by 編集部 2025.04.25

いつかは迎える愛犬の「高齢期」。遠い未来の話に思えて、実際はあっという間に訪れます。
愛犬の介護について、想像してみてください。
「できるかな?」と不安に感じた飼い主さんも少なくないはずです。
そんな飼い主さんに知ってほしいプログラムがあります。
それが、「シニア犬うちの子ケア教室」!
本記事では、「シニア犬うちの子ケア教室」のご紹介とともに、アニコム社員がプログラムを体験した様子をお届けします。
「シニア犬うちの子ケア教室」って?

一般社団法人JAPANペットケアマネージャー協会が主催している、一般の飼い主さん向け講座です。
シニア犬の介護が目の前に迫った時に誰に相談する?
どうすればいいの?
もっとやっておくことは無かったの?
そういった、飼い主さんの声から誕生しました。
事前に、シニア犬の情報をシニア犬のプロから聞くことで、心の準備や介護予防をして、楽しい時間を過ごしてもらいたいという想いが込められています。
受講すると、【シニア犬検定A級~C級】に認定される!
「シニア犬うちの子ケア教室」は3つのコース(計10プログラム)から構成されています。
入門・予防・実践と、学べる領域が分かれているので、コースを進めていけばいくほど、シニア犬への理解が深まります。
そして、
コースを修了するごとに、シニア犬検定A級~C級が認定されます!
※認定料がかかります。
■コース・プログラム
「シニア犬うちの子ケア教室」はオンライン校の他、全国4ヶ所の認定校でも受講可能です。
認定校に行って、同じ志を持った仲間と学ぶのも良し、オンライン校で自宅から学ぶのも良し!
ご自身にあったスタイルで学べるのは嬉しいポイントですね。
アニコム社員&愛犬がプログラムを体験しました!

今回は、ミニチュア・ダックスフンドのルークちゃん(6歳)と、家族であるアニコム社員がプログラムに参加しました。
2年前に椎間板ヘルニアを発症したルークちゃん。手術をして回復はしたものの、後ろ足の動きが鈍っています。
「シニアになった時が心配。」と話す、飼い主のアニコム社員…。
シニアになっても、元気に過ごせるような学びやヒントがたくさん詰まっているのが、「シニア犬うちの子ケア教室」です。
それでは、プログラムの様子をご紹介します!
今回体験したプログラムは、シニア犬おうちケア入門コースの「体験しよう 老犬のカラダ」

シニア犬に起こりやすい症状3つを学び、シニア犬がその症状になると「どんなことを感じるのか」「どう接してあげたらいいのか」を体験しながら考えていきます。

講師は、「老犬介護士」などの資格を持つ、富田夕子さん。
老犬になっても介護をしない、介護が必要になっても笑って愛犬と過ごすための情報を優しく丁寧に教えていただけます。
シニア犬に起こりやすい症状の一つ「白内障」を体験

目の中でレンズの役割を果たしている水晶体が、何らかの原因で混濁した状態が「白内障」です。
白内障は老齢性疾患の代表的なものの一つ。
初期であれば点眼薬や内服薬で治療しますが、進行具合によっては手術を行うこともあります。しかし、老犬の場合は手術がかえって負担になる場合があるため、点眼薬で進行を遅らせるという対応が一般的です。
【関連記事】
犬の白内障|症状や治療法について解説!【獣医師監修】
「白内障」の視界はこんな感じかも?

白内障になってしまったら、今見えている景色がどんな風に変わるのでしょうか…?
白内障の見え方を再現した専用の眼鏡をかけ、ワンちゃんの目線に立って、いざ体験!

視界は急に真っ白に。お部屋の電気を消すと、視界はさらに悪化します。
この視界の中で、横からいきなり手を出されたり、目の前に立たれたりしたらどうでしょう…?
接し方に気をつけなければ、びっくりしたシニア犬が体勢を崩してしまったり、怖い!と感じたシニア犬に咬みつかれてしまったりする恐れが…。これではお互いにアンハッピーです。
シニア犬に起こっている症状を想像して接することで、シニア犬の負担を減らせるだけでなく、飼い主さん自身の負担軽減や、ワンちゃんとより良い関係性を築くことも可能になります。
若くて元気なときの接し方が「当たり前」ではない!ということを忘れずに、その時の症状に合わせて接し方を調整することが大切ですね。
最後にシニア犬に起こりやすい症状3つを一気に体験!

先ほどご紹介した白内障を体験できる眼鏡だけでなく、シニア犬に多い「関節炎」と「動きづらい」という症状を体験するための秘密道具を装着して、シニア犬の症状を体験しました。
関節炎の痛みってこんな感じかも?
動きづらいってこんな感じかも?
ということを、体験して分かったこと。それは、「歩くだけなのに、ものすごくしんどい!」ということでした。
このしんどさの中で、「早くおいで!」「お座りして!」と言われたらどうでしょう…?
「動きたくないのにな…」「大好きな飼い主さんの期待に応えられないのがつらい…」などと思ってしまうかもしれません。
しんどそうに歩く飼い主を見て心配になったのか、ルークちゃんはずっと隣に寄り添っていました。
【関連記事】
犬の関節炎とは? 症状や治療法を解説【獣医師監修】
愛犬のために「シニア犬」の知識を身につけてみませんか?

いずれ愛犬にも高齢期が訪れます。
飼い主さんであれば、愛犬が虹の橋を渡るその日まで、ずっと幸せに過ごしてほしいと思いますよね。
愛犬のため、シニア犬の知識を身に着けて、愛犬がいつまでも心地よく生活できるよう準備をしませんか?
「シニア犬うちの子ケア教室」の詳細
主催・認定
一般社団法人JAPANペットケアマネージャー協会
代表 三浦裕子
HP:https://j-petcare.org/
※外部ページへ遷移します。
プログラム数
3コース、計10プログラム。
概要はこちらからご確認ください。
実施場所
下記、認定校で協会認定インストラクターが実施します。
葛西校:東京都江戸川区中葛西 ペットケアサービスLet‘s
新座校:埼玉県新座市 Nakuuruq(ナクールック)
宮城校:宮城県 登米市 DogLifeSupport 栞
高島平校:東京都板橋区(準備中) Dog Relaxing
オンライン校:オンライン上でリアルタイム開講
認定について
コースの修了に応じて、シニア犬検定A級・B級・C級が認定されます。
※認定料がかかります。
料金
1プログラムにつき4,400円(税込)。
申込み方法
「シニア犬うちの子ケア教室」公式Instagram(@senior_dog_care)からお申込みください。
お問い合わせ
以下の電話番号よりお問合せください。
03-3688-0809
※営業時間:10:00~17:00