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カカオはどうぶつにはNG?

予防啓発

カカオはどうぶつにはNG?

チョコレートやココアの原料となるカカオは、どうぶつさん(ワンちゃん、ネコちゃん、鳥さん、うさぎさん、フェレットさん)にあげることはNGで、他のどうぶつでも同様の症状が出る可能性があります。

人にとっては、集中力を高める効果や抗酸化作用があると言われており、特にチョコレートはとても身近な食品です。もし、誤って食べてしまうとどのようなことが起こるのでしょうか。

◆カカオの中毒成分は?
カカオに含まれるテオブロミンが中毒成分となり、嘔吐や頻脈などの症状があらわれます。

◆どのくらい食べると危険?
テオブロミンの致死量は体重1kgあたり100mg。たとえば5kgの犬の場合、ダークチョコレート100g(板チョコ2枚程度)です。※チョコレートの種類によりテオブロミンの含有量は異なります。

◆どのような作用機序?
カカオを食べてしまった場合、体の中では以下のような作用が起こります。

1.神経の活動を抑制するアデノシン受容体に結合し、興奮を抑える機能を阻害します。
神経の活動を抑制するアデノシン受容体に結合し、興奮を抑える機能を阻害
2.細胞内で情報を伝達する物質(cAMP)の増加を抑える酵素(PDE)の働きが阻害され、cAMPが過剰になります。
細胞内で情報を伝達する物質(cAMP)の増加を抑える酵素(PDE)の働きが阻害され、cAMPが過剰に
特にワンちゃんの場合は、テオブロミンの体内での分解が遅いため、体内に停滞しさまざまな臓器に影響します。

◆主な症状は?
脳や心臓、気管支にあらわれます。
脳・・・・神経がつねに興奮状態になり、嘔吐・発作を誘発します
心臓・・・心筋の収縮力を高め、頻脈・不整脈になります
気管支・・気管支の筋肉が弛緩し、呼吸困難になります
上記を併発した場合、死に至る可能性があります。

◆おわりに◆
人にとっては有益な食べものもどうぶつさんにはNGなことも。ぬすみぐいしたりしないようにおうちでも気を付けてくださいね。