top / 地球上に生き物はどれくらいいるか

地球上に生き物はどれくらいいるか

予防啓発

地球上に生き物はどれくらいいるか

地球上には途方もなく多く種類の生き物が存在しています。その具体的な数について、考えたことはありますか?


地球上の生き物はおよそ870万種類

2011年にカナダのダウハルジー大とアメリカのハワイ大のチームから発表された研究(※)によると、地球上の生き物はおよそ870万種類と推定されています。


一方で、生き物の分類法が1700年代半ばに考案されて以来、これまでに発見・分類された生物種の数は約125万種類。私たちは地球上にいると思われる870万種類のうち、約15%の生き物しか見つけられていないのです。


生き物の中でもっとも数多くの種類が見つかっているのは昆虫で、その数は約100万種類。つまり見つかった生き物のうち、80%が昆虫なのです。


まだ見ぬ生き物と、消えゆく生き物

同研究では、まだ見つかっていない生き物を全て見つけるにはおよそ1200年かかると推測しています。それくらい新しい生き物を見つけるのは大変なのです。


また、新しい生き物を見つける上でもう一点問題があります。それは、絶滅です。絶滅してしまえば、もう出会うことはできません。


絶滅危惧種の数

環境省から発表されているレッドリスト2017によると、日本国内における絶滅危惧種は動植物合わせて3634種もいます(海洋生物レッドリストに掲載された56種を加えると絶滅危惧種は3690種)。日本でもこれだけの絶滅危惧種がいるのですから、世界中にはさらに多くの絶滅の危機に瀕した生き物がいるはずです。


また、絶滅危惧種と気づいてもらえている生き物はまだ良い方で、気づかれずに絶滅してしまう生き物も相当数いるでしょう。


どうして絶滅スピードが速まったのか

近年の絶滅のスピードの速さは人間の生活によるところが大きいといわれています。


絶滅の大きな原因は、森林の伐採や開発、化学物質による環境汚染、乱獲や外来種の持ち込みによる生態系の変化などです。いずれも人間によって行われています。


絶滅のスピードを遅くするためには、我々は地球の生態系についてもっと考える必要がありそうです。


※引用文献:PLoS Biology “How many Species Are There on Earth and in the Ocean? ” Camio Mora, Derek P. Tittensor, Sina Adl, Alastair G.B.Simpson, Boris Worm : August 23, 2011