犬が健康に過ごすために(上)

2017.05.15

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言葉で不調を訴えることのできない犬たち。飼い主がいち早く愛犬の体調不良を察知することが大変重要です。2回に分けて「家庭で見てほしい健康チェックの項目」をご紹介します。


①目

輝き、色、涙の量や目やに、充血、ショボつき、左右の大きさ、動きを確認しましょう。黄色い目やには感染症、ショボツキは角膜炎などの可能性があります。結膜炎では結膜が赤くはれ、涙や目やにが出ます。


②耳

臭い、腫れ、かゆみの有無、耳垢の量、色など確認しましょう。外耳炎では後脚で耳を引っかく▷首を振る▷頭を傾ける-などのしぐさをすることがあります。


③鼻口

鼻水、くしゃみやせき、呼吸を確認しましょう。鼻水は感染性疾患、せきは呼吸器系疾患、くしゃみはアレルギーや鼻腔内異物、歯科疾患の可能性があります。熱中症や心臓病などで、呼吸が早かったり荒かったりすることがあります。


④口腔

口臭、歯垢・歯石、よだれ、歯茎の色を確認しましょう。口臭や歯垢・歯石は、歯周病の可能性があります。また、歯茎の色が白いときは貧血、黄色いときは黄疸の可能性があります。


⑤皮膚と被毛

かゆみ、臭い、湿疹や発赤、フケ、べとつきなどがないか確認しましょう。湿疹や発赤は真菌などの感染で起こることがあります。


日頃のスキンシップで、愛犬の「いつもと違う病気のサイン」を見逃さないようにしましょう。

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