2017.10.22
【前回まで】
甘噛みの悩みから解放されてすっきりしたネコ好き社員マリ。今日も仲良くアメと遊んでいます。
「いたたた!!」 おや? マリの悲鳴が聞こえてきました。一体、どうしたのでしょう?
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爪が長い!
皆さん、見てください! このアメの鋭い爪!! ついこの前、爪を切ったばかりなのに、もうこんなに伸びている!! ふざけている間に興奮してつい爪が出てしまう…ということがよくあるアメなので、こまめに爪は切るようにしていますし、爪とぎも定期的に交換しています。それでも、こんなに伸びるのが早いなんて…。アメの爪が伸びるのが早いだけなのか、それとも爪の切り方がおかしいのでしょうか。
血管を切らないように気をつけています
アメの爪は血管がきれいに見えているので、血管を切らないように気をつけています。写真のように1本1本爪を出して、誤って他の部分を切らないように慎重に。
ちなみに、爪切りは市販のネコ用爪切りを使っています。ヒト用の爪切りを使っているという方もいましたが、爪が割れてしまうことがあるそうなのでネコ用を買いました。
最後にやすりをかけて…というのはめんどうなので、やっていません。なんだか爪切りのやり方が間違っているのかも…と、不安になってきました。小寺先生、どうなんでしょうか?
小寺先生のワンポイントアドバイス! 爪切りの方法①
マリちゃん、その通り! ネコちゃんの爪は、図のように血管や神経の通っているピンク色の部分(クイック)を傷つけずに切るのがコツです。クイックを傷つけなければ猫は痛くないので、おうちで切るときは少しずつ切るつもりで、あまり深爪しないようにしてあげてください。
実際にやってみよう!
ここで、実際に爪切りをしている動画がありますので、見てみましょう。
飼い主さんが慣れないうちは、ふたりで行ったほうが安全です。ひとりが、猫を抱いて爪を切る脚を支えます。もうひとりが、猫の爪をだしながら、爪を切っていきます。猫の性格にもよりますが、慣れてきたらひとりで猫を抱えて爪切りをすることもできますよ。
道具は何を選べばいいの?
動画の子も、アメちゃんと同じように猫用の爪切りを使っています。爪切りは何でもかまいません。何を使うかよりも、小さい頃から爪切りに慣れる練習をさせてあげてください。突然、慣れないことをすると、猫もびっくりしてしまいます。仕上げでやすりを使ってあげると爪が丸くなるので、その後すぐに遊んでも痛くありません。
ただ、猫の場合、ストレス解消も兼ねて爪とぎで爪をとぐので、そこまで神経質にならなくてもよいでしょう。
爪切り方法が間違っていないとわかって、安心しました
小寺先生、いつもありがとうございます!今までの方法でいいんですね。安心しました。アメの爪が伸びるのが早く感じるのは、子猫の成長スピードが早いという証ですね。
アメはまだまだ激しい遊びが好きですし、お互いにケガなく安全に遊べるよう、これからもこまめにアメの爪をチェックしようと思います。
次回は、11/8にお届けします!お楽しみに!!
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