【ペットとがん②】 ペットのがんの治療法

2018.07.17

前回の記事で、「人間と同様に犬や猫にもがんがあります」とお伝えしました。それでは、がんの治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。


実際の治療法としては次の3つが挙げられます。これらの治療法は、がんの種類やできた場所によって単独、あるいは組み合わせて用いられます。


ペットのがん治療法① 手術

物理的にがん組織を取り除くことができ、最も根治が狙える治療法です。短所は動物への負担が大きいことです。しこりより大きめに切除することが多く、術後の傷口の大きさに驚くことがあるかもしれません。


ペットのがん治療法② 化学療法

抗がん剤とも言われます。薬によってがんの増殖を防ぎます。手術後の転移や再発防止、リンパ腫や白血病など全身性のがんで投与されます。短所は副作用発生リスクが高いことです。治療中は病院だけでなく、家庭での健康チェックがとても重要です。


ペットのがん治療法③ 放射線治療

放射線を患部に照射し、がん細胞を死滅させる方法です。手術できないほど深部にできた場合などに用いることができます。短所は放射線照射が可能な施設が限られていることと高額なこと、毎回麻酔をかけなければならないことです。


がん治療の目的は、大きくふたつ

がん治療の目的は「根治療法」と「緩和療法」の2つに分けられます。前者は完治を目指すもの、後者はがんとは直接闘わないが、痛みや苦痛を抑え、生活の質を向上させるための治療法です。


いずれにしても治療開始前によく獣医師と相談し、家族全員が納得して治療に臨むことが重要です。


次回はがんと向き合うための心構えについてお話します。

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