【6月25日は無事故の日】愛犬2頭と暮らすアニコムの賠償責任事故の担当者がお伝えしたいこと

by 編集部 2026.06.11

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私はアニコムの事故担当者であり、飼い主でもあります!


はじめまして。
私は、アニコム損保で、ペットが関わる事故やトラブルの対応に携わっています。そして私自身も、愛犬2頭と暮らす飼い主のひとりです。
「散歩中に人を噛んでしまった」「他人の物を壊してしまった」など、ペットが関わる事故のご相談を受ける中で、「まさかこんなことになるとは思わなかった」という飼い主さまの戸惑いや不安に触れることがあります。
そのたびに、事故担当者としてだけでなく、飼い主としても考えさせられます。
今回は、事故をどこか遠い世界の出来事ではなく、日々の暮らしの中で起こり得る身近なものとして感じていただけたらと思います。

■事故対応で聞く「まさか」の声

多くの飼い主さまにとって、事故は予想していなかった出来事です。
ここでは、事故対応をする中で飼い主さまからよくお聞きする3つの声をご紹介します。

「まさか、わが子が噛むなんて。」

飼い主さまからよくお聞きするのは、「今まで一度もなかったのに」という声。
普段はおとなしい子や、家族には甘えん坊な子でも、相手の動きや距離、周囲の環境によって、いつもとは違う行動をとることがあります。
また、他の子との相性やその日の体調・気分が影響する場合もあります。

「相手の方に申し訳なくて、今後どうしたらいいか分からない」

事故が起きると、相手の方への謝罪やその後のやり取りだけでなく、飼い主さま自身も大きな不安や戸惑いを抱えることがあります。保険の手続き以外にも、相手への謝罪や今後の関係性について悩まれる方も少なくありません。

「これからも一緒に暮らせるのかな」

事故の内容や状況によっては、散歩の時間帯やコース、リードやハーネスの使い方、来客時の過ごし方などを見直さなければならないこともあります。また、中には、これまで通りの暮らしを続けることが難しくなってしまうケースもあります。
実際に、複数回の咬傷事故をきっかけに、関係機関での保護預かりや、知人への譲渡につながった事案もありました。


「今まで大丈夫だった」ことが「今日も大丈夫」とは限りません。
もちろん、すべての事故が同じような結果になるわけではありません。しかし、事故はわが子との暮らし方や生活環境に影響を及ぼす可能性があることを知っておいていただきたいと思います。

何気ない日常にも、“ヒヤリ”はある 飼い主でもある私の変化

愛犬のモカ(15歳)とペロ(7歳)


ここからは、私自身が愛犬2頭と暮らす飼い主として、 “ヒヤリ”とした場面を2つご紹介します。

①自宅の庭で

自宅の庭で2頭を遊ばせていた時、自宅前を通った自転車に反応した1頭が、柵のわずかな隙間から外に飛び出してしまったことがありました。
それまで柵の隙間から飛び出したことは一度もなかったため、「まさかそんな場所から」と驚いたのを覚えています。
自宅の敷地内だからと安心していても、周囲の音や動きによって思わぬ行動につながることがあるのだと実感しました。

②散歩中1頭に気を取られ……

2頭の散歩中、1頭の排泄物を処理していると、近くを別のワンちゃんが通りかかりました。その瞬間、もう1頭が興奮し、リードが手から離れて相手のワンちゃんの方へ向かってしまったことがあります。
私は排泄物の処理に気をとられ、別のワンちゃんが近づいてきていることに気付けませんでした。手がふさがる一瞬や、注意が分散する場面こそ、周囲の状況に目を向けるべきだったと反省しています。

どちらも、いつもの日常の中で起こった出来事です。幸い事故には至りませんでしたが、もし相手の方やワンちゃんにケガをさせていたらと思うと、今でも“ヒヤリ”とします。

「今日はどうかな?」という小さな意識

飼い主の立場として、「わが子は大丈夫」と思う気持ちはよく分かります。
しかし、事故対応に関わるようになってから、散歩中や来客時、イベントなどの普段と異なる環境に出かける際に、愛犬たちの様子を以前より注意深く見るようになりました。
「いつもと変わらないから大丈夫」と感じる日でも、「今日はどうかな?」とあらためて目を向けてみる。
その小さな意識の積み重ねが、わが子の些細な変化に気づくきっかけになるのではないかと感じています。

「わが子は大丈夫」その信頼に日々の目配りを

事故を防ぐことは、相手方を守ることはもちろん、飼い主さま自身の不安や後悔を減らすことにもつながります。そして何より、大切なわが子との穏やかな暮らしを守るためにも、日々の小さな気付きが大切だと感じています。
「無事故の日」をきっかけに、いつもの生活の中で、わが子の様子や周囲の環境に少しだけ目を向けてみませんか。
事故担当者として、そして皆さまと同じ飼い主の一人として、ご家族の皆さまがこれからも安心して過ごせる毎日が続くことを心から願っています。

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