by 塩澤みき(ドッグヨガインストラクター) 2018.06.12
ドッグヨガインストラクター犬という肩書きをもつふくちゃんは、アウトドア好きの飼い主とお出かけしたり、時々アニコムのメディアにも登場したりと忙しい毎日。そんなふくちゃんとのwithlistを考えてみました。
ふくちゃんを迎えたころ、ドッグヨガのもつ魅力にはまった私は、一念発起し、ドッグヨガインストラクターに、ふくちゃんもインストラクター犬になりました。
レッスンの日は、車の助手席のボックスにちょこんと座って、一緒に出かけ、レッスンの間は、抱っこされたり、立ちポーズのお手伝いをしたり、はじめて会うワンちゃんに囲まれてもお利口に過ごすふくちゃん。
毎回レッスンの後には、「今日もありがとう」という想いとともに「インストラクター犬になったこと、どう思ってるんだろう。すごい我慢してたら申し訳ない…。本当はもっと違うことしたいんじゃないのかな…?」などの疑問がふと心に浮かびます。
そんなときは、ヨガの教えに立ち返ってみます。
ヨガとはつながるという意味。ワンちゃんと呼吸を合わせて、五感でお互いを感じ合って、きずなを深めるというのがドッグヨガの目指すところのひとつ。
飼い主さんがリラックスしていくと、それが伝わって、ワンちゃんがどんどん穏やかになっていくのは、あたりまえの光景です。
帰りの車で、まるで授業中の生徒のように、こっくりこっくりしていると思ったら、ハッと目をあけ、「ぼく、寝てませんから…」と必死に装っているのは、きっと、私が運転しているのに、寝てしまったら申し訳ないと思っているんだよね。
そう、お互いに思いは伝わっている!!
私が楽しいことは、ふくちゃんも楽しんでいる!!
私がしたいことは、ふくちゃんもしたいこと!!
そんな思いで作った私とふくちゃんのwithlist。
いつもお留守番してもらっているけれど、一緒に飛行機の座席に座って南の島に旅行に行きたい(これができたら本当にうれしい!!)。
いつもの茶色い砂浜でなく、白い砂浜を思い切り走らせてあげたい(お顔や肢がジャリジャリしても、キレイそう…)。
そして、できれば来てほしくないその時だけれども、最後のひと息は、「ありがとう。ずっーと大好きだよ」の思いとともに呼吸を合わせて一緒に迎えたい。
ほかにも一緒にやりたいことは、まだまだたくさん。ふくちゃんとのかけがえのない時間、悔いの残らないよう毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
あと、トイレも完璧にできるようになりたいね、ふくちゃん…(笑)。