スカンクと犬猫の共通点を知ろう

2018.03.19

スカンクのおならは、とても臭いというイメージがあります。ただしこの臭い、実は腸で発生したガスではなく、肛門腺の分泌液の臭いです。


肛門腺とは肛門付近にある左右一対の袋で、その中に強烈な臭いの分泌液をためています。


スカンクはこの肛門腺の分泌液を、敵に襲われたときの武器にします。悪臭によって敵がひるんだ隙に逃げるためです。その効果は1キロ先でも分かるほどだそうです。


犬猫にもスカンクと同じように肛門腺があり、分泌液をためています。目的は武器ではなく臭いづけのため。排便時に肛門腺から分泌し、自分の縄張りを主張する役割があります。また、犬同士がお尻のあたりを嗅ぎ合うのは、肛門腺の臭いで個体を識別するためとされています。


ただし、小型犬や中型犬などは、自力で肛門腺の中身を排出できないことがあります。肥満やストレス、下痢や便秘などの体調不良、寒さや高齢によっても、分泌液がたまりやすくなります。


こうした場合は、人の手で絞り出す必要があります。放っておくと、肛門腺が化膿して炎症を起こしたり(肛門腺炎)、ひどいときには破裂してしまったり(肛門腺破裂)することもあります。


個体差はありますが、肛門腺を絞る目安は1カ月に1回程度です。お尻を床にひきずったり、気にしてなめていたりしたら要注意。動物病院やトリミングサロンなどで処置してもらいましょう。


動物に臭いはつきもの。特徴を理解し、うまく付き合っていけるといいですね。

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