ペットがこんな時はすぐ病院へ②

2019.04.22

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急いで病院に行った方がよいペットの症状とはどのような場合でしょうか。


前回は「交通事故」「誤飲」「外陰部からの膿」「けいれん」「呼吸困難」の5つを紹介しました。今回は残りの5つを紹介します。

  1. ⑥子犬や子猫の異常
    6ヶ月未満の幼齢期は、ささいな異常も注意が必要です。昨日より元気や食欲がない⇒下痢⇒嘔吐―なども低血糖や脱水症状を起こします。


  2. ⑦後ろ足のまひ
    「椎間板ヘルニア」は特にダックスフントで起きやすく、突然後ろ足がまひします。同時に強い痛みに襲われ、うずくまって鳴いているように見えることも。原因は異なりますが猫も同様の症状が起きることがあります。


  3. ⑧急なおなかの膨張
    胃が膨張してねじれる「胃拡張・胃捻転症候群」は、大型犬に多く数時間以内に亡くなる可能性のある緊急性の高い病気です。食後に激しい運動をすることで起きやすいといわれています。


  4. ⑨激しい嘔吐と腹痛
    軽い病気でも嘔吐はありますが、激しい嘔吐や腹痛を伴う場合は「急性膵炎」の可能性があります。特に高脂質の肉を中心に食べている犬に多くみられます。


  5. ⑩ワクチン後の異常
    ワクチンによるアレルギーが起きると、嘔吐や下痢、顔の腫れ(ムーンフェース)などが見られます。まれにアナフィラキシーショックなどの致死的な症状を示すことも。ワクチン接種後数時間は様子を見ましょう。

いつもの健康状態を知り、病気のサインを見逃さないようにしましょう。


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