by 編集部 2025.03.11

毎年恒例のアニコムの「ペットにかける年間支出調査」を今年も実施!ペットと暮らすうえで必要なフードや日用品、病気の治療費などについて調査しました!また、今回はおやつにかける金額や人気の種類も調査。気になる結果をご紹介します。
1年間にかける費用、犬は41万円、猫は18万円
犬・猫それぞれについて1年間にかける費用を調べたところ、犬が414,159円(前年比122.3%)、猫が178,418円(前年比105.4%)で、犬・猫ともに前年を上回りました。

犬・猫ともに「フード・おやつ」「サプリメント」「シャンプー・カット・トリミング」が増加
「フード・おやつ」は犬が前年比128.7%、猫が117.1%、「サプリメント」は、犬が前年比141.7%、猫が127.1%と上昇しています。「健康によいものを与えたいから」という健康志向とあわせて、「価格が上がったため」という回答も多く寄せられました。
「シャンプー・カット・トリミング」も同様に「値上がりしたため」という回答も多く、昨今の物価高が、ペットの飼育費用にも影響を与えていることが伺えます。
猛暑・自然災害の影響で「防災費用」「追加の光熱費」も上昇
2024年に発生した大きな自然災害、夏の猛暑の影響を受け、「防災費用(犬:200.5%、猫:118.8%)、「飼育に伴う追加の光熱費(犬:128.0%、猫:113.1%)」も上昇しています。
うさぎ、小動物も上昇
うさぎと小動物(ハリネズミやハムスターなど※1)にかける費用も、うさぎが前年比129.2%、小動物が102.9%と上昇しています。上昇している項目は「フード・おやつ」「防災用品」「飼育に伴う追加の光熱費」と犬・猫同様の傾向が見られました。

※1:鳥、フェレット、モモンガ、リス、ハムスター、チンチラ、モルモット、ネズミ、ハリネズミ、カメ、トカゲ、ヘビを含む
おやつにかけた費用 犬は約2万円、猫1.3万円
項目は「フード・おやつ」「防災おやつにかけた費用とその種類について聞いたところ、犬では「ジャーキー系」が55.2%で最も多く、ガム系(46.7%)が続きました。年間にかけた費用は犬が19,580円、猫が13,421円、うさぎを含む小動物では5,391円という結果でした。



※2 ※1とうさぎの計13種類のどうぶつ
【調査方法】
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2024年1月1日~12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
(■2024年分調査:有効回答数 4,137 / ■2023年分調査:有効回答数 5,217)
ペットとの暮らしに備えを
今回のアンケートの結果を見ると、物価高はペットの飼育費用にも影響を与えています。私たちに癒しや愛情を与えてくれるペット達は大切な家族の一員です。食事や日用品はもちろん、ケガや病気の治療費がかかることもあります。大切な“いのち”を責任をもって守るためにも、ペットとの暮らしにはどれくらいの費用がかかるのか、ぜひアニコムの年間支出調査を参考にしてみてください。