ペットと暮らす、こどもと暮らす~力加減がわからない~

2018.11.28

どうぶつは果たして子供を“育てる”のか?ということについて考えてみた、前回のコラム


第2回は、2歳半の男の子「ひでくん」と、10歳(♂)の日本猫「大地」が暮らす、ある家族のお話をご紹介します。


力加減がわからない!

2歳半のひでくんは、一緒に暮らす猫の大地が大好き!


でも、大地はいつでもお構いなしに触ってくるひでくんがちょっと怖い…。ひでくんが近づくと「フーッ!!」と怒り、時には思わず手を出して(猫パンチをして)しまうことも。


それは一体なぜ…?


実は、ひでくんは1歳になったばかりの頃から大地を認識し始めたのですが、「いい子、いい子」と思いながら背中を撫でているつもりでも、いつも力加減がわからず、最後には大地の背中をバンバン叩いてしまっていたのです。


また、ひでくんは大地に興味津々。ことあるごとにしっぽを掴んでみたり、耳を引っ張ってみたり…。いつもママが近くで見ているので、そうなるとすぐにひでくんを止めるのですが、そこはやっぱり猫。大地はすぐに「イヤ!ヤメテ!」と意思表示をするので、ひでくんはいつも大地に怒られていました。


それでもやっぱり大地が大好き!

とはいいつつも、何度大地に怒られても懲りないのが子ども。怒られてもめげずに、毎日大地にラブアタック!


ママもひでくんと大地の様子を見つつ、大地にとって心地よい触り方と力加減をひでくんに毎日丁寧に教えてあげます。


すると、だんだんとひでくんも力加減が分かってきて、2歳半になる今ではすっかり「いい子、いい子」ができるようになりました。


一方、大地もそんな毎日を過ごすうちに慣れてきたのか、ちょっとのことでは怒らないように。


こうなるまで1年半ほどと、少々時間はかかってしまいましたが、やっとお互いに良い距離感がつかめてきた今日この頃です。


そんなお年頃のお子様におススメな一冊「わたしとあそんで」

ここでそんなお子様におススメな一冊をご紹介します。


ママはひでくんに大地との触れ合い方を教える中で、「わたしとあそんで」という絵本をよく読み聞かせしていました。


この絵本は、主人公の女の子を通じて、どうぶつとの付き合い方やどうぶつと仲良くなるコツを優しい文章と柔らかな挿絵から教えてくれます。


ひでくんはまだ内容を全部は理解できないものの、挿絵のどうぶつ達を指さしたり、女の子の言葉を真似してみたり、この絵本をとても気に入って、今では夜の寝かしつけ絵本の定番になっています。


【ものがたり】
原っぱにやってきた女の子が、ばったや、かえるや、うさぎやしかと遊ぼうと、みんなをつかまえようとします。


でも、つかまえようとするとみんな逃げていってしまいます。誰もあそんでくれないので、女の子はしかたなく池のそばにこしかけて、水すましを眺めてじっとしていました。


すると、逃げていったみんなが女の子のそばにもどってきてくれました。しかは女の子の顔をぺろりとなめてくれました。女の子はとってもうれしそう。みんなとっても楽しそう。


【書籍情報】
「わたしとあそんで」
マリー・ホール・エッツ ぶん/え よだ・じゅんいち やく 福音館書店


まだまだみんなで勉強中

ひでくん家族の場合、ひでくんは大地が10歳の時に生まれました。それまで一人っ子で甘えて育った大地にとっては突然の新入り登場。


ママは生まれたばかりのひでくんと猫の大地を、いつから触れ合わせていいのか分からず、ひでくんが生後6ヶ月を迎えるまで完全に別の部屋で、触れ合わせることなく生活させていました。


そのことも大地にとまどいを与えてしまったり、ひでくんが想像以上に大地に興味津々になってしまった原因かもしれません。


今も決して仲がいいとはいえないひでくんと大地ですが、一歩ずつ「家族」であることを認識していってもらえるよう、ママは見守っていきます。




次回は、スムーズに仲良くなれたご家庭の例をご紹介させていただきます。お楽しみに!

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