“世界猫の日”を記念すべく、世界の猫トピックを集めてみました!

by 編集部・平松 2021.07.21

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8月8日は“世界猫の日”!

8月8日を「世界猫の日(International Cat Day)」と制定したのは、動物愛護団体の国際動物福祉基金(International Fund for Animal Welfare:IFAW)。この日は、「猫との友情を深め、猫が安心して暮らせる生活を提供することを誓う日」と言われています。この機に、世界の猫トピックを集めてみました!


首相官邸に勤める猫もいれば、副大臣の座を射止めた猫も!

家の階段に座る猫

ヨーロッパ

■イギリス

イギリス首相官邸には「首相官邸ネズミ捕獲長」を務めるラリーという名前のキジトラの猫がいます。もともとロンドン通りに住んでいた野良猫で、2011年2月15日に首相官邸にやってきました。今年、無事に10周年を迎えることができたラリー。これまで3人の首相に仕えてきました。首相官邸に来た当時は4歳ぐらいと言われているので、現在は14歳。いつまでも元野良猫の貫禄で、英政府の中心的存在でいてほしいものです。


■スコットランド

スコットランドといえば、スコッチウイスキーを思い浮かべる方が多いのでは?有名なだけあって、ウイスキーを作る蒸留所がたくさんあり、古くから猫を飼うのが習慣だったといいます。「ウイスキーキャット」「ディウスティラリーキャット」と呼ばれ、多くの蒸留所でネズミ捕りを任せられていました。現在では、ネズミも減り、現役で「ウイスキーキャット」を生業とする猫はいなくなりましたが、マスコット的なウイスキーキャットは健在です。


■フランス

フランスで人気の猫種は、なんとメインクーンなのだそう。もともとは犬が好まれていましたが、「ライフスタイルが多忙かつ多様になってきたことで、犬の散歩に行く時間が限られてきた」という事情が関係していると言われています。また、散歩中のうんちを道路に放置すると罰金が科せられるようになったという背景も影響している可能性があります。そこで、身体が大きく、犬のように社交的で人懐っこい性格を持つメインクーンが好まれているとか。人気猫種にもお国柄が出るのかもしれませんね。


■ロシア

ウリヤノフスク州の自然保護省の「副大臣」となった猫のカイト。2020年12月、ごみ処理場で処理されるところを職員に発見され、命拾いをした猫です。自然保護省に保護され、動物愛護の象徴として、同省の副大臣を任ぜられたのでした。今では省内を堂々と歩き回っているそうです。尊い命が救われて、本当によかったです。


■スウェーデン

猫のしっぽのようなお菓子ルッセカット

「ルッセカット(Lussekatter)」というパンをご存じでしょうか。直訳すると「聖ルシアの猫」となります。スウェーデンでは、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむ風習があり、その楽しみ方のひとつにスウェーデン伝統のお茶やコーヒーを楽しむブレイクタイムがあります。そのときに用意されるお茶のお供のひとつがルッセカット(Lussekatter)です。名前の由来は諸説あるようですが、その形が猫のしっぽや、丸まって寝ている猫のように見えることから、名付けられたという説が有力なようです。


■ノルウェー

コロナ禍の中、ノルウェーの公共局NRKは、ステイホームの時間を少しでも楽しく過ごせるよう、子猫の様子を延々と流すストリーミング配信を始めました。「いつも、一緒に」を意味する「アルティー・サーメン」(Alltid sammen)という名前のネット番組です。猫の姿は、テレワークの疲れも癒してくれます。

※現在は常に猫動画が視聴できるとは限りません。


アフリカ

■エジプト

古代エジプト時代から猫をかわいがり、大切にする風潮が受け継がれているエジプト。イスラム教で猫を大切にするよう説かれていることもあり、人間と猫の共生がかなっている国と言えそうです。古代エジプト時代は、ねずみや害虫退治をする猫が大切にされ、「守護の力」を持つとも言われていたそう。他のどの動物よりミイラの数が多いのも、神聖な動物として認められていた証と言えるかもしれません。


中東

■トルコ

とにかく猫を大切にする国として名高いトルコ。街のいたるところに猫がいることで知られるのがイスタンブールですが、ガジアンテプという街も犬猫に優しい街です。役所に「生き物保護課」という課があって路上の犬や猫のお世話をしているそうです。動物専用の救急車が導入されていたり、公園などには野良犬・野良猫のための家を設置していると言います。寛大な心、見習いたいものですね。


アジア

■ミャンマー

ミャンマー中部にあるインレー湖という湖には、湖上に浮かぶ「ガーぺー僧院」という仏教僧院があります。この僧院で暮らしている猫たちは「ジャンピングキャット」と呼ばれ、なんと見事な「輪くぐりの芸」を見せてくれていたそうです。残念ながら、芸を教えていた僧侶が亡くなって、現在ではその芸は見られないそうですが、猫スポットに変わりはないので、自由奔放な猫たちに会えますよ!


■タイ

タイの王室の戴冠式では、新しい君主に猫や象徴的な家財道具を贈る伝統があるそうです。タイ人の多くは猫を幸運のシンボルと考えていて、新築祝いとして猫を贈る伝統もあるのだそう。2019年5月、タイのワチラロンコン国王の戴冠式の際も、国王にシャム猫が献上されました。その猫がぬいぐるみではないかとSNSなどで話題になったそう。真偽のほどはわかりませんが、猫の存在の大きさに驚くばかりです。


北米

■カナダ

こちらを見るカナダオオヤマネコ

耳には長い房毛、冬の雪山でカンジキの役割を果たす大きな足。まるで中に人が入っているかのような、巨体を持つネコ科の動物。それは自然豊かなアラスカ州に生息するカナダオオヤマネコです。このカナダオオヤマネコが「1年間でいったいどのくらい移動するのか」を「ノースウエスト・ボレアル・リンクス・プロジェクト」が調査したところ、なんと3,500キロも移動していたそう。この距離は日本縦断並みだと言います。ユーコン準州の森や山、川を越えながらの旅。野生の逞しさを感じさせられます。


■アメリカ

猫は長生きする動物と言われますが、最長寿記録は何歳だと思いますか。アメリカテキサス州で暮らしていたクリーム・パフは、なんと38歳3日という長寿で、ギネスブックにも掲載されています。人間の年齢に換算すると、約170歳!この記録におよばずとも、わが子には元気で長生きしてもらいたいですね。


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猫の鳴き方、世界各国でこんなに違う!

口を開けて鳴いている子猫

猫の鳴き声といえば「ニャー」ですが、日本以外の国では通じないようです。というのも、国によって鳴き声の表現が異なるからです。他の国ではどんなふうに表現されているか見てみましょう。


アメリカ mewミュー

イギリス meowミャウ

フランス miauミャウ

イタリア miaoミャーオ

ロシア myauミャーウ

中国 miaoミャオ

スペイン miauミャウ


日本以外は、「ミ」がつくところが、共通しています。なぜ、同じ猫なのに、表現が異なるのでしょう?その理由は諸説ありますが、ひとつ言えるのは発音の違いです。たとえば、日本語で「あ」という発音は、英語では4種類の発音があります。発音が異なるので、国によって違う「音」に聞こえるというわけです。


猫を大切に思う気持ちを忘れないで

あごを撫でられて気持ちよさそうな猫

人間と猫の友情を深め、猫に安全な生活を提供することを誓う「世界猫の日」。8月8日は、猫と一緒に暮らしている人もそうでない人も、心癒してくれる猫の存在に感謝の気持ちを捧げましょう。そして、小さな命を大切に思う気持ちを、忘れずにいたいものですね。


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コメント1

RY.Kさん

ネコのお話とてもためになる内容で良かったです。😺

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