したほうだと思います。
筆者の仕事柄、モデルネコみたいなことをしてもらっていたので、プロカメラマンの撮影も経験済み。
わりと車好きで、まだ1頭飼いだったころはちょっとしたドライブはもちろん、一泊旅行に行ったり一緒に実家に帰省したりと、同伴旅行も経験済み。
わが家に来る前は犬と暮らしていたせいか、若いころはハーネスをつけて散歩するのも好きで、当時としては結構レアな散歩ネコでもありました。
そんなわけで、一緒に何かを…と考えると、意外とあまり新ネタが残っておらず。結果、こんなwithlistになりました。
専務とは確かに今まで一緒にいろいろ経験しましたが、そういう“ハレの日”的体験が、すっごくいい思い出になっているかと問われると、意外とそうでもないのが、ホントのところ。
以前温泉地に旅行に行ったときは、慣れない場所に1頭で留守番させるのがかわいそうで、結局コンビニ弁当を買ってきて宿でだらだら過ごして終わったという、ビターな経験が…。
今では、もはや一緒にいても何をするでもなく、やっぱりだらだらして終わる毎日。長年連れ添った夫婦のように、「今さらデートもないっしょ?!」という感じで、お互いがんばらずにすむ心地いい関係になっているのではと筆者は勝手に思ってますが、さて専務のほうは、どうだか。
withlistを機にいろいろ考えましたが、そういえばネコに何かしてほしい、ネコと何かしたいって、意外とないなぁ、と。だって相手、ネコ様ですから。
彼らを愛してしまった筆者はもう“ネコ様の下僕”なので、彼らの気が向いたときに抱っこさせていただいたり、遊んでいただいたり、なでさせていただいたりするだけ。
布団に入ってきたら、あー幸せ。
ひざに乗ってきたら、あー幸せ。
一緒にいていただくだけで、あー幸せ。
そう思うよう、子どものころから誰かしらネコ様が一緒にいる状態で生きてきた36年間で、じっくり調教されました。
だから、本当に叶えたい夢は、3つめ。
猫又(←年取った猫が化けた妖怪のこと)になってくれれば、普通の猫よりうんと寿命が延びないかな、と。そして、願わくば、一緒に逝けますように。
これを書いている6月6日は、奇しくも専務の15回目の誕生日。あと何年一緒にいられるかわかりませんが、2、3年くらいで、ネコを猫又に昇格させる方法、誰か発明してくれないもんですかね?