6/25は無事故の日! 長年「無事故」の飼い主さんに「秘訣」についてインタビュー!

by 編集部 2023.06.20

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アニコムでは、毎年6月25日を「無事故(625)の日」と定め、ペットが原因となる事故の予防啓発を目的とした取り組みを行っています。
今回は、10年以上「無事故(ペット賠償責任特約のご請求がない)」を続けられている、3組の柴犬の飼い主さんにお話を伺いました。 柴犬の飼い主さんだけではなく他の犬種の飼い主さんも、ぜひ参考にしてください。

らんちゃん(17歳)のケース

※左から、れんちゃん、りんちゃん、らんちゃん

■らんちゃんの自己紹介♪

大好きなスポットはスキー場のゲレンデです!

■飼い主さんへのインタビュー

Q:散歩中に意識していることはありますか?
A:誰かが近づいて来て、らんちゃんを撫でようとしても、いきなり触られないようにしています。また、他の飼い主さんやワンちゃんとあいさつする時には、リードを短く持つことを意識しています。


Q:うんちの処理中、リードはどうされていますか?
A:自分の腕に巻き付けるようにしています。


Q:配達員の方への咬傷事故も多いのですが、配達が来た時はどのように対応されていますか?
A:インターホンが鳴ったら、おやつを見せるなどして注意を引いておき、いきなり配達の方と接触することがないようにしています。落ち着いたら、「ワンちゃんがいますが大丈夫ですか?」と確認した上で、お出迎えさせています。

※左から、りんちゃん、れんちゃん、らんちゃん

まろんちゃん(17歳)のケース

■まろんちゃんの自己紹介♪

さつまいもが大好き。無駄吠えもなく穏やかです。もうすぐ18歳になります。薬もたくさん飲んでいますが、さつまいもに包んであげればぺろっと食べてくれるお利口なわんこです。
自慢は大人しくて手のかからないところ。また、散歩していると色んな人に「かわいい」と声をかけてもらえるほど、愛らしさがあります。


■飼い主さんへのインタビュー

Q:他のワンちゃんに対して、まろんちゃんはどう反応しますか?
A:今は年齢を重ねてきたので、近寄って来るワンちゃんにも問題なく対応していますが、以前は他のワンちゃんが苦手でした。そのため、他のワンちゃんと会う際には距離が近くならないようにすることを必ず意識していました。

ルイちゃん(享年18歳)のケース

最後に紹介するのはルイちゃんです。
実は、ルイちゃんは今年の3月、18歳で天国に旅立ってしまいました。5月に飼い主さんにインタビューのためご連絡した際に以下のメールをいただきましたので、あわせてご紹介いたします。

■飼い主さんからのメール

なんのお役にも立てないかと思いますが、ワンちゃんによる悲しい事故がなくなることをルイとともに願っております。
ルイと生活して、私たち家族が一番強く思ったことは、ルイやワンちゃんは何も悪くないということ。言葉を話せないどうぶつの気持ちを思いやり、一緒に生活していくことの大切さを、ルイから教えてもらいました。

■ルイちゃんの自己紹介♪

2004年5月28日生まれ。ボール遊び(特にテニスボール)が大好きで、ボールを見つけるのが大得意でした。自慢になりますが、誰からも本当にかわいがってもらっていて、自分を人間だと思っていたのか、人が大好きでした。人間の言葉がわかるのか「かわいい!」の言葉に反応してスマイルを見せてくれていました。

■飼い主さんへのインタビュー

Q:散歩の時に気を付けていたことはありますか?
A:散歩中は壁側をルイに歩かせ、他人とすれ違う時は私が間に入るようにしていました。


Q:うんちの処理中、意識されていたことはありますか?
A:うんちの処理だけに気を取られないようにし、常にルイのことを気にかけ、何かあったらすぐに対処できるようにしていました。


Q:他の飼い主さん・ワンちゃんとあいさつする時に気を付けていたことはありますか?
A:ワンちゃん同士でも、いきなり近づけたり無理に近づけたりはせず、段階を踏んで近づかせるようにしていました。散歩中に他のワンちゃんが近づいてきても、「いきなり近づいてはダメよ」とルイに言い聞かせていました。


Q:その他、何か気を付けていたことはありますか?
A:他のワンちゃんに咬まれてしまう事故が3回ほどあって、それを機にしつけ教室に通い始めました。
散歩中、何かあった時にすぐに止まってくれるように、「待て!」と言ったら待つように訓練し、それができるようになりました。


Q:ルイちゃんが咬まれることはあっても、他のワンちゃんを咬むことがなかったのはなぜでしょうか?
A:いっぱいの愛情を貰っていたから、咬んだりする動機がなかったのかもしれません。愛情が一番です!

まとめ

インタビューで一番印象に残ったのは「ワンちゃんへの愛情が一番」とのお言葉です。
愛情をいっぱいに受け取ったワンちゃんはストレスが少ない影響か、攻撃的になることが比較的少ないのかもしれません。もちろん、全てのワンちゃんへ当てはめることはできませんが、心を愛情で満たしてあげることが、結果として無事故に繋がっているのかもしれません。
あわせて、今回伺った事故の回避行動などに特別なことはなく、他の飼い主さんやワンちゃんと距離を取るなど、当たり前のことを意識されていることがわかりました。


皆様も、より一層の愛情でワンちゃんを見守りながら「無事故」を目指しましょう!


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古川正美さん

現在1歳になりました!ミニチュアダックスの雪ちゃん毎日、元気よくかけまわっています

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