【猫の譲渡会】ハンディキャップの猫たちの新しいお家探し!(中部支店)

by 中部支店有志 2022.05.06

ADVERTISEMENT

2022年2月27日(日)、アニコムでは中部支店のオフィスを開放し、保護猫の譲渡団体さんによる「ハンディキャップ猫の譲渡会」を開催いたしました。その様子をレポートいたします。ぜひ、最後までご覧いただけると嬉しいです!


コンセプトは“「ハンディキャップ」をもった猫”

保護猫のらん丸くん

▲保護猫のらん丸くん


譲渡会の主人公となったのは、他の子と違う特徴のあるハンディキャップをもった猫ちゃんたち。
譲渡団体さんから、「譲渡会で里親が決まりにくい猫にスポットをあてた譲渡会をやってみたい」というご提案をいただき、今回の譲渡会が開催されることになりました。譲渡会に参加いただいたのは3つの団体さんです。その中のひとつ「ねこらいくnenet」の今井さんには、こんな想いがあります。


「譲渡会では人慣れしやすい子猫ばかり里親が決まっていきますが、大人の猫や疾患、心身に障がいを抱えた猫はなかなか決まりません。しかし、みんな同じ猫ちゃんたちであり幸せに暮らせるはずなのだから、彼らにももっとチャンスを作ってあげたいです。」


私たちは少しでもお手伝いしたいという想いで、中部支店のオフィスを会場として提供させていただきました。


譲渡会の様子を覗いてみます!

譲渡会の様子① 譲渡会の様子⓶

参加した猫ちゃんは、合計で22頭!

FIV(*1)陽性の子や心身に障がいのある子、高齢の子など、さまざまな猫ちゃんたちが参加してくれました。


大窓に掲示したパネㇽ

▲大窓に掲示したパネㇽ


オフィスの窓には、保護猫団体さんが手作りで作成した猫ちゃんの写真や、TNR(*2)に関するパネルを掲示しました。譲渡会に参加できない方でも通りすがりに見てくださり、少しでも保護猫に関心を持っていただけるよう工夫しました。


(*1)FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)
一般的に「猫エイズ」と呼ばれています。ほとんどの場合、感染猫に咬まれることで唾液から感染します。長期間かけて免疫不全症候群を発症させることが知られていますが、発症までの潜伏期間中は無症状のことも多く、発症しない場合もあります。発症しなければ、見た目も普通の猫ちゃんと変わらないのです。


(*2)TNR
野良猫を捕獲(Trap)し、避妊又は去勢手術を実施(Neuter)したのちに、元の場所に戻す(Return)活動です。


チャリティグッズの販売も!

譲渡会場には保護猫活動をお手伝いしている黒猫兄妹の姿も。来場されたお客様の案内係をお手伝いしてくれました!


リッキーとチグラーシャ

▲チグラーシャ&リッキー


チャリティグッズの販売

▲チャリティグッズの販売(チグラーシャちゃんもお手伝いしてくれました!)


3名(+1匹)のクリエイターさんにご協力いただき、かわいい猫グッズや保護猫団体さんのハンドメイド雑貨の販売も行いました。どれも猫好きさんの心をつかむかわいいグッズばかりでした!売上の一部は譲渡活動の資金に充てられます。


トライアル(新しいお家でのお試し期間)が3頭決まりました!

今回、3頭の猫ちゃんのトライアルが決定しました!


クウガちゃん

▲クウガちゃん


こまちゃん&むーたんちゃん

▲こまちゃん(左)とむーたんちゃん


トライアルとは、保護猫と新しい飼い主さんの相性を確かめるお試しの期間です。保護猫も環境が変わることで馴染めないこともあるそうです。トライアル期間が終了し、保護猫と飼い主さんが一緒に暮らせる判断ができたら、正式譲渡となります。


クウガちゃん、こまちゃん、むーたんちゃん、新しいお家で幸せになってね!


譲渡団体さんからのメッセージ

参加してくださった譲渡団体様から温かいメッセージをいただきました。


「オフィスがとても明るく開放的でとても雰囲気の良い譲渡会を開催できました。アニコムさんが先陣を切ってハンディキャップ猫に協力してくれることは本当にありがたかったです。これからも定期開催をお願いしたいと思います。」


ご参加いただいた譲渡団体様はこちらにご紹介をさせていただきます。

【譲渡団体の皆様】

ねこらいくnenet

ねころび

・モフモフチームの会様

Twitterアカウント:@O0cXom6BYXITqV2


【チャリティグッズの販売にご協力いただいた皆様】

・Mad Alice with 黒猫チグラ―シャ様 ・micrommtone様 ・ミルン様

1頭でも幸せになれるように

抱っこされる猫

これまでもアニコムでは、アニコムグループの施設を会場として提供し、定期的に譲渡会開催のお手伝いをしております。
今回、ハンディキャップをもった猫ちゃんたちだけに限定をするという取り組みは初めてでした。すべては譲渡団体さんの想いから始まっています。


ハンディキャップと聞くとネガティブな印象を持たれてしまうことがありますが、「少しだけ普通の子と違った特徴を持っている」、そんな風に思っていただけたらと思います。


アニコムグループでは、これからも家族のいない猫や犬の譲渡活動の協力をさせていただきたいと思います。


グループ会社の「里親マッチングサイト」でも、たくさんの家族のいないどうぶつさんの情報を掲載しています。こちらもぜひご覧ください。


▶ペットの里親募集サイト「hugU(ハグー)

運営:アニコムグループ株式会社シムネット


【関連記事】

【何かしたい人必見】家族のいない犬と猫のためのクラファンがある

ネコのふれあい譲渡会レポ ~たくさんの出会いがありました!~

【ネコ好き集まれ!】8/26(土)仔猫だらけの保護ネコ譲渡会@横浜


ADVERTISEMENT
コメント0