犬猫にとって「おいしい」の基準は…

2017.06.30

人は食事を五感で楽しみます。目で見て、匂いをかぎ、舌で味わい、食感を楽しみ、食事をする環境まで大切にして、おいしいと感じます。


ペットフードにも骨や魚の形や、カラフルなものなど見た目を意識したものがありますが、犬猫にとって、見た目はほとんど関係ありません。おいしさを決めるのは「匂い」「食感」「味」の3つです。


まず匂いについて。人と比べ、犬は100万~1億倍、猫は1万~10万倍の優れた嗅覚を持っています。感度は子犬より成犬の方がよく、老いるにつれて鈍くなります。嗅覚が鈍った場合は、フードを温めてみてください。匂いが立つので食欲が増すでしょう。


続いて食感ですが、体のサイズや口の形、顎の力により、食べやすい形状を選ぶ必要があります。顎の力が弱い子犬や老犬は、湯などでふやかすと食べやすくなります。


また、特に猫は品種によって食べ方が違います。ペルシャ猫は餌を舌の裏にとらえて食べるので、舌に張りつきやすい形状がお勧めです。シャム猫は丸のみする傾向があるので、食べにくい形にして噛む行動を引き起こすとよいでしょう。


最後に味ですが、味を感じる舌の細胞は人が9000個程度あるのに対し、犬は1700個、猫は500個ほどしかありません。さらに猫は甘味を感じる細胞がないので甘いものを食べたがりません。


いつものフードを食べない場合は、食器を変えてみるのもひとつの方法です。プラスチックやステンレスより、陶器やガラスの皿を好みます。


毎日の食事。せっかくなら犬猫にも、おいしく食べてほしいですね。

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