「犬派VS猫派」永遠のテーマを、お金の観点で斬ってみる

by 編集部 2020.10.07

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あなたは犬派だろうか。それとも猫派だろうか。永遠のテーマともいえる派閥問題である。どちらにせよ、どうぶつ好きには変わりがないはずだ。変わりはないのだが、ときに「犬派って〇〇なんだよな」とか「猫派は〇〇だから」と、根拠があるのかないのかわからない通説で派閥の特性を決めようとする風潮があるのも事実だ。それはそれで会話の潤滑油になり得るから、廃れることなく、永遠の派閥争いが繰り広げられるのであろう。
さて、この派閥問題を、お金の観点で斬ってみるとどうなるだろうか。どんな事実があぶりだされるだろうか。あなたが犬派であったとしても、猫派であったとしても、導き出された事実を、広い心で受け止めていただきたい。

犬派と猫派の性格はイメージどおり!?

犬と猫の後ろ姿

お金の話をする前に、まずは両派の「人間性」を見ておこう。一般的なイメージだと、犬派は明るく社交的、猫派は孤独を好む一匹オオカミ…といったところではないだろうか。はたして実際はどうだろう。


2016年、Facebookが国際猫の日(8月8日)に、犬派と猫派の趣味嗜好などについて調べた調査結果を発表した。その結果は、一般的なイメージを裏付ける結果だったといっていい。
※独自のツールでアメリカ在住のFacebookユーザーから16万人の犬派・猫派を抽出、プロフィル情報などからその傾向分析したもの。その分析結果をもとに記述。

  • 犬派は猫派より友だちが多い?

  • ドッグランやドッグカフェなど、犬派は犬派同士で一緒に遊びに行く機会が多く、そこで友だちの輪が広がりやすいことが考えられる。また、犬は毎日散歩に行くので、犬友だちができやすい。一方、猫は散歩をする必要がない。そもそも「連れて歩く」という概念がないといっていいだろう。よって、猫派はインドア派が多いと推測できる。そんな猫派に比べたら、犬派のほうは友だちが多いということが予想できるが、それが見事に調査結果に表れた。犬派は猫派よりFacebookでつながっている友だちが平均して26人多いという結果が出たのだ。一方で、猫派は犬派よりも「イベントに招待されることが多い」というから、受け身の姿勢で友だちの輪を広げていっているといえるかもしれない。


  • 猫派は都会暮らしの独身が多い?

  • 独身者の割合を見てみると、犬派のうち24%、猫派のうち30%と猫派のほうが多い。もっともこれは居住地域に影響されると考察されている。犬派は郊外に暮らす人が多く、猫派は比較的都市部に多い。ということは、猫派は「都会暮らしの独身貴族」(本当に貴族のような暮らしぶりかどうかはさておいて)が多いといえそうだ。


  • 犬派はポジティブ、猫派は感情の幅が広め?

  • メンタル面はどうだろう。Facebookの「感情機能」から得られた集計データから、犬派は「興奮」「誇りに思う」「恵まれている」とネガティブな感情よりもポジティブな感情表現をする人のほうが多いことがわかった。一方、猫派は「疲れた」、「面白い」、「イライラする」と感情表現が幅広いことがわかった。


  • 犬派はラブロマンを好み、猫派は現実逃避しがち?

  • 本、テレビ番組、映画といった娯楽面の嗜好性についてのデータもある。Facebookの「いいね」をつけた観点から導き出したという数値であるが、犬派、猫派がどんなものを好んでいるのか、一番高い数値のものを比べてみると、異なる嗜好性を垣間見ることができる。


    「本」では、犬派は「Marley&Me」というジャーナリストによる自伝本。ラブラドールレトリバーのマーリーと過ごした13年間について綴られた本である。猫派はホラー小説「ドラキュラ」が一位。 「テレビ番組」では、犬派は「Duck Dynasty」というドキュメンタリー番組、猫派はアニメの「NARUTO」。 「映画」では、犬派は「The Notebook」(2004年公開、邦題:「きみに読む物語」)というラブストーリー、猫派は「ターミネーター2」であった。


    こうしてみると、犬派はリアリティ主義でロマンチックなラブストーリーを好む傾向が高く、猫派はファンタジーやSFものが好きな現実逃避派が多いといえそうだ。

犬派VS猫派、年収が高いのは?

見つめ合う犬と猫

さて、なんとなく「犬派の人間像」と「猫派の人間像」が浮かび上がってきたところで、いよいよ本題にうつりたい。「お金」といえば、まず気になるのは、どれだけ稼いでいるのか、つまり「年収」ではないだろうか。

犬派のほうが年収は高い?

2014年、株式会社ネオマーケティングが行った調査で、有識者286名に個人年収をヒアリングした結果、女性は犬派・猫派で差はなかったが、男性においては、犬派が561万円、猫派が464万円と、約100万円の差があった。「職位に違いは見られないため、検証はできていませんが職種や企業規模が異なるかもしれません」と分析している。

犬派VS猫派、堅実なのはどっち?

ペットを飼っていると、突然の出費というものがつきものだ。とくに病気やケガで必要となる医療費はバカにならない。そんないざというときのために「ペット貯金」をしている飼い主も多い。

犬派は保険加入率も高い

株式会社マクロミルが2017年に行った調査によると、ペット貯金の平均額は犬派が295,102円、猫派が162,164円と、犬派のほうが約13万円多かった。ペット保険加入率は、犬派が28.4%、猫派が11.4%と2倍近くの差があったことから考えると、犬派のほうが「堅実」なのかもしれない。

犬派VS猫派、どちらのほうが飼育費がかかる?

さて、最後に飼育費について見てみよう。アニコム損害保険株式会社(以下、「アニコム損保」)の年間支出調査によると、犬の飼育にかかる年間費用は306,801円。猫は158,680円。犬は約30万円、猫は約16万円で、犬の飼育費は猫の約2倍であった。

犬派は何にお金をかけているか

飼い主と楽しそうに走る犬

アニコム損保の年間支出調査の項目別で見ると、犬の「ケガや病気の治療費」は44,869円。一方、猫は23,919円で、犬の治療費は猫の約2倍となっている。その他に大きく差があった項目は「しつけ・トレーニング料」、「シャンプー・カット・トリミング料」、「遊べる施設」、「洋服」。いずれも猫はほとんど費用がかかっていないが、犬は数千~数万円かかっている。犬は、一緒に遊びに行ける場所が多いため、レジャー関連の出費が多くなるのは当然といえよう。

猫派のお金のかけどころ

お金を持った猫

一方、猫派がお金をかけているのは、どこなのか。本調査で昨年に比べて目立って増えている項目があった。「防災費」である。度重なる自然災害で、意識が高まった結果といえるだろう。猫の場合、犬のように外出慣れしていないだけに、いざというときの備えの必要性を強く実感したのかもしれない。

まとめ

犬のほうが飼育費がかかるということは、飼い主にそれなりの収入が必要だ。それが「犬派のほうが年収は高い」という結果につながっているのだろう。逆に、たとえ年収が低くても、十分に「幸福度」を感じているのが猫派である。アニコム損保による「猫の生活実態調査」(2018年)によると「猫を飼うと、99%幸せになれる」という結果が出ているのだ。

いずれにせよ、ペットは家族の一員である。犬派も猫派も「一緒にいられる幸せ」を感じているはずだ。その幸せを手に入れるにあたって、それぞれの収入に見合ったペットを選ぶことも重要だろう。飼い始めてから金銭面の問題で手放すことになるという事態だけは、ペットのためにも避けなければならない。

愛情はお金に関係なく注げるはずだ。だから、十二分に注いであげてほしい。
どうぶつとの暮らしは、プライスレスなのだから。

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コメント2

ら・ら・ミュウさん

今回の犬猫のお金の比較や、性格など、昭和の資料のように思える。

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みちゅさん

現在はシニア猫が1頭おりますが(生まれつき持病がある為 アニコムさんに入れませんでした)、今年、昨年と中型犬を続けて亡くしました。
アニコムさんにお世話になっていたのにもかかわらず 出費は多かったです。
体重でお薬の量も変わってくるので値段が上がります。
病状悪化で新しいお薬も増えます。
なので、ペット貯金で30万円などでは足りません!
闘病生活も何年も続く事を踏まえてペットをお迎えした方がよいかと思います。

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