犬猫に危険なサプリメント

2019.02.12

近年、ペット家族化が進み、犬猫の生活が人間生活に限りなく近づいています。しかし、犬猫と人間との違いをきちんと理解することも大切です。今回は健康に関する勘違いをご紹介します。


犬猫に、チョコレートやネギ類を与えてはいけないことを、ご存じの方は多いでしょう。では、カルシウムのサプリメントはいかがでしょうか。


以前、健康に良かれと、自分用のカルシウムのサプリをペットに与えている方がいました。人間の場合は、カルシウム摂取がシュウ酸カルシウム結石の予防になるとの報告があります。消化管の中でシュウ酸とカルシウムが結合し、それらの吸収が阻害されるためとされています。


しかし、犬猫は、そもそもタケノコやホウレンソウなど、シュウ酸を多く含む食品を取ることが少ないため、カルシウムの摂取が結石の予防にはなりません。


それどころかカルシウムの過剰摂取は、結石を作りやすくしてしまう危険性があり、尿石症の既往歴を持つペットには注意が必要です。


また、自分が飲んでいるミネラルウォーター(硬水)を与えているケースも。硬水はマグネシウムなどのミネラル分を多く含むので、ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結石の危険因子となる可能性があります。


人間で良いとされているものが犬猫にとっては有害な場合があります。家族の一員であるペットを守るために、その違いをしっかり認識することが大切です。


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